ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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湯処巡礼 ~別府温泉郷 明礬温泉 山田屋旅館 (客室編)

母の日の次の週の週末。母の日の贈り物ということで母を連れて温泉旅行へ出かけてきました。これまでも母の日には鉢植えなどの贈り物をしてきましたが、温泉旅行をプレゼントするなんてことは私も初めてです。まだ現役で働いている母ですが昨年体調を崩して半年間療養し、だんだんと弱ってきているのだなと実感していました。体が動かなくなれば連れ出すこともできなくなりますから、出来ることは今の内にやっておかねばとの思いもありました。  





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九州の温泉地を中心に候補を絞り、お湯と料理の評判が良さそうだった別府温泉郷明礬温泉の山田屋旅館を訪ねることにしました。この明礬温泉というのは別府の市街地から山側に上った位置にあって、鉄輪温泉のさらに奥部にあります。宿はそれほど多くないのですが、温泉の質が良く、また宿によっても泉質に違いがあるとのこと。








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事前にネットや雑誌で下調べをしてこの宿を予約したのですが、温泉だけでなく、宿の雰囲気や料理の評判の良さが決め手となりました。山田屋旅館はかつては純和風の旅館だったのですが、内装に手を加えて現在的な雰囲気に変えていて、旅館としてはかなり異色です。エントランスはお洒落で落ち着きのある雰囲気でまとめられています。白や黒や茶色を基調としたデザインの中で、雑貨の形や色、キャンドルの灯り、観葉植物などが単調になりがちな色彩に変化をもたらし、彩りを添えています。







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階段を上がって二階の六畳部屋に通されました。畳敷きではありますが、やはり客室の雰囲気にしても現代的。現代的といっても洋風という訳ではなくレトロな感じでもありません。歴史や伝統を継承しながらも現代の価値や嗜好に合うようにセンス良くアレンジされていると表現すればよいでしょうか。ミネラルウォーターのサービスや弾力のある麻の座布団、卓上のフラワーアレンジ、浴衣でなく作務衣を常備している、入室時のアロマお焚き上げサービスなど、他とはひと味違った設備やサービスも多いです。





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夕食までに少し時間があるので、母は風呂に入りにいき、私は周辺を散策することにしました。明礬温泉は6~7軒ほどの宿が集まったこじんまりとした温泉で、15分もあれば歩いて温泉街を見て回ることが出来ます。温泉街といっても飲食店や土産物屋が立ち並んでいるわけではなく、静かで人通りも少ないので大切な人とゆったりと過ごしたいという人には向いていると思います。明礬温泉は江戸時代を起源として伝統的な湯の花採掘が行われてきた土地で、藁葺きの湯の花小屋があちこちに建てられています。また明礬温泉では温泉の鉱脈が地下のかなり浅い部分を通っているらしく、あちこちから温泉の蒸気が立ち上がる光景はいかにも別府という感じで誠に秀逸です。

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