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ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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宿泊帳簿06.埼玉・秩父 民宿みたけ

だいぶ間隔があいてしまいましたが、2014年秋の『奥秩父ツーリング』のレポートの続きになります。


その1は⇒コチラ


1泊目の宿とした、秩父市の旧大滝村にあります『民宿 みたけ』の紹介です。




秩父市中心部から国道140号線を山梨方面へ向けて走り、旧大滝村の中心部に本民宿はあります。市街地から離れるにつれて徐々に住宅が少なくなっていき、秩父の山懐へと分け入っていくのですが、秩父鉄道の三峰口を過ぎるといよいよ人気がなくなり、気温もぐっと低下します。住所の詳細と国道沿いにその民宿はあるという情報だけを頼りに進んでいくのですがそれらしき宿は見つからず、道の駅『大滝温泉』にていったん休憩することにしました。住所的にも目的地に近づいていることは間違いないと思いながらももう少し進んでみるかと走り出した途端、1分もかからないうちに『民宿 みたけ』を発見しました。道の駅からも徒歩圏内の距離です。



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国道に面した位置に専用駐車場があり、そこから少し上のほうに進んでいくと民宿が見えてきます。いかにも百姓という風貌の穏やかそうなご主人に迎えられ、部屋まで案内されます。この日は私以外に宿泊者はおらず、二階の一番奥の部屋に通されます。まだ10月とはいえ奥秩父の夜は冷え込むので、既にこたつがセットされていました。この部屋を含めて6畳の部屋が合計3部屋それぞれ襖で仕切られている格好で配置されています。建物自体は結構大きく、二階全体が客間のようになっているので、ここ以外にも座敷部屋はいくつかあるものと思われます。


さて、部屋に腰を下ろして一息つくわけですが、既に外は暗く周囲には何もないので、風呂に入るか飯を食うかTVを見るかくらいしかやることがありません。道の駅『大滝温泉』が近いのでそこに風呂に入りにいこうかと考えていたのですが、ご主人が「一階の風呂に温泉を沸かしておきましたから、温かいうちにどうぞ。」というので早速入ってみることにしました。



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浴室入り口には『奥秩父大滝温泉 三峯神の湯』の張り紙。実際に浸かってみると肌のすべすべ感といい確かに温泉であり、身体の芯まで温まりました。風呂上がりにご主人に聞いてみると、この三峯神の湯というのは三峯神社内の興雲閣という宿坊にある温泉の名称で、源泉を自宅にひいているのではなく村内の温泉スタンドから温泉を買って入れているとのことでした。通常の水道水を使えば済むところを、わざわざ温泉をためてくれるなんて非常にありがたい心遣いです。

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(※余談ですが、翌朝出発して暫く走ると、それらしき温泉スタンドがありました。)




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部屋に戻ると隣の部屋に布団が敷いてあり、ご主人が夕食を運んできてくださいました。そしてこの夕食が度肝を抜かれるほどボリューム満点のメニュー構成!!アジフライ×2、ほうれん草の胡麻和え、肉じゃが、胡瓜の浅漬け、マグロの山かけ(ヤマイモの下にマグロのブツ切りがごろごろ)、焼き魚、そして極めつけは素麺3玉という充実しすぎの内容。おまけにご飯も炊飯ジャーごと持ってきてくれて好きなだけ食べてくれという大盤振る舞いなのであります。焼き魚は既に冷め切っていて、山かけの下のマグロも赤身が一部どす黒いなど惜しい部分はありますが、一方でアジフライは熱々の揚げたてで白飯も抜群に美味いし、何と言ってもこのボリュームですから何も文句は言えません。


たらふく食ったら一気に眠くなってしまい、すぐに就寝しました。




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翌朝。鯵の開きにみそ汁にマヨネーズ大盛のさやえんどう、そして相変わらずの炊飯ジャーごと持ってきてくれる何度でもおかわり自由の白飯という朝食。実は『民宿 みたけ』に予約の電話の入れたのは宿泊日の3日前。直前の予約だったからか電話口で話すご主人はあまり乗り気ではないご様子で、渋々予約を了承したという感じだったのですが、その理由が今朝分かりました。実はこの日親戚で一周忌法要が行われるとのことで、朝早くに家を留守にしなければならないということでした。昨晩のうちに朝飯の時間を伝えられていたのですが、漸く事情が分かりました。朝食を済ませ、出発の支度を進めていると、何やら息子夫婦らしき一行が礼服姿で来たりと人がゾロゾロ集まってきました。これはのんびりしてる場合じゃないと察知し、急いで荷物をまとめ会計を済ませて撤収しました。


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忙しい中でボリューム満点の食事や温泉を準備していただき、これで1泊2食6,000円なのですからたまりません(これでも値上げしていて、少し前は5000円だったらしい)。二階の客間と一階の家族居住空間がしっかり分けられていて、部屋の目の前にはトイレや洗面所、お風呂に行くにも専用の階段があるので、互いに干渉せず気を使うことなく滞在することが出来ます。民宿にありそうな交流や語らう時間はほとんど無いのですが、きっと自分の部屋で食事をさせてくれたのもツーリングの一人旅の身である私を思っての配慮だったのではと思います。登山客のグループなどではまた少し対応が違うのではないでしょうか。つかず離れずのほどほどの距離感が妙に心地よく、まるで自分の家であるかのように快適に滞在することが出来、非常に価格満足度の高い宿でありました。


<2013.10.12宿泊>


■ 民宿 みたけ   

埼玉県秩父市大滝940

tel:0494-55-0048

1泊2食:6,000円

特記事項:三峯神の湯の温泉、ボリューム満点の食事
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| 13年10月/奥秩父 | 21:22 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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今月の11月30日2名で予約しております磯ですが、都合によりキャンセル致したくご連絡致しますのでよろしくお願いいたします。何度か電話いたしましたがれんらくできませんでしたので、メールしますが、返信いただきたくお願いいたします。
携帯NO,09093352952

| 磯  正輝 | 2017/11/08 18:11 | URL |















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