ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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呑処巡礼 六番 ~高知 葉牡丹

2009年の日本一周で訪れて以来、約7年ぶりに四国の地を踏んだ。昨年の九州に続き、今年は四国を活動の重点地域にしていて、「道の駅スタンプラリー」をこなしながら今後も四国各地を巡る予定だ。



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そのスタンプラリーの一環で高知に宿泊する機会を得た。高知は過去に訪れたことはあるものの飲むのも泊まるのも人生初である。南国土佐は呑兵衛天国であり、海山の幸が味わえる居酒屋が多数あるとの話を耳にしていた。そんな高知の中で数少ない大衆酒場のひとつである「葉牡丹」の暖簾をくぐることにした。





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店舗ははりまや橋から程近く。国道32号線沿いにある・銀行等の金融機関が立ち並ぶ高知駅前の一等地の中で、ここだけ時間が止まっているかのような奇跡のような店の佇まいである。

入店前に暫く観察してみたのだが、次から次へと客が吸い込まれていく。私もつられて入店するとカウンターが1席だけ空いていて、首尾よく着席できた。店内は地元客と県外客が半々くらいか。厨房を囲むように配置されたカウンターは15~20席ほど。2階には団体客用のテーブル席もあるようだ。


暫くすると最初の注文を聞きに来てくれ、地酒「船中八策」と豆腐と土手焼きを発注した。

厨房はまさに戦場というか、とにかく目が回るような忙しさというのが端から見てもよくわかる。注文がひっきりなしに飛び交い、本当に意思疎通・指示系統が確立されているのかよくわからないが、それらの事情を年輩の常連客らはよく分かっておられて、なかなか料理がこなければ催促をすればよいだけの話である。私を新規の若造と見た隣席の常連客からも、「注文がこなかったら催促しないと損するよ」という忠告を受けた。従業員の中には韓国出身の従業員もおり、片言の日本語で一生懸命働かれている姿が印象的だった。


常連氏の注文を観察してみると、どうもここは豆腐系と串揚げが目玉のようで、特にスタミナ豆腐と串揚げの盛り合わせは大概の客が発注していた。最初に頼んだ土手焼の味が非常に印象に残っていて、濃厚でどろっとした肉の味は一緒に頼んだ豆腐と一緒に口にするとさらに美味しく、「船中八策」との相性も抜群だった。その後は麦焼酎×2と焼餃子を発注した。


私は調子に乗って90mlで500円以上する銘柄酒を発注したが、日本酒も焼酎も200円台からそろっており、各自が思い思いに酒肴を楽しんでおられる。葉牡丹は高価な酒肴を風格のある空間で贅沢に楽しむ場ではなく、安くて美味しい酒肴を一人静かに飲むもよし、隣近所と語らいながら飲むもよし、大勢で盛り上がって飲むもよしの、まさしく庶民の大衆酒場のような雰囲気だった。








<2016.10.9訪問>

・船中八策
・二階堂(麦)×2
・豆腐
・土手焼
・焼餃子



■葉牡丹
高知県高知市堺町2-21
088-872-1330
11:00~23:00
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