ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

2015年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年12月

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呑処巡礼 一番 ~大分 炉端 阿吽

今回より、“呑処巡礼”と題し、全国各地の居酒屋で飲み食いした記録をシリーズ化して記事にしていくことにした。


記念すべき、第一弾は大分である。



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大分というところは、これまで駅前の繁華街を歩いたり宿泊したりした記憶というのが全くない。実質的に大分の街をゆっくり訪ねた経験というのがこれまで無かったのだ。九州・沖縄スタンプラリー2015~九州中央横断編の一環の活動で、ちょうど大分駅前の宿を確保することができ、せっかくだからと夜の大分の飲み屋街へと繰り出すことにした。





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大分駅前の中心市街地の目抜き通りの西側に並行して、飲食店が立ち並ぶセントポルタ商店街がある。アーケードのついた明るい雰囲気の商店街をトコトコと歩いていくと、やがてアーケードが途切れ、歩行者信号の先にホテル法華倶楽部・大分が見えてくる。この先からが大分髄一の繁華街・都町(みやこまち)である。明るい雰囲気だったセントポルタ商店街とは対照的に、都町界隈は怪しくディープな雰囲気に一変する。薄暗い中でネオンが煌々と輝き、都町に繰り出したお客を手招きしているようである。下調べを全くせずに街に繰り出し、何処か良い店はないかと探索したものの、なかなか此処という店が見つからない。そのとき、通りすがりに出勤途中だと思われるいかにも夜の店の人っぽい可愛いお姉さんに目が留まった。一体どこの店のお姉さんなのかとちょっとばかりついて行ってみたら、案の定とあるビルのキャバクラへと消えていった。







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結局のところ、都町界隈を後にしてさらにセントポルタ商店街もスルーし、大分駅前の飲食店が並ぶ一角まで戻り、「炉端 阿吽」の暖簾をくぐった。






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この日は昼の部において、蒲江で温飯を、佐伯で寿司と海鮮巻を食したので、夜の部では海鮮は避け、鶏天と焼鳥を肴に大分の地酒が飲めればそれで良かった。幸いにも阿吽は大分名物の鶏天をはじめ、焼鳥が充実していて、大分の地酒も一通り揃えられていた。


鶏天、かしわ飯、クロメ料理、佐賀関の鯖・鯵、蒲江や米水津の温飯(りゅうきゅう)、中津のから揚げなど、大分には豊かな食材に裏打ちされた魅力的な郷土料理が多い。そしてそれらの郷土料理において、圧倒的な存在感を放つのがカボスである。鶏天はカボスのポン酢に浸し、カボス入りの七味を振りかけて食べれば最高に美味いし、温飯やりゅうきゅうでは薬味として使われ、刺身にカボスを絞れば臭みがなくなりさっぱりといただける。最近では、平目や鯖の養殖でカボスをエサとして育てたブランド魚も出回っている。大分の郷土料理において、カボスは脇役でありながらもその存在感は抜群で、主役を引き立たせている。私はもともと山葵・生姜・葫・海苔・胡麻・七味などの薬味が好きで、陳皮や柚子やカボスといった柑橘系の薬味ももともと好きだった。だから大分の食というのは私の口に合うのだろう。

昼は海鮮、夜は鶏。国東半島の日本酒と焼酎を堪能しながら、大分の夜は更けていく。。。





<2015.11.22 訪問>
 
  
・西の関      国東 萱島酒造
・とっぱい(麦)  国東 南酒造
・レバーの甘辛煮(お通し)
・鶏天
・鳥皮
・うずらベーコン



■ 炉端 阿吽
大分県大分市末広町1-1-24
097-538-1185
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九州・沖縄スタンプラリー2015 ~ 九州中央編 思い出の風景(1)

■ 延岡 味のおぐらのチキン南蛮


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私はタルタルソースが大好きで、カキフライとかエビフライとか白身フライとかには必ずと言っていいほどタルタルソースをかけて食する。夏に宮崎を訪れた時も、宮崎駅前の「おぐら本店」の暖簾をくぐり、そこで食べたチキン南蛮と濃厚で具沢山のタルタルソースの味を忘れることができず、また近いうちに宮崎でチキン南蛮を食したいと思っていた。


そしてこの度、宮崎北部の延岡を訪れることになった。延岡にも「味のおぐら」というファミリーレストランがあるが、宮崎のおぐらとは別系列の店舗である。ただ、それぞれおの創業者は兄弟の関係にあり、弟が宮崎のおぐらでチキン南蛮をはじめに世に広め、そして兄が事業拡大を見据えて延岡に進出したおぐらが、チキン南蛮にタルタルソースをかけて食べるスタイルを最初に提唱したそうだ。

つまり、延岡はタルタルチキン南蛮の発祥地。その元祖である「おぐら 大瀬店」を訪問する運びとなった。川沿いの橋の袂に建つ大瀬店は、地方都市のファミリーレストランの雰囲気が色濃く、その風情が大変素晴らしい。






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チキン南蛮と並ぶ名物であるちゃんぽんをはじめ、ハンバーグやステーキや天ぷらなどのメニューが充実しているが、メニュー数自体はそれほど多くはない。呼び出しボタンがなかったり、ドリンクバーがないことも大手のファミレスチェーンとは少し様相が異なる。店に入ってすぐ右手に厨房があって中を見渡せるのだが、何人ものコックが手際よく調理している姿が印象的で、レーンに沿って自動的に調理したり温めるだけではない本格的な料理が供されているのがよくわかる。






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もちろん発注したのはチキン南蛮。むね肉を使ったチキン南蛮が2枚のり、大量のタルタルソースがかかっている。付け合わせのキャベツも大量で、ライスも無料で大盛に変更が可能だ。個人的には味噌汁とか漬物がつかない構成にも大変好感がもて、余計なものを省きチキン南蛮と白飯でがっつりやってくれという店側の気概が伝わってくるようにも思える。







■ 佐伯の海鮮

大分県南部の佐伯は、豊後水道の豊かな漁場に恵まれていることから、寿司屋が多いらしい。黒潮の荒波に揉まれた魚介のみは引き締まり、魚種も豊富なのだそうだ。





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まず朝飯には、佐伯市南部の蒲江にて郷土料理の「温飯」をいただいた。又の名を「りゅうきゅう」とも呼び、鰤・鰹・鯖・鯵など切り身は様々だが、もともとは熱々の白飯の上に魚の切り身を乗せ、甘辛いたれをかけて食す地元漁師の船上飯で、佐伯の郷土料理として定着したそうだ。





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道の駅のレストランで食した温飯は、透き通るような美しさの鰤の切り身が乗っていて脂ののりが抜群だった。海苔・山葵・生姜・胡麻・葱といった薬味が味を引き立たせ、さっぱりといただくことができる。







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昼飯は佐伯港に隣接する「海の市場~鮮度壱番」へ。寿司の町・佐伯だけあって寿司の売り場が非常に充実していて、中には1カンごと自分好みのネタを選べるコーナーもあった。





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私はというと、鮪の中トロ・穴子・イクラ・サーモン・鰤などの上質なネタが揃った握りのセットを購入して昼飯とした。





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さらに、同じ売り場で具沢山の海鮮巻が目について衝動的に購入した。こちらもサーモン、ネギトロ、鰤のりゅうきゅう・穴子・イクラなどが詰め込まれたボリューム満点の海鮮巻で、こちらは3時のおやつとしていただいた。


活動2日目となった当日は、朝は蒲江で鰤の温飯、昼は佐伯の寿司、おやつと称して3時には佐伯の海鮮巻、夜は大分の飲み屋でとり天という感じで、大分の豊かな食に魅了された一日となった。

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湯処巡礼 三十六番 ~鹿児島 出水 十三奉行温泉

鹿児島県は出水市。

八代海に面し、ツルの飛来地として有名な街である。








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昼の活動を終えたちょうど夕刻時に出水の街に差し掛かり、何処かよい風呂はないかと探しているときに見つけたのが、十三奉行温泉である。

場所は泉の中心部から少し離れた野田郷駅近く。国道504号線から少し入ったところにある。


因みに、十三奉行=じゅうざぶろ と読む。このあたりの地名だそうだ。



既に周囲は暗く、どんな場所なのかいまいち分からなかったのだが、それでも周囲に民家はなく、畑だか果樹園だか牧草地だかが広がる場所だというのは想像できた。なぜなら、牛糞の肥しの強烈な臭いがたちこめているからだ。時折、牛の鳴き声も聞こえてくるほどだ。建物は比較的新しく、ボイラーだか何だかの大きな音が常時響いている。






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入り口の扉を開けると、「いらっしゃい」と30代くらいの元気そうな女性が迎え入れてくれた。入館料の300円を払うと、何の前触れもなく、「出水で学校の先生とかやられてます??」という謎の質問がコテコテの鹿児島弁でかえってきた。身なりがジャージだったし、確かに過去に教員をやっていたことはあるが、その方に言わせれば「知り合いによく似ている」らしく、なんとなく雰囲気が先生らしいのだそうだ。この方に限らず、私はよく雰囲気が先生っぽいと言われることがよくある。温かく優しそうな雰囲気があるらしい。自分では全く自覚はないのだが。。。








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さて、肝心の風呂であるが、黄土色のような泉色ので、甘いような塩味のような」今まで味わったことのないような不思議な味がした。お湯はキシキシ感のあるやや重たい湯で、浴槽にも黄土色の析出物がこびりついている。館内の張り紙によれば、源泉の温度は47.5℃で、黄土色の見えた湯の色も年々変化しているそうだ。塩素消毒をされているとのことだが、あまりそれを感じさせない湯だった。










よいお湯を、ありがとう。



<2015.10.11 入湯>


十三奉行温泉
所在地:鹿児島県出水市野田町下名4974-4
連絡先:0996-84-2488
入浴料:中学生以上300円 小学生140円 小学生未満50円(10:00~21:00)
定休日:毎月第2、第4水曜日

| 九州スタンプラリー | 23:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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道の駅 九州・沖縄スタンプラリー2015 ~経過報告(5)

先日の3連休で、九州の中央部を西から東に横断し、主に大分県の物件を中心とした活動を展開してきましたので、その経過報告になります。



77. 熊24  美里「佐俣の湯」        下益城郡美里町        (15.11.21)
78. 熊13  通潤橋             上益城郡山都町         (15.11.21)
79. 熊12  清和文楽邑          上益城郡山都町         (15.11.21)
80. 熊22  そよ風パーク          上益城郡山都町         (15.11.21)
81. 宮13  高千穂              西臼杵郡高千穂町       (15.11.21)
82. 宮03  青雲橋              西臼杵郡日之影町       (15.11.21)
83. 大02  宇目               佐伯市宇目           (15.11.21)
84. 宮02  北川はゆま           延岡市北川町         (15.11.21)
85. 宮17  北方よっちみろ屋       延岡市北方町           (15.11.22)
86. 宮05  北浦                延岡市北浦町          (15.11.22)
87. 大17  かまえ              佐伯市蒲江           (15.11.22)
88. 大10  やよい              佐伯市弥生            (15.11.22)
89. 大14  みえ                豊後大野市三重町       (15.11.22)
90. 大12  きよかわ             豊後大野市清川町       (15.11.22)
91. 大01  原尻の滝             豊後大野市緒方町        (15.11.22)
92. 大22  すごう               竹田市菅生            (15.11.22)
93. 大03  竹田                竹田市               (15.11.22)  
94. 大07  あさじ               豊後大野市朝地町       (15.11.22)  
95. 大19  おおの              豊後大野市大野町        (15.11.22) 
96. 大04  佐賀関              大分市               (15.11.23)
97. 大15  くにさき              国東市国東町          (15.11.23)
98. 大20  くにみ               国東市国見町           (15.11.23)

 


3日間で、合計22駅制覇という相当なハイペースで進みました。とはいっても、熊本の山都町、宮崎の延岡市、大分の佐伯市や豊後大野市など、かなり固まって立地しているところが多く、効率的に回ることができました。延岡のちゃんぽん、大分のとり天、蒲江の温飯、佐賀関の関サバなど、食の面ではかなり充実した活動でしたが、一方で「おんせん県」を名乗る大分県、とりわけ竹田や別府といった一大温泉地を通っているにも関わらず、途中立ち寄った温泉はゼロということで、少々バランスにかける活動であったと反省しております。



これにより、鹿児島・宮崎の南九州地方は全制覇となり、大分県内の3か所と、佐賀・長崎・熊本で拾い残した各1か所を訪問すれば、あとは比較的近場の福岡県内の道の駅12駅ということになります。


         
     
2015年11月24日現在: 98/116

福岡:4/16                    残:12
佐賀:7/8                     残:1
長崎:7/8(五島列島1件除外)        残:1
熊本:23/24                   残:1
大分:20/23                   残:3
宮崎:17/17                   残:0
鹿児島:20/20(奄美大島1件除外)     残:0
沖縄:0/0(沖縄本島8件除外)        残:0           

| 九州スタンプラリー | 21:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大分潜伏中。。。

3連休は、例によって九州・沖縄スタンプラリー2015ということで、今回は「九州中央横断編」と題した活動を展開しています。

初日は九州自動車道を下って熊本県の御船ICで流出し、熊本県の美里町や山都町、宮崎県の高千穂町や日之影町といった主に国道218号線沿線の物件を拾いながら、九州の中央部を西から東に横断する形で進み、1日目は延岡市の道の駅『北方よっちみろ屋』にて車中泊。11月下旬とは思えないほどの暖かさで、さすがに寝袋には包まりましたが、それでも少し窓を開けて寝てちょうど良いくらいでした。

2日目は、主に大分県内での活動を展開。豊後水道沿いの北浦や蒲江、内陸部の豊後大野や竹田など、海に山にと走り回りましたが、比較的近場に物件が密集しているので、非常に効率的に回ることができました。そして2日目の夜は大分駅すぐ目の前のホテルに投宿。大分の飲み屋街・都町界隈をぶらぶらし、先ほどホテルに戻ってきたところです。自身、大分に泊まる・大分で飲むということは過去に記憶がなく、実質初めてかもしれません。

最終日の明日は、佐賀関まで足を伸ばした後、国東半島の物件を回りながら北区の途につく予定でいます。

| 九州スタンプラリー | 22:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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湯処巡礼 三十五番 ~熊本 上天草 弓ヶ浜温泉 湯楽亭

わが宿は  海の見えねど  宝の湯


                 重ねて入りませ  紅に白に







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天草の海沿いに “洞窟風呂” があると聞きつけ、天草の弓ヶ浜温泉 湯楽亭を訪れました。国道から住宅地の細道を抜けて東シナ海沿いに立地する宿へと向かうわけですが、ナビがないためツーリングマップルを頼りに進みましたが、少々迷ってしまいました。



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玄関で受付を済ませ、500円支払って別棟の湯小屋へと向かいます。その湯小屋の入り口に、額縁に入れられて飾ってあるのが冒頭の短歌です。湯小屋の扉を開けると、幸いにも先客がおらず、完全貸し切りの状態。誰もいない今のうちにと思い、ここぞとばかりに浴場内を撮影します。








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まず浴室の扉を開けてすぐのところに、白湯と呼ばれる洗い場の備わった浴槽があります。温泉は無色透明でぬるぬる感がすさまじく、肌がすべすべになります。そしてここからさらに奥の浴場へと繋がっており、手前とは泉質の異なる赤湯と呼ばれる洗い場付きの浴槽があります。析出物がびっしりとこびり付いた少し塩味のする赤茶色のお湯ですが、季節によってはお湯の色が変化するそうです。






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さらにその先がありまして、岩場を掘り進めた洞窟風呂、寝そべって浸かれる個室風呂、さらに露天風呂と実に多彩!これらは赤湯と白湯をブレンドさせているようです。中でも洞窟風呂はまるで地底探検をしているような不思議な空間で、私は貸切で他に誰もいないのをいいことに、一人カラオケを熱唱しました(洞窟なので響音がよい)。


湯楽亭の開湯は非常に新しく、白湯は昭和52年、赤湯は平成9年だそうです。確かに、もともと白湯のみの湯小屋があって、後で赤湯や洞窟風呂などを付け足して言ったいったような形跡が窺えます。どうも宿主の温泉採掘の趣味が随分と高じてしまったようで、裏山を掘り進めて行ったら温泉が湧きだし、今の洞窟風呂や露天風呂ができたのだそうです。


冒頭の短歌にもありますが、湯楽亭は海に面した位置にはありますが、宿からの海の眺望は残念ながら期待できません。ただ、2種類の泉質の異なる温泉が楽しめることに加え、お湯に浸かっていると、手作り感満載の温かみや優しさを感じ取ることができるのも特筆すべき点です。

ひとつだけ難点を挙げるとすれば、洞窟風呂や露天風呂の湯がやや汚かったことでしょうか…。





良いお湯を、ありがとう。





<2015.11.2 入湯>

■ 弓ヶ浜温泉 湯楽亭
所在地:熊本県上天草市大矢野町上弓ヶ浜5190-2
連絡先:0964-56-0536
入浴料:500円(10:00~20:00)


| 九州スタンプラリー | 20:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州・沖縄スタンプラリー2015 ~ 熊本編 思い出の風景(2)

■ ニュー入船のちゃんぽん

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天草五橋のうち、最も三角側にある第一橋からすぐの場所にあるのが「ニュー入船」です。

国道沿いの古き良きドライブインのようなところで、その風情が秀逸です。一応分類としては、ファミレスになるかと思います。天草という土地柄、チャンポンの品書きが非常に豊富で、どれにしようか迷ってしまいますが、通常のチャンポン定食を発注しました。


醤油豚骨の比較的あっさり目のチャンポンで、野菜や豚肉といった具材に負けず劣らず、極太のストレート麺もかなりのボリューム。さらにご飯と餃子がセットでついてくるわけですが、ご飯は一応おにぎりか白飯かを選ぶことが出来まして、ただ店員氏の「おにぎりで良いですよね?」という半強制的な尋ね方からしても、天草ではチャンポンと一緒におにぎりを食べるのが定番なのかもしれません。確かに豚骨スープとおにぎりというのはよく合います。巻かれている海苔が味の引き立て役になっているのかもしれません。皮がヤワヤワの餃子や萎びた海苔が巻かれ申し訳程度の具が入れられたおにぎりからは、クオリティの低さを感じずにはいられませんでしたが、それもまたドライブインらしくて良い。









■道の駅「うき」のサンマの姿寿司

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松橋インター近くにある道の駅「うき」は、野菜や総菜類の品揃えが非常に豊富で、店内は非常に活気があります。

開店直後に訪れたのですが、入口に整列した店員が元気に挨拶をして客を迎え入れ、一人一人に買い物かごを手渡している様子はとても好感がもてました。

そこで購入したサンマの姿寿司が実に美味でした。炙りのサンマは香ばしくて脂がのっています。鯖や秋刀魚といった青魚は確かに足が早いけれど、うまい具合に加工することで美味しさが保たれる魚でもあり、秋刀魚のとれない九州で秋刀魚を食べていることに妙に感動しました。200円という価格も良心的で、気づいたら2つ目を購入していました。








■ 不知火の極早生みかん

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この時期の九州は、温州みかんの極早生種が旬の時期を迎え、何処の道の駅に行っても大概は温州みかんが売られています。15玉前後入った1袋が200~300円程度で売られていて安値で購入できます。おまけに、試食できるところが多いので、試食しまくって地域や農園による味の違いを楽しむのも乙です。私はどちらかというと甘味よりも酸味の強い青みがかった小玉の温州みかんが好きなので、購入前に食べ比べが出来るのは有り難いです。

このみかんも道の駅「うき」で購入したのですが、みかんひとつとってみても、その品揃えはずば抜けていて、出荷されている農園の数は20はくだらないと思います。


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広島→松江→東京→松江→熊本→大分→福岡→広島

先週末の土日から来週の3連休明けまでにかけて、表題の通り各都市を目まぐるしく移動する日々が続いています。


まぁ、土日祝の活動がほとんどなのですが・・・。


今週は平日に東京出張&松江出張があり、実は今日も昼過ぎまでは仕事で東京にいたのですが、15時過ぎの便で羽田を発ち、つい先ほど帰宅したところです。およそ半年ぶりの東京でしたが、人口の多い大都市は過密などの弊害もありますが、普段は地方で年配の方を相手に仕事をすることが多い私としては、たまに大都市に身を置いて若者の多い街の活気に触れるのも刺激的で良いものです。

明日は一日職場で仕事をしますが、夜の特急で松江まで移動して翌日は松江で仕事。その後の3連休は例によって九州・沖縄スタンプラリーということで、熊本→大分→福岡をめぐります。連休明けにはさらに広島出張があったりしてなかなかハードな日々が続いています。

とはいえ、以前にも記事で書いたかもしれませんが、私は趣味が「移動」といっても過言ではないくらい、いろいろな乗り物に乗って
あちこち動き回るのが好きなので、職場でPCに向かって仕事をするよりかは断然こっちの方が良いですね。体を動かす仕事よりもデスクワークの方がよっぽど疲れますから。








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ところで、前職で東京メトロで通勤していた関係でPASMO定期券として長らく愛用してきたANAカード。羽田からモノレールに乗るときに久々に使ってみたのですが、残額は十分あるにもかかわらずタッチしても赤ランプがついて通してくれません。窓口で尋ねてみると、どうも半年以上PASMOとしての利用がないとロックがかかってしまうようです。窓口で解除してもらうと普通に通れました。きっと羽田なんて、この手の申告は頻繁にあるのでしょうが・・・。


| 日常の話題 | 20:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州・沖縄スタンプラリー2015 ~ 熊本編 思い出の風景(1)

11月上旬の3連休を使って、九州・沖縄スタンプラリー2015~熊本編を敢行してきました。

今回は、旅先でのあれこれを思い出の写真と共にお伝えしたいと思います。





■日田・ 想夫恋のやきそば

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まず、「熊本編」と名乗っておきながら大分県日田市の物件から。

日田やきそばを全国に広めた『想夫恋』を紹介します。初めて聞いた方は、それが決してチェーン店の名称とは思えないようなちょっと変わった名前の『想夫恋』ですが、1957年創業のやきそばチェーンの老舗です。九州を中心に店舗展開されていますが、関東地方にも1店だけ横浜市青葉区に出店していて、かつて関東で生活していた時に一度だけ食べに行ったことがあります。その時の美味しさが忘れられず、想夫恋の故郷である日田で想夫恋のやきそばを食してみたいと思っていたのです。

日田市内にある友田店は、すぐ隣が想夫恋の本社という日田やきそば発祥中の発祥地です。11:00の開店15分前ほどから駐車場で待っていたのですが、お店の方が気にかけていてくれたようで、開店時刻5分前くらいには中に入れてもらえました。


想夫恋のやきそばは、単品で¥800と若干お高め。その他、各種トッピングやセットメニューも取りそろえられていますが、ここはやはり普通の焼きそばを発注します。

想夫恋のやきそばの特徴は、ずばり「焼き」にあります。通常焼きそばというと、油でコーティングされた麺を野菜と一緒に炒めている訳ですが、想夫恋のやきそばはコーティングされていない生のそばをそのまま焼きます。具材はもやしと葱と豚肉だけなので非常に水分が少なく、パリパリの堅焼きそばのようなイメージです。普段食べている焼きそばに慣れ親しんだ方だと少しパサパサしているので、好みが分かれるかもしれません。しかし、本物の「焼き」そばという意味では、想夫恋は本質を追究しているのかもしれません。






■ 九州自動車道 事故渋滞…

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2日目の朝。熊本ICから入線し九州自動車道を水俣方面へ向けて南進しているとき、松橋ICの少し先で事故渋滞に遭遇しました。順調に走行している矢先、カーブの先に突如としてハザードランプの車が見えたので非常に焦ったのを覚えています。ちょうど緊急車両が後ろから追い抜いて行ったので、事故発生直後だったと思われます。どうやら大型車両の荷崩れに追走していた乗用車が巻き込まれた模様です。







■ 薩摩⇔江戸

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芦北町田浦にて。

薩摩国から、遠く江戸を仰ぎます。






■ 天草の風景

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天草を訪れるのは今回で二度目なのですが、とにかく遠いというのが印象です。今回は道の駅『有明』までしか行っていないのですが、実際の距離以上に遠く感じました。この先、天草諸島の最南端の牛深まで行こうとすれば、熊本市街地からだと軽く100km以上あります。地図をよく見ると、海を隔てて鹿児島の阿久根や出水の方が断然近いのですから無理もありません。

天草を代表する風景ともいえる天草五橋をはじめ、有明で見た夕日など、風光明媚な場所多数。

| 九州スタンプラリー | 20:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ここさけ (※2回目) @熊本・光の森

先の九州・沖縄スタンプラリー2015~熊本編では、その道中で「映画を見る」という活動を組み込みました。






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例によって、 『心が叫びたがってるんだ。』 なのであります。





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10月初旬に一度山口県の周南まで見に行っているのですが、その時の感動をもう一度劇場で味わいたくて、活動初日の夕刻に、熊本のTOHOシネマズ光の森を訪れまして、ここさけ2回目を鑑賞しました。当日の11月1日は通常1800円の鑑賞料金が一律1100円となるスペシャルデーで、お得に映画を見ることができました。







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相変わらず号泣してしまい、活動期間中は終始劇中で使われたBGMが繰り返し脳内再生されるありさまで、活動を終えた今でもここさけの曲と熊本の風景がうまく重なって記憶に刻まれています。





2回目ともなると少し冷静に物語を観察することができるものです。


まず、何も知らない順が父親の浮気の現場を母親に話してしまい、それがきっかけで両親が離婚してしまう訳ですが、いくらおしゃべりとはいえ悪いのは父親ですから、それが順が言葉を失う理由としては少し動機づけが甘いというか、説得力に欠けるところがあると思いました。例えば家族や友達を言葉で傷つけて死なせてしまったという理由なら、言葉の持つ重みがより伝わってくるような気もするのですが、そうなると「あの花」とあらすじ的に重複するところがあるような気もして難しいところです。

次に、「地域ふれあい交流会」の存在です。地元のお年寄りや保護者など近隣住民を集めて出し物をするという行事なのでしょうが、実際のところ、地域の行事にこれほどまでに情熱をもって取り組めるとは現実的には考えにくいというのが正直なところであります。思春期特有の悩みを抱える高校生が、それを乗り越える理由づけが「地域ふれあい交流会」では少し印象が薄い気がするのです。それなら普通に文化祭での発表とか卒業発表とかにした方が良かったような気がしました。





しかしそれでもやはり、「ここさけ」の感動は色褪せることなく、評価が変わることもありません。

何度見ても感動する素晴らしい作品です。

| 『あの花』&『ここさけ』 | 21:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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