ニッポン風めぐり紀行

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湯処巡礼 ~地獄温泉 清風荘

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阿蘇五岳の南側の斜面に位置する一軒宿の温泉です。阿蘇中岳中央火口から阿蘇パノラマラインを南阿蘇方面へ向けて下る途中に地獄温泉へと続く細い一本道があります。

この地獄温泉は以前から一度訪ねてみたいと思っていた温泉なのですが、当時はまだ首都圏で生活していましたから阿蘇の中腹の温泉地というのはそう簡単に行けなかったのですが、この度こうして訪問が実現しました。しかもあり難いことに雑誌『まっとうな温泉』の無料入浴温泉手形の掲載物件でもありまして、しかもGWも利用可能ということで遠慮なく発動させていただきます。






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地獄温泉に近づくに連れ、硫黄の匂いがほのかに鼻をかすめていきます。地獄温泉はやや人里から離れた位置にあって、近所に垂玉温泉の一軒宿がある以外は荒野と山林が広がっています。巨大な提灯が吊るされた玄関が特徴的な熊本阿蘇・地獄温泉。湯治宿として200年以上の歴史があるそうで、今でも自炊棟が残り湯治を目的として長期間にわたり滞在する客も多いそうです。







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(※清風荘HPより抜粋)

地獄温泉清風荘には泉質の異なる5つの湯があるそうなのですが、その中で地獄温泉を代表すると思われる混浴露天風呂の『すずめの湯』を案内されます。温泉の理想形とも言える足元湧出の露天風呂で、温泉が湧くその場所を湯船にし、屋根をつけただけという加水なし・加温なしのまさに本物の温泉です。

一応混浴なのですが、男女別のかなり年季の入った木造の脱衣室の中にそれぞれ内湯があって、女性客の多くは露天風呂には出ず内湯を楽しまれているようでした。露天風呂はほぼ男性客で独占状態で、GW真っ最中のこの日は20~25人近い客がいましたので、この中を女性客が入るのはかなり勇気がいると思います。「あつめの湯」「ぬるめの湯」の2種類があって、「あつめの湯」は5~6人入れば満員という湯船が2マスほど、「ぬるめの湯」は2~3人が入れば満員という湯船が6マスほどあって、「ぬるめの湯」はほぼ満員だったので私は「あつめの湯」を選択しました。強烈な硫黄の匂いを放つ白灰色の湯がブクブクと足元から湧いて出ているのが分かります。同じ「あつめの湯」でも場所によって湯温に差があり、もう片方のマスは熱すぎて入れず、足だけ浸けて「こりゃ無理だ・・・」と諦めて私の入っているもう片方のマスに浸かるという展開が幾度となく繰り広げられました。加水なし・加温なしにも関わらず、場所によって湯温が異なるという事実こそが生まれたての温泉であることの証明です。此処に来られている人は本物の温泉の魅力を熟知されている方ばかりなのでしょう、さすがに湯治の宿だけあって一人ひとりの入浴時間がとにかく長く、私も1時間近く粘りましたがタイミングの悪さもあって結局「ぬるめの湯」に浸かることは出来ませんでした。



良いお湯をありがとう。






<2015.5.5 入湯>


地獄温泉 清風荘
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
時間・料金:08:00-20:00(600円)
連絡先:0967-67-0005
特記事項:湯治宿、足元湧出

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