ニッポン風めぐり紀行

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呑処巡礼 一番 ~大分 炉端 阿吽

今回より、“呑処巡礼”と題し、全国各地の居酒屋で飲み食いした記録をシリーズ化して記事にしていくことにした。


記念すべき、第一弾は大分である。



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大分というところは、これまで駅前の繁華街を歩いたり宿泊したりした記憶というのが全くない。実質的に大分の街をゆっくり訪ねた経験というのがこれまで無かったのだ。九州・沖縄スタンプラリー2015~九州中央横断編の一環の活動で、ちょうど大分駅前の宿を確保することができ、せっかくだからと夜の大分の飲み屋街へと繰り出すことにした。





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大分駅前の中心市街地の目抜き通りの西側に並行して、飲食店が立ち並ぶセントポルタ商店街がある。アーケードのついた明るい雰囲気の商店街をトコトコと歩いていくと、やがてアーケードが途切れ、歩行者信号の先にホテル法華倶楽部・大分が見えてくる。この先からが大分髄一の繁華街・都町(みやこまち)である。明るい雰囲気だったセントポルタ商店街とは対照的に、都町界隈は怪しくディープな雰囲気に一変する。薄暗い中でネオンが煌々と輝き、都町に繰り出したお客を手招きしているようである。下調べを全くせずに街に繰り出し、何処か良い店はないかと探索したものの、なかなか此処という店が見つからない。そのとき、通りすがりに出勤途中だと思われるいかにも夜の店の人っぽい可愛いお姉さんに目が留まった。一体どこの店のお姉さんなのかとちょっとばかりついて行ってみたら、案の定とあるビルのキャバクラへと消えていった。







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結局のところ、都町界隈を後にしてさらにセントポルタ商店街もスルーし、大分駅前の飲食店が並ぶ一角まで戻り、「炉端 阿吽」の暖簾をくぐった。






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この日は昼の部において、蒲江で温飯を、佐伯で寿司と海鮮巻を食したので、夜の部では海鮮は避け、鶏天と焼鳥を肴に大分の地酒が飲めればそれで良かった。幸いにも阿吽は大分名物の鶏天をはじめ、焼鳥が充実していて、大分の地酒も一通り揃えられていた。


鶏天、かしわ飯、クロメ料理、佐賀関の鯖・鯵、蒲江や米水津の温飯(りゅうきゅう)、中津のから揚げなど、大分には豊かな食材に裏打ちされた魅力的な郷土料理が多い。そしてそれらの郷土料理において、圧倒的な存在感を放つのがカボスである。鶏天はカボスのポン酢に浸し、カボス入りの七味を振りかけて食べれば最高に美味いし、温飯やりゅうきゅうでは薬味として使われ、刺身にカボスを絞れば臭みがなくなりさっぱりといただける。最近では、平目や鯖の養殖でカボスをエサとして育てたブランド魚も出回っている。大分の郷土料理において、カボスは脇役でありながらもその存在感は抜群で、主役を引き立たせている。私はもともと山葵・生姜・葫・海苔・胡麻・七味などの薬味が好きで、陳皮や柚子やカボスといった柑橘系の薬味ももともと好きだった。だから大分の食というのは私の口に合うのだろう。

昼は海鮮、夜は鶏。国東半島の日本酒と焼酎を堪能しながら、大分の夜は更けていく。。。





<2015.11.22 訪問>
 
  
・西の関      国東 萱島酒造
・とっぱい(麦)  国東 南酒造
・レバーの甘辛煮(お通し)
・鶏天
・鳥皮
・うずらベーコン



■ 炉端 阿吽
大分県大分市末広町1-1-24
097-538-1185
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