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ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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池島探訪 ~人々の暮らし

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池島の中心部は池島港周辺と池島中央会館周辺の二ヶ所あり、双方を行き来するには勾配のきつい急坂を上り下りせねばなりません。炭鉱で賑わった頃の中心部は池島中央会館周辺で、現役の施設では役所の出張所や郵便局に診療所、消防署が密集しています。既に閉鎖されているものでは食堂にスナックに食料品店に電気店がバラック状に連なっているほか、娯楽施設としてボウリング場まであったようです。炭鉱マンの給料はサラリーマンの2倍あったとされ、かなり豊かな生活をしていたのではないでしょうか。私は休日ならすぐ外に出掛けたいと思う性分ですからこんな狭い島に閉じ込められたら発狂すると思いますが、当時の人たちは生活に満足していたのでしょうか。

池島ウォークマップを見ると現在は101戸・140人が池島に暮らしているそうです。島を巡っていても人や車に出会うことは皆無で、会った人といえば宿の管理人にバスの運転手くらいで、一体何処に百何人もの島民がいるのか不思議になるくらいです。それよりも大量繁殖の影響なのか至る所に野良猫がおり、間違いなく人の数よりも多いです。大概が廃墟の集合住宅ですが、よくよく観察してみると棟によっては洗濯物が干してあったり車があったりして生活の跡が見られます。

推論の域は超えませんが、まず役所関係や社会インフラ関係の人が暮らしているはずです。出張所や学校や消防署の職員、電気やガス会社の常駐者もいるでしょう。そして観光・交通関連従事者です。炭鉱ツアーや施設警護に携わる方、観光協会の職員、宿泊施設や島で唯一の商店「かあちゃんの店」の店員、バス運転手やフェリー乗場の担当者がこれにあたります。さらには解体専門業者もいるようですが、他にはこの島に仕事らしい仕事はありません。炭鉱が閉鎖され、家庭菜園程度の農業しかない池島では、新規の移住者が来ることも考えにくく集合住宅の新規入居者も募集してないはずです。あと考えられるのは、かつて炭鉱で働いていた人が定年退職してそのまま住み続けている場合です。島への愛着もあるでしょうが、炭鉱ツアーの案内役によれば市営住宅の一ヶ月家賃は5,000~6,000円程度だそうで離島の不便な暮らしさえ我慢できれば悠々自適な生活が送れるのです。

今夜は池島に宿泊しますが、平日の明日になれば素の池島の姿が見られるかもしれません。
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| 18年7月/長崎 | 18:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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