ニッポン風めぐり紀行

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学都松本 水の風景

本活動の主題と据えていた松本滞在が終焉を迎えようとしています。諏訪や安曇野にも行きましたが、拠点とした松本の街もじっくり歩くことができました。私は城にあまり興味がないので、松本城は行っていませんが…。



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松本の街を一言で表現するなら、「学都・水都」という言葉に尽きるでしょう。

松本平と呼ばれる盆地である松本は、市街地を流れる女鳥羽川と薄川の伏流水が豊富で、街の至るところでおいしい水が湧き出ています。大きな都市でありながら、水の流れる音が聞こえる街の風情は大変美しいものです。源智の井戸には御神体が祀られていて、地元の方が手を合わせて水を汲んでいかれる光景は印象的でした。



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一方、松本は学都でもあります。松本深志、松本蟻ヶ崎、松本美須々丘、松本県ヶ丘、そして松商学園。松本には美しい校名と伝統のある高校が数多くあります。また開智学校や信州大学の全身である旧制松本高等学校の建物も現存しています。教育は世代間での学びの継承であると考えますが、歴史ある高等教育機関や健在であること、そしてその象徴的存在としてかつての学舎が保存されていることで、延々と受け継がれてきた学びの気風が息づいているような気がするのです。

特に薄川沿いに建つ私立松商学園は印象的でした。100年以上の歴史がある松商学園は、創立当時の校舎がいまなお健在で、まるで公立校のような独特の存在感があります。松商学園の周囲をぐるっと歩いてみたとき、グラウンドでは野球部、隣のコートではテニス部、校舎内からは吹奏楽部、薄川の河川敷では陸上部が練習していました。薄川沿いは松本市民の憩いの場になっていて、堤防はウォーキング・ジョギングのコース、河原は芝生になっていて犬の散歩からBBQまでできるという環境なのです。そしてあちこちにベンチが整備されていて、学園の全景を眺めることができるのです。つまり、様々な理由で河川敷を訪れる人の目には松商学園が必ず映るわけで、地域に見守られながら人が育つ理想形のような気がしました。最近の学校は防犯対策で校門を閉ざしたり、フェンスを張って中を見えなくするなど、地域から孤立しがちですが、松本は松商学園に限らず、教育風景が市民の目に触れる機会が多いのではないでしょうか。



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そして、その環境づくりに水が大きく貢献していることも事実です。水の流れる場所に人が集まり、人が育つことに良い影響を及ぼしていると思います。

三日間の松本滞在を通して、ますます松本の街が好きになりました。そして、メーヤウ・しづかの二大巨頭も忘れてはなりません。
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| 17年GW/信州・北陸 | 22:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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