ニッポン風めぐり紀行

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湯処巡礼 三十番 ~妙見温泉 妙見荘田島本館 (鹿児島)

本ブログでは『湯処巡礼』と題して、全国各地の温泉地をめぐった記録を掲載している。記念すべき掲載第1号は鹿児島県霧島市の妙見温泉 秀水湯 という温泉で、指圧治療院を本業とされている一般家屋の敷地内に温泉があり、療養・湯治目的で客を受け入れているのだ。2012年の夏に訪れたのだが、旅を終えて数日経っても温泉成分の匂いが消えず、本物の温泉とはこういうものなのだと教えられたのを今でも痛切に覚えている。妙見温泉はそのとき以来の訪問。果たして今回はどんな素晴らしい湯にめぐり合えるのかとワクワクしながら温泉地へと向かった。







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妙見温泉は比較的湯治色の強い温泉地なのだが、中でも妙見荘 田島本館は、約130年もの歴史を誇る。橋を渡った向こう岸に川に沿う形で田島本館の建物が見える。本館のほかに旧館というのもあったそうなのだが、今年6月に老朽化で取り壊されてしまったそうだ。駐車場のすぐ目の前が売店兼受付になっていて、受付のお姉さんに無料入浴手形に印を押してもらう。因みに日帰り入浴料金は250円とお手頃な価格で、非常にありがたい。






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田島本館には「神経痛の湯」「ねむの湯」という2種類の湯屋があって、どちらかひとつを利用することが出来る。はじめに「神経痛の湯」を覗いてみたのだが、湯治宿ということもあってか先客がいた。もう一方の「ねむの湯」はどうだろうと覗いてみるとこちらは誰もおらず貸切状態だったので、「ねむの湯」に浸かることにした。






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「ねむの湯」は湯治棟の地下部分にあって、高床式の床下にあると言えば分かりやすいだろうか。湯屋は非常に簡素だが趣のある木造小屋である。扉を開ける前からそうだったのだが、バシャバシャと激しく湯の落ちる音が聞こえてくる。以前の妙見温泉 秀水湯のときもそうだったのだが、ここでもとにかく惜しげもなく大量の湯が浴槽に注がれていた。






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「胃腸の湯」「傷の湯」という2つの浴槽があって、それぞれ違うところから配管が来ていて、奥側の「傷の湯」の方が若干熱めだった。さらにその奥には打たせ湯があって、これがバシャバシャという激しい音の正体だった。湯屋のすぐ外は大降川という河川が流れていて、鮎釣りの客や川遊びの子どもたちが夏のひとときを楽しんでいた。これぞ、日本の夏といった風景だろうか。

今回も、あいも変わらず析出物が大量にこびりついた鉄分豊富な赤褐色の濃厚な湯は、本物の温泉であることの証。3年前と同じように、今回も帰宅してから数日経つまで、身体から鉄分臭が消えなかった。



いいお湯をありがとう。




<2015.8.2入浴>


妙見温泉 妙見荘田島本館
所在地:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4236-1
連絡先:0995-77-2205
入浴料:250円(8:30~21:00)
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