ニッポン風めぐり紀行

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宿泊帳簿55.由布院 名苑と名水の宿 梅園(宿泊編)

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温泉地として全国的な知名度を誇る由布院温泉。

これまで立ち寄り入浴や通過したことはあっても、宿に泊まりじっくり街を歩くという経験はなかったのだが、今回由布院温泉に宿泊する機会を得ることができた。

由布院温泉は、由布岳を仰ぐ盆地のなかに宿が点在していて、大規模なホテルや旅館はほとんどなく、歓楽的要素の強い温泉街も存在しない。長閑な田園風景とお洒落で現代的な宿が特に女性に人気らしい。温泉街は存在しないが、湯布院駅と金鱗湖を繋ぐルートには「湯の坪街道」があり、土産・甘味・カフェ等が軒を連ねている。



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由布院駅から金鱗湖へと伸びる駅前通りや湯の坪街道にはお洒落な店が軒を連ねるが、その中には県外の資本が入っている店が多数ある。由布院に来たのに東京や京都で製造されたものを喜んで買っていく。とある店に行ったとき、一体何のために此処にきているのかと残念な気持ちになると店主が話していた。

その店主が絶賛していたのが「kotokotoya」のジャム。地元や周辺地域で栽培・収穫された野菜・果物を使い、じっくりコトコトと手間暇かけて作られた商品だそうだ。店内で試食をしたら美味しかったので購入したのだが、前述の店主からは、「良い買い物をされましたね」と褒めていただいた。




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さて、今回お世話になったのは「名苑と名水の宿 梅園」。

本ブログではあまり登場しない豪華温泉旅館である。私もこれまで様々な宿に宿泊してきたが、宿の格式・宿泊料金・豪華さの観点からすれば、自分史上利用してきた中ではトップクラスの旅館の一つだ。12月下旬のクリスマス3連休直前の平日の宿泊だったことと、「九州ふっこう割」の宿泊補助も受けることができたので、比較的手頃な価格(とはいってもかなり高価)で利用できたのは助かった。

宿に到着した頃にはすでに日が落ちていた。由布院の中心部から田園地帯を抜けたところに梅園はある。広大な敷地を持つ宿であることを下調べで把握していたのだが、駐車場に着いても周囲が暗いのでその全貌がよく分からない。すると宿の方が車で迎えにきてくれて車内の荷物を持ち出してくれた。どうも駐車場からフロントまで少々距離があるようで私も一緒に送迎車に乗って運んでもらった。



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梅園には宿泊棟もあるのだが、今回利用したのは離れの部屋。広大な敷地の中に広がる庭園の中には離れが点在していて、豊かな自然に囲まれて周囲を気にせずゆったりとした時間を過ごすことができる。


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客室は和洋室で、10畳の和室にベッドルームに広縁が備わっている。このような高級旅館に泊まるのはほとんど初めてなので比較対象がなく評価のしようもないが、贅沢の極みというか至れり尽くせりの空間で快適そのものだった。




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宿に到着して急いで風呂に入り、お楽しみの夕食へ。

食前酒 梅園特製梅酒

先付け 南瓜豆乳豆腐南瓜クリームソース

前菜  牡蠣葱味噌焼き 薩摩芋密煮 琥珀玉子 鮭の豆腐テリーヌ
     海老 銀杏 零余子松葉串 ミニトーストのカナッペ風

御造り 旬魚三種盛り

蒸し物 茶碗蒸し

鍋物  鱧と牛コラーゲン鍋

強肴  陶板焼き 豊後牛 冠地どり つけ添え野菜 自家製たれ 岩塩

煮物  錦雲豚やわらか煮 馬鈴薯ソース

食事  十二穀米

留椀  つみれ汁

香の物 季節の漬物二種盛り

水菓子 洋梨ゼリープリン


旅館の夕食は総じて量が多いのでそれを見越して昼食は軽くしておいたのだが、それでも全部食べるのには苦労した。どれもこれも美味しかったが、特に印象的だったのは食前酒の梅酒、御造りの勘八、鱧と牛コラーゲン鍋だろうか。



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翌朝の朝食は和・洋が選択でき、和食を注文したのだがこちらもかなりのボリューム。夕食も朝食もどれもこれも美味しくて大満足内容だった。

旅館に一泊してみて印象的だったのは外国人の多さで、その大半は中国・韓国からの旅行客だった。そして従業員の側にも同国出身の人間が多数いたのには驚いた。研修生として働いているらしく、外国人客の言語対応の意味で雇っているのだろう。片言の日本語で接客している姿には大変好感が持てるのだが、こうも外国人が多いと日本人の側としては少し戸惑ってしまう。B&Bが主流の外国ホテルに対し、一泊二食付きの旅館は日本的な贅沢の極みともいえるものだが、日本人が気づかないうちにすべて外国人富裕層に乗っ取られ、そのうち日本人の手の届かない存在になってしまうのだろうか…。








<2016.12.22宿泊>
(1泊2食付 楽天トラベル利用)


■ 名苑と名水の宿 梅園
住所: 大分県由布市湯布院町川上2106-2(大分道 湯布院ICより10分)
電話:0977-28-8288
特記事項:絶景温泉、離れのある豪華日本旅館
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