ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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新緑の芸北キャンプツーリング

GW明けの最初の土日。久しぶりにキャンプ場でテント泊をしてみたいと思い立ち、広島県北部の芸北地方にキャンプツーリングに出かけてきました。九州ツーリングのときは長距離移動による体力回復を最優先に考えてテントを持ち出さずにすべてホテル泊としたのですが、今回は移動距離も短くテント泊自体を楽しもうという内容になっています。





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目的地は島根と広島の県境付近にある「西中国山地国定公園聖湖キャンプ場」としました。一応広島県に入ってすぐの県境付近にあるのですが、益田からは50kmほどの位置にあって気軽に行くことが出来、広島方面へと続く国道191号線は屈指の山岳爽快ルート、さらに設備が整った広大なキャンプ場が無料で利用できるということで、以前から一度利用してみたいと思っていたのです。午前中はぐうたらしてしまって出発は13時過ぎ。キャンプ場周辺には食料を調達できる店はひとつもないことは承知していましたから益田市内で食料の調達をし、益田市美都町の美都温泉で入浴したり名水で喉を潤したりととのんびり進み、キャンプ場到着は18時前になってしまいました。








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聖湖キャンプ場という名がついていますが湖畔のサイトではなく林間サイトで、サイトから湖を眺むことは出来ません。私は今回の利用が初めてなのですが、噂どおりと言うか何と言うか、そのあまりにも広大なサイトとまるで無料とは思えない充実した設備に脱帽してしまいました。サイトは広大ですが小道が整備されているので車・バイクの乗り入れ&サイト横付けが可能です(ただし広大すぎるので場所によっては小道から遠くなる箇所あり)。トイレや炊事場も綺麗に管理されていて、人間が近づくと勝手にライトが点灯してくれるなど、ハイテクな一面もあります。この日は土曜日だったのでファミリー層や若者の集団など20組近くがキャンプをしていましたが、もちろん隣を気にするなんてことはなく、広々と利用できて非常に快適でした。

さて、私が愛用しているのがUNIFLAME勢の『Sore Tour』な訳ですが、久しぶりにテントを設営するので、手順を忘れてしまって設営完了までにかなり時間がかかってしまいました。以前使っていた一人用のテントは前室がなく、テント内であぐらをかいて座れば天井に頭がつくくらいの本当にただ寝るだけの窮屈なテントだったのですが、そういう意味ではキャンプ自体を楽しむのであれば『Sora Tour』はお奨めの好適品です。酒を飲みながら益田市内のイオンで買った惣菜をつつき、気持ちよくなったところで涼しい夜風に吹かれながらテントに寝そべって地図を眺めたり日記を書いたりして過ごすひとときが最高でした。









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気持ちの良い木漏れ日が差し込む中で清清しい朝を迎えました。テントの内側が夜露で濡れていたのでテントを解いて小道のアスファルト部分で思いっきり広げて乾かします。長期の旅だと少々テントが濡れているくらいなら畳んでも問題ないのですが、1泊の場合はそうもいきません。朝方は芝生も濡れていることが多いので、こういう時にすぐそばにアスファルト舗装の道があると重宝します。実際に1泊してみて、是非また利用してみたいと思わせてくれる、このあたりでは最高のキャンプ場です。無料というのが信じられないくらいです。ただし問題点もいくつかあります。ひとつはサイトは広大ですが平らな場所があまり多くないことでしょうか。昨晩くらいの人数なら余裕ですが、トイレや炊事場に近く、なおかつ平らな場所を探すということになれば場所は限られてきます。次に蚊が多いことです。特に夕暮れ時や朝方のテント設営&撤収の時間帯に蚊がまとわりつくように身辺を飛ぶので非常に難儀します。ただ、夜暗くなると何故かいなくなり、テント内に蚊が入ってくるなんてことはありませんでした。そして、周囲に食材を調達できる店や風呂がない点も注意が必要です。益田方面から行くのであれば益田市内で、広島方面から来るなら戸河内で食材を調達しなければならず、現地で調達するすべはほとんどありません。八幡高原の集落にヤマザキショップがありましたが、土日はやっていないのか店は閉まっていました。平日も夜遅くまでやっているとは思えず品数も限られてくるでしょうから、事前の食材調達がお奨めです。風呂に浸かるにも最低でも10km近く走らねばならない場所にあるので注意が必要です。






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さて、テント泊メインのツーリングですが、途中あちらこちらに立ち寄りました。まず以外に思われるかもしれませんが、広島県北部の芸北地方というところは全国でも屈指のスキー場密集地帯で、地元の人間にとっては言わずと知れたスキー王国です。私も小学生の頃はよくスキーに連れて行ってもらっていてスキーが好きになり、お手製で各スキー場のガイドのようなものをノートにまとめたり(実際には市販のスキーガイド本をただ丸写しにしただけ)、毎日各スキー場のテレホンサービスに電話をかけ、日毎の積雪量をノートにまとめるなど、訳の分からないハマり方をするくらいスキーには没頭していました。中学以降はすっかりご無沙汰になっていましたが、今回久しぶりに芸北のスキー場を訪れ(季節違いではありますが・・・)、過去の記憶がひしひしと蘇ってきました。




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その後は道の駅『来夢とごうち』で一息つきます。ここは道の駅の建物と道路を挟んだ向かいにある屋台が有名で、漬物がのった焼そばやコロッケや天むすなどの名物品が多数あってかなり賑わっていました。私も天むすおむすびのセットとコロッケを買い、近くのベンチで昼飯としました。




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その後、戸河内の井仁の棚田、さらに一気に浜田市まで移動して今度は山陰本線と日本海の景色を楽しんだりして、早めの帰宅となりました。

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| 日常の話題 | 20:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州ツーリング2015GW (四日目②) ~フェリーに心を翻弄される・・・

2015年5月3日~5月6日まで、4日間の行程で九州をツーリングしてきました。4月に故郷島根県での新しい生活と新しい仕事が始まり、まだまだ新生活に慣れない中の日常をこなし、いい加減疲れも溜まってきたところでの待ちに待ったGWの九州ツーリング!!うちの爺さんのまさかのクラッシュによりバイクが壊れ、修理のために出発が一日遅れるというハプニングもありましたが、どうにか出発まで漕ぎ着けました。

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阿蘇・九重連山に別れを告げ、九重町の中心部である豊後中村駅まで歩みを進めます。茅葺き屋根の駅舎が珍しいというので立ち寄ってみたのですが、それまでの木造駅舎を取り壊して新たに茅葺き屋根の駅舎にしたのが2010年のことで、意外にも新しい駅舎です。駅のすぐ目の前には非常に味のある駅前食堂が建っていましたが、営業しているかどうかは謎です。



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写真が一枚もなくてうまく伝えられないのですが、玖珠から院内へと向かう国道387号線はこの度のツーリングの中でも屈指の快走路で、とても印象に残っています。お奨めは玖珠⇒院内へと走るルートで、山間を緩やかに下っていく爽快なワインディングです。車の通りが極めて少なく、カーブも傾斜もゆるやかなものが多く尚且つ路肩が広いので、大変走りやすかったです。そして、その道の先にある院内を抜け、私にとって思い出の地でもある宇佐市の旧安心院町を訪問します。「安心院」と書いて「あじむ」と読むのですが、大学時代に農山漁村の地域づくり活動を主な研究テーマにしていた私は、特にグリーンツーリズムとか都市農村交流活動に興味を持ち、大学のゼミの先生からグリーンツーリズムの「西の横綱」だと教わった安心院町を研究活動の舞台とし(因みに東の横綱は岩手県遠野市)、観光とは一線を画した農村民泊の取り組みやスローフードの実践などの先進的な取り組みを調べ、地元の住民のお宅に実際に泊まってみたり、役場の方にお世話になったりと大変に思い出深い土地なのです。もう何度も訪れたことのある農村民泊でお世話になったお宅をアポなしで訪れたり、旧役場である宇佐市安心院庁舎を訪問したりして懐かしの地めぐりを楽しみました。新たな発見としては安心院町内にある「ムジカ」というシェフがやっている本格的なレストランがあって、ここが「CUISINE」というライダーハウスを併設されていることです。きっと料理も美味しいのでしょうが、1泊2食付で3,000円というのも嬉しい限りで、是非一度利用してみたいと思いました。私が使っている2009年のツーリングマップルには未掲載でしたが、最新版ではどうなっているのでしょうか。



さて、宇佐市中心部まで戻ってきたところで、いよいよ帰路につくという時間になってきました。ここでひとつ重要な選択を迫られる場面に遭遇することになりました。帰りのルートに関しては以前から2つの候補を持っていて、ひとつは宇佐から北上して往路と間逆のルートを辿ってひたすら陸路で帰るというもの、もうひとつは国東半島の竹田津港から徳山行きのフェリーに乗船するというものです。徳山から益田まではわずか100kmという距離ですから、体力的にはフェリーを使うほうがかなり楽です。しかしひとつ問題がありまして、徳山⇔竹田津のフェリーはバイクの乗船予約というのを承っておらず、当日のりばで受付を済ますという形式をとっています。運ぶのは自動車が中心でついでにバイクも乗せてやるというスタンスであって、バイクの乗船容量はだいたい10台ほどと聞いていました。ということは、仮に竹田津港まで行っても定員オーバーで乗れない可能性だってある訳です。しかも国東半島の付根に位置する宇佐から半島沿岸部の竹田津港まではおよそ30kmあります。仮に竹田津まで行って乗れなくて陸路で帰ることになれば往復60kmを余計に走ることになってしまいます。GW最終日の14:20という出航時刻。この便を逃せば次は19:00までないので広島や関西に帰るライダーの利用が集中するんじゃないかとかなり心配していました。朝方、阿蘇をたつときにはフェリーを利用すると心に決めていて、玖珠から中津へと抜けず宇佐へ抜けたのもそのためでした。それでも最後の分かれ道となる宇佐で決断を踏み切れずに熟考してしまったのですが、初心を貫くということで竹田津へ向けて走ることを決意しました。


まず宇佐のお隣、国東半島の付根部分に近い豊後高田のスーパーで昼飯の弁当を仕入れておきます。竹田津港周辺は本当に何もない場所で、尚且つ先着順であるが故に下手にバイクを動かすことが出来ないので、フェリーターミナルで昼飯を食おうと考えていました。豊後高田を発つ直前にフェリーターミナルに電話を入れ、現時点で乗船待ちをしているバイクがいるかどうか尋ねてみると今のところ1台もいませんという回答。コレを聞いて安心し、豊後高田の昭和の町とやらをぷらっと眺めて行こうかと思って走り始めた直後、後ろから5~6台のツーリングの集団が近づいてくるのが分かりました。そして私を抜きさっていく彼らのナンバーを見ると何と皆さん揃って「京都」!!しかも竹田津港方面へ向かっている!こんな集団がフェリーを占拠してしまえば本当に大変なことになってしまう・・・。電話で安心しきっていた私ですが、さすがにこの事態でかなり焦り、大急ぎで竹田津港へと向かうことにしました。その集団は既にかなり先を走っていて、とりあえずあいつ等はほっといて、次点到着を狙うしかないとフルスロットルで前の車に追従していると、国道沿いのGSで先ほどのツーリング集団発見!呑気に給油してやがります。これはしてやったりと思い、トップスピードで国道213号線を爆走します。途中で立ち寄りたい場所もあったのですが、もうそんなことは言ってられないので豊後高田から竹田津までの約20kmをノンストップ(信号停止もなかった)で出航時刻の2時間も前の12:20に竹田津港へ到着しました。どんだけ心配性なんだっていう話ですよね・・・。





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私の焦る気持ちとは裏腹に、竹田津のフェリーターミナルは実に長閑な時間が流れていました。バイクはおろか自動車も一般旅客もまだ誰もおらず、ターミナルの職員がTVを見ながら昼飯を食べていました。職員に乗船したい旨を伝えるとやはり私が全旅客の中でも一番乗りだったようで、のりばの脇に停めて待機しておくよう指示されました。私がバイクで5分ほどのところに道の駅があるのですが、一旦バイクで出かけて後から別の客が来て埋まってしまえば終了だと言われたので大人しくターミナルで弁当を食いながら待つことにしました。ちなみに料金は人間+バイク(125cc未満)で4,400円と、運航距離にしてはやや高めの運賃設定です。



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ものすごくやる気のない猫のそばで、ベンチに座って弁当を食べて一息つきます。周辺には本当に何もなく、ターミナル内に土産物屋と弁当屋があるくらいです。出航一時間前になると、徐々に車が集まりだしてきました。やはり山陽・関西方面のナンバーがほとんどで、職員に予約番号を伝えると所定の位置に車を停めて待つように指示が出されます。バイクも徐々に集まり始めましたが、私の心配は全くの拍子抜けだったようで、結局乗船したバイクは8台。絶対にこいつらはフェリーに乗る奴等だと信じ込んでいた先述の京都ナンバーのツーリング集団も結局のところ現れませんでした。


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徳山⇔竹田津を結ぶのは、その名も"スオーナダフェリー"。周防灘を横断してショートカットして移動できるので九州⇔山陽間を利用するのには大変便利です。これが豊後高田や宇佐ならもっと便利だと思うのですが、そううまくはいきませんね。このフェリーの特徴の一つは広島⇔別府を結ぶ高速バス「ゆけむり号」でしょうか。高速バスのくせにバスごとフェリーに乗ってワープしちゃうというちょっとインチキな高速バス路線です。とりあえずこのバスを一番先に乗せ(一番先に乗ると一番先に降りられる)、次に乗用車、最後に申し訳程度の扱いでバイク8台が積み込まれます。





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徳山⇔竹田津間の所要時間は約2時間。スオーナダフェリーは一日5往復で24時間運航をしていて、さらに凄いのはフェリー1艘でやり繰りしているところです。従って両港での停泊時間が殺人的に短く、徳山からの便が14時に到着するとさっさと旅客を入れ替え、14:20には出航してしまいます。もちろんもう1~2艘は所有しているのでしょうが、かなりのヘビーローテーションです。GW最終日の昼時の便ということで船内は満席。バイク陣は最後に乗船したので、すでにカーペット席や屋内の座席に空席はなく、屋根つき屋外デッキのベンチに腰掛けました。ただ、真後ろは壁で天井も横も屋根で覆われていたので、太陽の光や海風で疲れるなんてことはなく、終始穏やかな時間の中でゆっくりと休むことができました。遠征の帰りなのか、広島の如水館高校のチアーリーディング部の集団が乗り合わせていたようで、船旅で気持ちが盛り上がったのかちょうど屋上デッキの目の前で踊りだし、非常に微笑ましい光景でした。



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穏やかな周防灘を進んでいくとやがて周南の工業地帯が見えてきます。2時間の船旅を経て16:30頃に徳山港に到着。この徳山港というやつは新幹線も止まる徳山駅の本当にすぐ目の前(徒歩2分くらい)にあって、その風情は独特です。


徳山から約2時間半の走行を経て19時前には自宅に到着。


4月から新しい生活が始まって慣れない日常生活を送ってきた中で、GWの九州ツーリングだけが頼みの綱というか苦しい日常を乗り越えるための心の支えでした。久しぶりの九州の旅。久しぶりの長期ツーリング。旅に出る前、その旅路を想うだけで心の鼓動を抑え切れませんでした。直前には思いもよらないバイクの故障などもありましたが、予想に反して天気にも恵まれて、またひとつ思い出深いツーリングが心に刻まれました。



| 15年GW/九州ツーリング | 21:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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湯処巡礼 ~筋湯温泉 共同浴場(筋湯うたせ大浴場)

熊本・阿蘇に別れを告げ、再び大分県に入りました。往路では県道11号"やまなみハイウェイ"を南下してきたので、復路は別の道をと思い、やまなみハイウェイの西側に位置する県道40号線を北上して玖珠方面へと向かいます。



熊本から大分に入ってすぐのところにある筋湯温泉にて朝風呂をいただくことにしました。県道沿いにある公共駐車場にバイクを止め、そこから温泉街に下りていくのですが、3分くらい歩いたところに筋湯温泉の共同浴場『筋湯うたせ大浴場』があります。筋湯温泉は開湯が958年、温泉地としての開きが1658年と非常に歴史のある温泉地です。筋湯という温泉の名は、代名詞でもある「うたせ湯」が筋肉の病を癒すというところが由来だそうで、うたせ湯無くして筋湯は語れないといったところでしょうか。






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筋湯温泉には共同浴場がいくつかあるのですが、その中でも「日本一のうたせ湯」を冠に据える共同浴場「筋湯うたせ大浴場」を訪ねます。

印象的なのは"音"です。

外にいる段階から既にバシャバシャという打たせ湯が落ちる音が大音量で聞こえてきていて、一体どんな風呂なんだと想像を掻き立てられます。




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無人経営が故に、入口はちょっと特殊です。まず販売機に300円を投入し、出てきたコインを投入するとレバーが回って中に入れるというしくみになっています。






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浴場はプールのように広くて深め。湯は透明でかすかに硫黄の匂いがします。名物のうたせ湯は同時に7~8人は打たれることができるかなり本格的なもので、2~3mの高さから勢いよく湯が落ちてくる様は大変迫力があります。その豊富なお湯が惜しげもなく湯船に注ぎ込まれる訳です。まるで滝壺の近くにいるような感じで、隣の人と話をするのにも大声でなければ聞き取れないくらいです。小規模ですが、ステンドグラスが埋め込まれた小洒落た湯屋で、その天井の隙間からは清清しい朝の太陽の光が光線のように差し込んできて、非常に良い雰囲気でした。





良いお湯を、ありがとう。







<2015.5.6 入湯>


筋湯温泉 共同浴場 筋湯うたせ大浴場
住所:大分県玖珠郡九重町大字湯坪字筋湯640番地2
時間・料金:06:00-21:30(300円)
連絡先:なし
特記事項:無人経営の共同浴場、日本一のうたせ湯


| 15年GW/九州ツーリング | 21:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州ツーリング2015GW (四日目①) ~最高の目覚め方

2015年5月3日~5月6日まで、4日間の行程で九州をツーリングしてきました。4月に故郷島根県での新しい生活と新しい仕事が始まり、まだまだ新生活に慣れない中の日常をこなし、いい加減疲れも溜まってきたところでの待ちに待ったGWの九州ツーリング!!うちの爺さんのまさかのクラッシュによりバイクが壊れ、修理のために出発が一日遅れるというハプニングもありましたが、どうにか出発まで漕ぎ着けました。

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九州ツーリング四日目。あっという間に最終日となりました。



最終日の朝は、とてつもなく早いです。起床は朝4:30。もちろん外は真っ暗で、他の客もホテルのフロントもまだ寝静まったまま。ほの暗いロビーを歩いて、一人静かにチェックアウトします。


以前にも何度かこのブログで記事にしたことがありますが、まだ夜が明けずに多くの人がまだ眠りについている朝方の早い時間に、一人気持ちを奮い起こして旅モードへ切り替え、寝静まった街の中をバイクで駆け出す旅立ちの瞬間は、何度味わってもたまらない至極の瞬間です。

目的地はもちろん大観峰。熊本・阿蘇ツーリングの締めくくりに、大観峰で阿蘇の夜明けを見届けようという魂胆です。暗闇と静寂に包まれた阿蘇内牧温泉を駆け出し、国道212号線 日田往還を登っていきます。








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大観峰に到着してもまだほとんど真っ暗で、かすかに夜が明け始めたかなという絶好のタイミングでの到着となりました。5月のGWとはいえさすがに朝は寒く、おそらく一桁台の気温だったと思います。驚いたのはそれでも大観峰のゲート外の駐車場で一夜を明かしているドライバーが結構いらしたことで、もしかしたら皆さん阿蘇の夜明けを狙ってなのでしょうか(さすがにライダーはいませんでした)。






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そうこうしているうちに真っ暗だった空が次第に明るくなり、山の稜線や明かりの灯った阿蘇の町並み見え始め、小鳥のさえずりが聞こえてきました。一昨日の昼間に訪れたときは大勢の客で喧騒に包まれていた大観峰でしたが、その時とはうって変わり、居るのは朝っぱらから夜明けを楽しもうというごく少数のストイックな方のみで、しかもほとんどの方がエンジンを切って休まれていて非常に良い雰囲気。キャンピングカーのファミリーが湯を沸かして朝食の準備をしたり、カメラ機材を抱えた男性がいよいよという感じでセッティングを始めたり、目覚めて車から出てきて思いっきり深呼吸と背伸びをする若いカップルがいたりと、皆さん思い思いの大観峰の朝を過ごされているようでした。








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最初は西の空が月明かりに照らされ、白々と空け始めた空もみるみるうちに明るくなり、今度は東の空が徐々に赤く染まってきました。阿蘇の街の明かりが徐々に消え始め、街を覆っていた霞が消え、街が動き始めたんだなというのが何となく分かりました。私も初めのうちは撮影や望景に明け暮れていましたが、バイクを傍らに置いて四角いコンクリに腰を下ろし、阿蘇の街を眼下に眺めながら昨日のうちに仕込んでおいたアクエリアス2リットルを飲みつつメロンパンをかじるという最高の目覚めの時を過ごさせてもらいました。



何という贅沢な朝。


何という贅沢な旅。


こんな時間が永遠に続いて欲しいと思わずにはいられませんでした。

| 15年GW/九州ツーリング | 22:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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宿泊帳簿22.湯処巡礼 熊本・阿蘇内牧温泉 五岳ホテル

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阿蘇の北外輪山の麓に開けた広大な火口原カルデラ地帯は、外輪山の外側が「外牧」と名づけられたのに対して「内牧(うちのまき)」と名づけられたそうです。その広大な田園地帯は阿蘇を象徴する風景でありますが、北外輪山の麓に近い地域に阿蘇内牧温泉はあります。







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温泉街の特徴を一言でまとめるなら、「広範&混在」とでも表現すればよいでしょうか。内牧温泉の中心部となる飲食店が立ち並ぶ通りも一応あるにはあるのですが、旅館やホテルは非常に広範囲にわたって点在していて、いわゆる温泉街を形成していないのが特徴です。宿の種類にしても豪華温泉旅館から規模の小さい家庭的な旅館、観光ホテルにビジネスホテルに民宿にゲストハウスにライダーハウスまで、実に多彩な宿が存在しています。また広範が故に温泉客の滞在空間と地元住民の生活空間が混在していて、通常温泉街というと周囲とは一線を画した雰囲気があると思うのですが、内牧温泉にはそれがありません。







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私がお世話になったのは阿蘇内牧温泉唯一のビジネスホテルである『五岳ホテル』。90年くらいの歴史のあるホテルだそうで、外観も内観も客室も昭和の雰囲気で溢れています。そして先述の通り普通の住宅街の中にあるような温泉ですから、表玄関から歩いていけば飲食店が立ち並ぶ通りなんかもあるのですが、一方で客室からホテルの後ろ側を眺めれば、市民の憩いの場のような公園、地元住民の会合が開かれるであろう公民館、さらには阿蘇市民体育館があったりと、訳の分からない雰囲気です。





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五岳ホテルの最大の売りは、ビジネスホテルでありながら24時間利用可能な源泉かけ流しの温泉がついていることです。萱の葉が浮かべられた黄褐色の温泉はややぬるめですが適温の範囲内で、ゆっくりと浸かっているとじわじわと温まってきます。ややぬめりがあってお茶のような匂いのする温泉でした。


風呂から上がり、客室に戻ると窓を全開にし、近くのスーパーで調達した阿蘇小国ジャージー牛乳で喉を潤し晩飯の惣菜をつつきながら、北外輪山の美しい稜線に見惚れながら阿蘇の夕暮れの一部始終を見届けました。まるで温泉の中心部とは思えないくらいに周囲はとても静かで、ゆるやかに時間が過ぎていくのが実感できました。



良いお湯、良い宿をありがとう。






<2015.5.5宿泊>
(一泊素泊¥4,980)

阿蘇内牧温泉 五岳ホテル 
所在地:熊本県阿蘇市内牧264 (熊本空港より車40分)
連絡先:0967-32-1151
特記事項:源泉かけ流し温泉付格安ビジホ

| 15年GW/九州ツーリング | 20:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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湯処巡礼 ~地獄温泉 清風荘

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阿蘇五岳の南側の斜面に位置する一軒宿の温泉です。阿蘇中岳中央火口から阿蘇パノラマラインを南阿蘇方面へ向けて下る途中に地獄温泉へと続く細い一本道があります。

この地獄温泉は以前から一度訪ねてみたいと思っていた温泉なのですが、当時はまだ首都圏で生活していましたから阿蘇の中腹の温泉地というのはそう簡単に行けなかったのですが、この度こうして訪問が実現しました。しかもあり難いことに雑誌『まっとうな温泉』の無料入浴温泉手形の掲載物件でもありまして、しかもGWも利用可能ということで遠慮なく発動させていただきます。






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地獄温泉に近づくに連れ、硫黄の匂いがほのかに鼻をかすめていきます。地獄温泉はやや人里から離れた位置にあって、近所に垂玉温泉の一軒宿がある以外は荒野と山林が広がっています。巨大な提灯が吊るされた玄関が特徴的な熊本阿蘇・地獄温泉。湯治宿として200年以上の歴史があるそうで、今でも自炊棟が残り湯治を目的として長期間にわたり滞在する客も多いそうです。







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(※清風荘HPより抜粋)

地獄温泉清風荘には泉質の異なる5つの湯があるそうなのですが、その中で地獄温泉を代表すると思われる混浴露天風呂の『すずめの湯』を案内されます。温泉の理想形とも言える足元湧出の露天風呂で、温泉が湧くその場所を湯船にし、屋根をつけただけという加水なし・加温なしのまさに本物の温泉です。

一応混浴なのですが、男女別のかなり年季の入った木造の脱衣室の中にそれぞれ内湯があって、女性客の多くは露天風呂には出ず内湯を楽しまれているようでした。露天風呂はほぼ男性客で独占状態で、GW真っ最中のこの日は20~25人近い客がいましたので、この中を女性客が入るのはかなり勇気がいると思います。「あつめの湯」「ぬるめの湯」の2種類があって、「あつめの湯」は5~6人入れば満員という湯船が2マスほど、「ぬるめの湯」は2~3人が入れば満員という湯船が6マスほどあって、「ぬるめの湯」はほぼ満員だったので私は「あつめの湯」を選択しました。強烈な硫黄の匂いを放つ白灰色の湯がブクブクと足元から湧いて出ているのが分かります。同じ「あつめの湯」でも場所によって湯温に差があり、もう片方のマスは熱すぎて入れず、足だけ浸けて「こりゃ無理だ・・・」と諦めて私の入っているもう片方のマスに浸かるという展開が幾度となく繰り広げられました。加水なし・加温なしにも関わらず、場所によって湯温が異なるという事実こそが生まれたての温泉であることの証明です。此処に来られている人は本物の温泉の魅力を熟知されている方ばかりなのでしょう、さすがに湯治の宿だけあって一人ひとりの入浴時間がとにかく長く、私も1時間近く粘りましたがタイミングの悪さもあって結局「ぬるめの湯」に浸かることは出来ませんでした。



良いお湯をありがとう。






<2015.5.5 入湯>


地獄温泉 清風荘
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
時間・料金:08:00-20:00(600円)
連絡先:0967-67-0005
特記事項:湯治宿、足元湧出

| 15年GW/九州ツーリング | 21:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州ツーリング2015GW (三日目②) ~南阿蘇 水の生まれる里

2015年5月3日~5月6日まで、4日間の行程で九州をツーリングしてきました。4月に故郷島根県での新しい生活と新しい仕事が始まり、まだまだ新生活に慣れない中の日常をこなし、いい加減疲れも溜まってきたところでの待ちに待ったGWの九州ツーリング!!うちの爺さんのまさかのクラッシュによりバイクが壊れ、修理のために出発が一日遅れるというハプニングもありましたが、どうにか出発まで漕ぎ着けました。











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阿蘇の広大な田園風景が広がる火口原の南側、つまり阿蘇五岳を越えて南阿蘇村方面へ向けて走ります。メインルートとなるのが県道111号線の阿蘇パノラマラインなのですが、此処は以前にもバイクで通ったことがありまして草千里ケ浜も中岳火口も既に訪問済みだったので軽く立ち寄って一息つく程度にして先に進むことにします。阿蘇五岳の最高峰である中岳の火口部は火山活動が活発で、今朝の大津のホテル駐車場でもバイクにうっすらと降灰があるのが確認できたのですが、やはり中岳に近づくに連れて軽度の降灰がありました。





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山を下って南阿蘇村の中心部に入ってからは、水源めぐりと駅舎めぐりを楽しみます。まずは定番の白川水源に向けて走りますが、案の定とんでもない数のお客で賑わっていたのでそのままスルーして、南阿蘇鉄道の見晴台駅まで走ります。かつては駅舎の屋上に上がることが出来て駅名の通り南阿蘇の田園風景一帯を見渡せるのが名物の駅だったそうですが、老朽化でログハウス調の駅舎に建て替えられたそうです。しかし、駅のすぐ目の前が畑になっていて青空の下で赤いトラクターがエンジン音を響かせ、さらに反対側に目を向ければ水が張られた広大な田園風景が広がります。ちょうどこの日は端午の節句ということで、駅舎の真上を見上げれば青空に鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいて、今の時期らしい風景に出会うことが出来ました。






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南阿蘇村は"水の生まれる里"と呼ばれるほどの名水の地で、白川水源をはじめあちこちに名水の湧く水源があります。白川水源はスルーしましたが、その代わりに竹崎水源と湧沢津水源をめぐります。南阿蘇の水源はとにかく湧出量が膨大で、チョロチョロと水が湧き出すというレベルではなく、湧き出た水がそのまま小川になって流れるくらいにかなりの量が湧き出ています。水源のそばで一息つくだけで涼しい風が吹きぬけ、生まれたての水で喉を潤す瞬間は至福のひとときです。






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さて、お目当てのあか牛を食べるべく、県道28号線を走ります。この道一帯は"あか牛ロード"としてあか牛を使った料理が食べられる店が立ち並ぶ道としてPRされていて、私もその中から本業は手打ち蕎麦ですがあか牛のステーキ丼が食べられる久木野庵と、本業はラーメン屋ですがあか牛のどて焼が食べられるマグマ食堂を目当てに向かったのですが、まずマグマ食堂は昼の営業が終わってしまって終了、久木野庵はステーキ丼は期間限定のメニューで今はやっていないという非情通告によって終戦・・・。結局最後はどうしたかというと、「あそ望の郷くぎの」という巨大な道の駅のようなレジャー施設で売られていたあか牛の串焼きを食べることにしました。阿蘇五岳の絶景を見渡せる位置に建っていて、施設自体は道の駅ではないのですが、お食事や土産品はもちろん、採水地やドッグランやパークゴルフ場のほか、モンベルの店なんかもあったりして丸一日楽しめるレジャー施設です。此処でその場で炭火で焼いてもらったあか牛の串焼きは抜群に美味く、ジャージー牛のソフトクリームを食べたり、家族向けにストロベリー&ブルーベリーのジャムの土産を買ったりして過ごしました。

| 15年GW/九州ツーリング | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州ツーリング2015GW (三日目①) ~阿蘇周遊

2015年5月3日~5月6日まで、4日間の行程で九州をツーリングしてきました。4月に故郷島根県での新しい生活と新しい仕事が始まり、まだまだ新生活に慣れない中の日常をこなし、いい加減疲れも溜まってきたところでの待ちに待ったGWの九州ツーリング!!うちの爺さんのまさかのクラッシュによりバイクが壊れ、修理のために出発が一日遅れるというハプニングもありましたが、どうにか出発まで漕ぎ着けました。






5月5日 こどもの日。ツーリング3日目の今日は丸一日阿蘇に滞在しゆっくりと各地を巡るという行程です。ホテルが立地している国道57号沿いの引水交差点がちょうどミルクロードへの入口になっていまして、朝のすがすがしい空気の中、意気揚々とミルクロードを駆け上がります・・・・・、と結構な距離を走ったところでガソリンが無いことに気づき、この後の行程上ガス欠必至な状況であることが明らかだったので、やむなく上がってきた道を引き返し、国道57号沿いのスタンドで給油して改めてスタートします。






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まずは昨日も訪れた天空の道を再訪します。あわよくば雲海をと期待していたのですが、昨日に引き続き見事な快晴でした。阿蘇の火口原を一望できる大観峰も良いですが、天空の道もまったくひけをとりません。因みに天空の道周辺には駐車場がなく、自動車はミルクロード沿いか市道の路肩の広い場所に駐車するしかなく、駐車するだけでもちょっと一苦労です。その点バイクに関しては画像のようにポールで囲われた駐車スペースがあってしかもそのすぐ目の前が天空の道を俯瞰できるベストスポットということで、ライダーにはとても優しい物件となっております。






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北外輪山尾根部のミルクロードをさらに東へ、相変わらずの雄大な阿蘇の景色を眺めつつ、広大な牧場で放牧されている牛に癒されながら進みます。途中から産山村方面へと繋がる「ひごだいロード」へと折れたとたんに交通量がガクンと落ち、左右に広大な牧場が広がる中、ジャージー牛なんかに挨拶しながらゆったりと進みます。この「ひごだいロード」は穴場的な農道で結構お奨めの絶景道だと思います。







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道の駅「波野」から国道57号線を西進し、阿蘇市中心部の宮地付近を走ります。堂々たるいでたちの宮地駅の駅舎を見学したり、一の宮郵便局で風景印をいただいたりしながら過ごします。そこからさらに移動しまして阿蘇内牧温泉区内に人気の「いまきん食堂」へ名物のあか牛丼を求めて向かったのですが、店先にはとんでもない数の客が入店待ちをしていて全く話にならないので潔く諦めます。私はライダーの間で名の知れた人気大衆食堂だと認識していたのですが、どうやら幅広くメディアに掲載され広く一般に知れ渡っている有名店だったようで、私の見通しが甘かったです。


この日は「あか牛を食う」というのを至上命題のひとつにしていたので、これから向かう南阿蘇方面であか牛が食えそうな店を探しとりあえずいくつかの目星をつけてパノラマラインへと駆け上がることにしました。しかし、これから昼時を迎えるという時間帯でありましてどこもかしこも混んでいそうだなぁ・・・という不安を抱えながら、一体いつどこであか牛にありつけるのかと一抹の不安を感じながらの出発となりました。

| 15年GW/九州ツーリング | 21:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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宿泊帳簿21.熊本・大津 HOTEL AZ(熊本大津店)

ツーリング2日目(5月4日)の宿は直前までなかなか決まらず、非常に難儀しました。本当は阿蘇市内に泊りたかったのですが、頼りにしていたライダーハウスやゲストハウスは既に満員御礼で、ビジネスホテルもなかなか空いているところがなく、結局阿蘇から熊本方面へと下ったところにある大津町のホテルに宿泊することにしました。大津は熊本空港に近く、比較的ビジネスホテルの多いところなのですが、幸いにもキャンセルが出たとかでかろうじて残1室に滑り込みで確保にいたりました。





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阿蘇から国道57号線を西進して行くわけですが、ちょうど夕暮れ時の熊本方面へと向かう道ということで阿蘇市赤水からホテルのある大津町引水交差点までのおよそ13kmにわたってほぼ全線で渋滞していて、自動車の方はかなり大変な様相を呈していました。やむを得ずすり抜けを繰り返してクタクタになって大津町まで進み、ホテルを一旦通り越しまして、九州ではおなじみの「べんとうのヒライ」にて晩御飯を調達します。弁当類はもちろんですが、量り売りの惣菜類からカップめんにパンに菓子に飲料、さらに店内で食べられる定食類や軽食ものまでとにかく何でもありということで、強いて言えば「総合中食店」とでも申しましょうか。弁当店にもコンビニにも惣菜店にもレストランにも属さない、とてもとても不思議なお店です。取り敢えず私はしょうが焼き弁当と、量り売りのモツ煮込み、そして「べんとうのヒライ」おなじみのちくわサラダ(ちくわの穴の中にポテトサラダがIN)を調達しました。







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「HOTEL AZ」グループは別府 亀の井ホテル経営者の手によって九州各地に広まっていった九州の地場ホテルです。特徴としてはいわゆるロードサイド型の店舗が多いことと、県都や主要都市だけでなく、今回泊る大津をはじめ豊後高田・日出町・津久見・宗像・芦北・佐土原・伊万里・姶良など、非常にマイナーな地方都市にまで立地している点です。そういう意味では、ホテルアルファー・ワンの九州版みたいな感じでしょうか。大津の「HOTEL AZ」はちょうどミルクロードの入口に当たる引水交差点の一角にあり、目の前は道の駅「大津」、交差点向かいにローソン、ホテルの一階には系列店の「ジョイフル」が入居していて、さらに2~3分も走れば「べんとうのヒライ」なんかがあるロードサイド型店舗が立ち並ぶエリアもありますから、立地としては申し分ないところです。

ロードサイド型のホテルらしく、敷地内には巨大な駐車場が完備されていて、ライダーの方もちらほら見受けられました。私の隣に停められていた豊橋ナンバーのBMWのおっさんと翌朝話をしましたが、午前中は阿蘇をもうひと走りして昼過ぎには別府に抜け、明日は仕事だから明日の朝までには豊橋に帰ると仰っていました。






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客室は良い意味でも悪い意味でも特徴のないというか、典型的なビジネスホテルです。しかしこれで十分です。「べんとうのヒライ」の弁当を食いながら今日一日の活動を振り返り、TVを観ながらゆっくりと身体を休めることが出来る、これまた至福のひとときです。





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「HOTEL AZ」は最初から無料の朝食がついています。品数はそれほど多くなく味もたいしたことはありませんが、ご飯にパンにみそ汁におかずにフルーツにと、必要十分な食事を摂ることができるので満足です。









<2015.5.4宿泊>
(一泊朝食付¥4,800)

HOTEL AZ 熊本大津店 
所在地:熊本県菊池郡大津町引水810-1 (熊本空港より車15分)
連絡先:096-294-3301
特記事項:無料朝食付、ミルクロード入口

| 15年GW/九州ツーリング | 21:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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九州ツーリング2015GW (二日目②) ~熊本・阿蘇 天空の道

2015年5月3日~5月6日まで、4日間の行程で九州をツーリングしてきました。4月に故郷島根県での新しい生活と新しい仕事が始まり、まだまだ新生活に慣れない中の日常をこなし、いい加減疲れも溜まってきたところでの待ちに待ったGWの九州ツーリング!!うちの爺さんのまさかのクラッシュによりバイクが壊れ、修理のために出発が一日遅れるというハプニングもありましたが、どうにか出発まで漕ぎ着けました。







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黒川温泉でひとっ風呂浴びた後、小国町の道の駅『小国』で一休憩します。小国といえばお馴染みなのがジャージー牛乳なのですが、他に何かないものかと情報コーナーで調べていると、すぐ近くにケヤキ水源という名水があるとのことで訪問してみることにします。小国の中心地である宮原の商店が並ぶ一角にケヤキ水源へと続く路地があり、その生活観溢れた路地を下っていくと静川のほとりにケヤキの巨木があり、その根元から透明感のある水が湧き出ています。小国ではこの静川のほとりのあちこちで清冽な水が湧いているそうです。樹齢700年とも1000年ともいわれる今にも倒れそうな巨大な老木には注連縄が巻かれ、この水汲み場が住民の心の拠りどころであることが容易に想像できます。







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さて、小国から先は国道212号をさらに南下し、いよいよ本ツーリングの目的地である阿蘇へとさしかかります。阿蘇に来たならやはり大観峰は欠かすことができません。ツーリングで阿蘇を訪れるライダーにとっては聖地のような場所ですし、多くのライダーがとりあえず大観峰を目的地のひとつとして全国各地から訪れるわけです。おおよそ100台くらいはいたでしょうか。中には関東方面のナンバーや奄美ナンバーのバイクもいました。ややガスがかかっていましたが、素晴らしい天気で最高に気持ちの良いひとときでした。







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菊池阿蘇スカイラインからミルクロードへと繋ぎ、北外輪山の尾根伝いに西進し、私にとっては今回のツーリングの最大の目的地であった「天空の道」を訪問します。大観峰は以前にも訪れたことがあったのですが、天空の道は今回が初訪問で、当然雑誌やネットなどで情報を得ていましたから、実際のところどんな風景なのかと楽しみにしていたのです。ミルクロードを走っていると突如として長蛇の路上駐車が姿を現し、此処が天空の道であることはすぐに分かりました。天空の道は実際のところは北外輪山の尾根から火口原である阿蘇の広大な田園地帯へと下る一般市道なのですが、ミルクロード側から見下ろすその道はまるで『天空の城ラピュタ』に出てきそうな天空へと続く道のように見えることから名がつきました。2009年のツーリングマップル九州版には特に記載がなく、私もその年の日本一周のときはこの道の存在を知りませんでした。

まさしく空へと続く"天空の道"。目の前に広がる美しすぎる光景に思わず息を呑みました。来訪者の多くはこの市道を通るわけではなく高台から眺めてミルクロードを通って帰られるので市道自体の通行量はごく僅かなのですが、それでも時折自動車やバイクが天空の道を駆けて行きます。残念ながら自動車は途中で止まれるような場所が少ないのですが、ライダーの皆さんは思い思いの場所で停まって写真を撮り、天空の道を楽しまれているようでした。私が到着したときにちょうど千葉県八千代市から二日がかりでバイクを走らせて来たという人がいて、私も以前に市川市に住んでいたことがありましたから、地元の東葉高速鉄道の運賃が高すぎるという話題で盛り上がりました。それからまたしばらくして、火口原から自転車を漕いではるばる此処まで登ってきたという青年二人と談笑しました。チャリダー二人組が坂を登ってきているのは把握していましたから、ご苦労様というねぎらいの言葉と食べきれずにバイクに積んでいた惣菜の焼そば(消費期限切れ)を差し上げました。


この後、天空の道を下って火口原へと降り、本日の宿泊地となる大津へと向かいました。その道中、今日一日の充実した旅を振り返り、やはり雨予報が一転し快晴へと変わったことが大きかったと心の底からツーリングの神様に感謝しました。勿論雨降りのツーリングというのもすべてが悪いという訳ではないのですが、やはり今日のような景色を楽しむという行程では天候が大きく左右するのだと今更ながら痛感しました。

| 15年GW/九州ツーリング | 18:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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