ニッポン風めぐり紀行

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湯処巡礼 ~柚木慈生温泉 (山口市徳地)

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山口県の山間部に突然現れる柚木慈生温泉(ゆのきじしょうおんせん)。その名前を聞いただけでも身体に良さそうな健康的な印象を受ける。山口県東部の山懐。島根県との県境に程近い旧徳地町の国道315戦沿いに突如として柚木慈生温泉の看板が現れる。一見すると宿泊施設とは思えないが、療養を目的とした湯治向けの一軒宿。地元客や県外客に名の知れた温泉だそうで、私が訪問したときも駐車場にはかなりの台数が停まっていた。






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山口県の温泉というと、湯田温泉や長門湯本や川棚が有名どころなのだが、この柚木慈生温泉の温泉成分はずば抜けている。泉質は炭酸泉で、カルシウムやナトリウムの成分が基準値の5~7倍という高濃度。源泉は17℃で厳密には温泉ではなく冷鉱泉で、循環なしのかけ流し温泉だ。柚木慈生温泉の特徴を最も象徴的に表しているのが「加温あり・加水あり」という文言だ。源泉温度が低いため加温されているというのは理解できるが、それに加えて何故加水されているのかというと、あまりにも温泉成分が濃すぎるために逆に健康に悪影響を与えるという指摘を医療機関からなされ、加水して成分を薄めることを勧められたためと館内に説明書きがされていた。







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(※ネットより抜粋)

褐色がかったぬるめのお湯。時間をかけてゆっくりと浸かっていると足元から上半身へとじわじわとぬくもってくるのが分かる。私が浴室に入ると既に3人の先客が頭だけを出して風呂に浸かっていたが、私がゆっくり30分かけて浸かってあがるまで、先客は誰一人として浴槽から上がらなかった。私も最後らへんは意地になって、誰かが上がるまで浸かっていてやると頑張ったが、私のほうが先に降参してしまった。風呂は6人も浸かれば満員になるくらいの大きさ。風呂の縁や床は析出物がこびりついている。高濃度の温泉成分で満たされた本物の温泉であることの証。逆に本物過ぎて成分を薄めるくらいだから困ったものである。

私は失念してしまったが、番台に申し出ると源泉の飲泉ができるようです。周辺には遊ぶところが何もなく、食べたり呑んだりできる場所もないのですが、逆の見方をすれば本気の湯治目的で来るのであればこのくらいの環境が最適なのかもしれません。





<2015.5.24 入浴>

柚木慈生温泉
住所:山口県山口市柚木2178
時間・料金:10:00~20:00(500円) ※5日・18日定休
連絡先:0835-58-0430 
特記事項:高濃度炭酸泉、湯治宿併設(1泊3食付¥6,000)




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