ニッポン風めぐり紀行

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湯処巡礼 ~別府 竹瓦温泉

2日目の朝も別府の共同浴場めぐりから始まります。



朝6時半に営業が始まるのですが、その一番風呂に入るべく、5時には起床して風呂に入って一息ついたらすぐにバイクで走り出せるよう荷物をすべてまとめておき、開店10分前に温泉玄関前の広場に到着しました。因みにカプセルホテルグロリアから竹瓦温泉までは歩いて3分くらいです。





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私のように朝風呂を狙った外来客や日課のように毎朝来ておられると思われる地元客など、およそ15人くらいが既に待機していました。寝巻姿に風呂桶と石鹸を抱えた婆さんが『立派な建物でしょう。』と話しかけてきたので暇つぶしにいろいろと話をしました。威厳と風格が漂う湯屋は唐破風造りと呼ばれ、昭和初期に建てられたものだそうです。一階部分には普通浴場と砂湯に高い天井の休息広間があり、畳敷きの大広間がある二階部分はかつては温泉客の休憩所として解放され、その後は公民館として住民の会合等に使われていたそうです。私が「毎朝浸かりに来ているんですか?」と尋ねると、婆さんは「だいたい来ているね。朝は湯が柔らかいんだわ。」と仰っていました。


開錠時間になると一番風呂を狙う客が急ぎ足で入口受付へと押し寄せます。私は特に一番手に執着するつもりもないので、混雑が空くのを待って100円を支払って入場します。案の定、浴場内は満員御礼といった感じで、どうにか空いている脱衣場を見つけて裸になり、階段を下って混雑する温泉に浸かります。ところで竹瓦温泉の源泉温度は53℃ほどあり、そのままの状態で浴槽に注がれているのでその一番風呂はかなり熱めです。あれだけ競い合って風呂に入ろうとしていた人々もそう長くは浴槽に浸かっていられないようで、意外にも浴槽内は空いていました。私も熱くてのぼせてしまうので浴槽の縁に座って一息つこうかと思って腰掛けたのですが、「すいません、縁に座るの禁止なんですよ」と隣にいた地元のおっさんに注意されてしまいました。竹瓦がそうなのか別府がそうなのかはよく分かりませんが、浴槽に浸かった後、一息つこうと縁に座って一休みすることがあると思うのですが、竹瓦温泉ではそれが禁止されています。それから暫く観察していたのですが、勿論多くの外来客はそんなローカルルールは分かっていませんから、このおっさんの忠告を受ける外来客多数・・・。浴槽の角っこを占拠して風呂の様子を観察し、違反者がいれば速攻で取り締まるというまるで竹瓦の番人のようなおっさんでした。風呂上がりに別の方の会話を聞くところによると、どうやら女湯にも同じような番人がいたようで、おそらく毎朝のように竹瓦に通い、違反者を取り締まっているのではないかと思います。何故縁に座るのが駄目なのかは結局聞けずじまいでした。


建物の秀逸ぶりもさることながら温泉自体も新鮮で、婆さんの言う「柔らかい湯」というのも何となく分かったような分からないような・・・。ただとにかく熱いので湯船に浸かってじっくりと湯を楽しむというよりかは、さっと浸かってさっと上がるのが良いかと思います。あまり粘ると茹でダコになってしまうので注意が必要です。







<2015.5.4 入湯>

別府温泉郷 市営竹瓦温泉住所:大分県別府市元町16-23
時間・料金:06:30~22:30(100円)
連絡先:0977-23-1585
定休日:12月の第3水曜
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