ニッポン風めぐり紀行

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湯処巡礼 ~小浜温泉 脇浜温泉共同浴場 (長崎・雲仙)

島原半島の西側。

橘湾の沿岸に沿って半島外周を繋ぐ国道251号線沿いにあるのが小浜温泉だ。





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国道沿いに広がる温泉街は、旅館や土産物屋が軒を連ねて非常に賑やかで、一大温泉街の様相を呈している。一方で一本裏の道に入ると人通りのほとんどない地元商店街が形成されていて、表通りと裏通りの賑やかさは極端に異なる。





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小浜といえば小浜ちゃんぽん。日帰り温泉が併設されている「よしちょう」という店で私も小浜ちゃんぽんをいただくことにした。小浜温泉も小浜ちゃんぽんも今回が初めてだったのだが、長崎のちゃんぽんとの明確な違いというのは特になく、小浜で食べられるちゃんぽんが小浜ちゃんぽんなのだろう。強いて特徴を挙げるならば、ちゃんぽんと握り寿司がセットになって供される店が非常に多いことくらいか。「よしちょう」も多分にもれず、ちゃんぽんと握り寿司のセットがあったのだが、鮭そぼろののったご飯のセットがランチメニューで寿司セットより500円ほど安かったので注文することにした。スープが非常に濃厚で、まるで牛乳のようなコクがあって白飯と共に食べるととても美味い。自家製の麺は太くてやや固めで、かなりボリュームがある。キャベツ・人参・もやし・豌豆・蒲鉾・豚肉・エビ・きくらげ等等具材も豊富で、満足のいく一品であった。








さて、ここからが本題。





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今回お邪魔する小浜温泉の脇浜温泉共同浴場は先述の一本裏の静かな商店街沿いにあって、小浜温泉の中心部からはやや離れている。湯屋は外見からもかなり歴史のある建物であることがわかり、入口には瓢箪か何かの緑の屋根があって良い味を出している。窓が豪快に開け放たれていて男湯も女湯も覗こうとすれば覗けるほどだ。

扉を開けると左手に番台があり、テレビと扇風機が浸けっぱなしのままで大口を開けて爺さんが昼寝をしていた。今回も雑誌『まっとうな温泉』の無料入浴温泉手形を持参したのだが、全く起きる気配がないので仕方なく料金150円を台に置いて入場した。既に台の上には6~7人分くらいの150円が溜まっていて、どうやら長時間にわたりお昼寝中らしい。そもそもこの年老いた爺さんが『まっとうな温泉』の無料入浴手形のシステムを理解しているとは思えないのだが・・・。しかしこの全くのんびりとした雰囲気も悪くない。




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脱衣場には木製の衣類置き場。三十二番まである。額縁に飾られているのは昭和初頭の温泉分析書と入浴心得。長きに渡って地元住民に愛されてきた共同浴場であることが分かる。






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浴場は中央部分に浴槽が二つ。温泉は無色透明だが床がエメラルドグリーン色をしているため温泉も緑色に映り、温泉はほんのり塩味の塩化物泉である。浴槽は仕切られているがどちらも温度は変わらない。源泉温度は98℃というとてつもない熱さのため加水されて注がれている・しかしそれでも湯は熱めで、少し浸かっているだけで体の芯まで温まってくる。




<2015.7.20>


小浜温泉 脇浜温泉共同浴場
住所:長崎県雲仙市小浜町南本町7
料金:150円
営業時間:8:00~21:30
定休日:なし

電話:0957-74-3402

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