ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

2014年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年12月

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給料不正支給

久しぶりに旅以外の話題。


我が職場の勤務評価は半年ごとに見直されることになっていて、それに伴って賃金も改定されます。4月と10月に改定が行われるのですが、我が職場の給与は月末締めの翌月25日払いなので、改定後の新賃金は今月から支給されることになります。この4月に出戻りで現職に復帰したわけですが、やはり始めは一番下の賃金からスタートしました。とはいえ以前の経験や技術がありますから、この度の改定では一気に評価が上がることになり、今月の給与支給日を楽しみにしていました。


ところが、明細を眺めてみるとまるで上がっていません。勤務日数も残業時間も前月とほぼ同じはずですが、支給額もほとんど前月と一緒なのです。基本給を計算してみると、やはり改訂前の賃金で算出されていたようで、これは大変だとすぐに上の人間に直訴しました。私以外にも不手際があった人はたくさんいたようで、上もすぐに動いてくれたようです。


そして先日、差額がいくらぐらいでいつ振り込まれるかを伝えられました。詳しい給与額はさすがに言えませんが、およそ五万円の差額があったようで、来月の給与と一緒に振り込まれるとのことでした。だいたい我が職場は、以前にも交通費が支給されなかったり、月半分の残業代が一切計算されずに振り込まれたりと凡ミスが多く、しかもこちらから文句を言わなければ動かないというまったくいい加減でどうしようもない現状です。まぁ細工をして不正支給とか意図的に額面を下げてやろうとかいう悪行ではなく、単なる凡ミスなので可愛いものです。


翌月は我が職場の最繁忙期となる訳ですが、慢性的な人手不足もあって連日の超過勤務となっています。だいたい11月下旬~12月上旬というのは喪中葉書の差出のピークで、さらに来年度のカレンダーが各方面から差し出されます。特にしんどいのが大手航空会社二社のカレンダーで、その物数たるや尋常ではありません。おまけにA社は四角くて細長いダンボールでの梱包、J社にいたってはカレンダーを丸めて梱包せず、平らなまんまで新聞を広げたくらいの大きさのダンボールで梱包されたものが差し出されるので、かさばることこの上ないのです。通常の郵便物と一緒に持ち出すことは不可能なので、通常の配達が終了した後にカレンダー関係を一気に積載して配達に出ます。それだけ時間と労力がかかるということです。極めつけは選挙関係の郵便。投票券や候補者の選挙郵便が重くのしかかってきます。12月中旬まではそれが続き、漸く終わったと思ったら今度はすぐに本丸の年賀業務に突入するわけですから息つく暇もありません。


まぁ仕事自体は好きですから別にいいんですけどね。差額の五万円に加えて、今月は超勤時間数もかなり伸びるでしょうから、それだけを楽しみにやっていくしかありません。

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| 日常の話題 | 22:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初夏の上高地 日帰り その3

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平坦で歩きやすい散策道を三時間ほどかけてゆっくり歩き、ゴール地点の河童橋までやってきました。河童橋一帯はバスターミナルに登山者向けのビジターセンター、宿泊施設や土産物屋等が揃っている上高地の中心地であります。梓川にかかる河童橋と背後に聳える北アルプスの風景は、上高地を象徴する代表的景観で、この風景に出会うために歩いてきた訳ですから感慨もひとしおです。




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北アルプスの山並みにはどんよりとした雲がかかり、今にも雨粒が落ちてきそうなはっきりしない天気なのは非常に残念です。一方で、遠足だか合宿だかで上高地にやってきたいかにも育ちの良さそうな学校の生徒の集団が宿に向かうためにちょうど橋を渡るところに遭遇し、これはこれで画になります。



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一頻りの活動を終えたところで迎えのバスが待機しているバスターミナルに向かうわけですが、最後の最後に悔やんでも悔やみきれない事態が発生しました。バスターミナルに隣接している上高地郵便局で旅行貯金をするのを楽しみにしていたのですが、まさかの水曜定休…。事前に調べておけば良かったのですが、仕方がないので定休日の札のかかったログハウス調の局舎を眺めて退散しました。上高地郵便局は上高地というそもそもアクセスしにくい場所にあり、なおかつ11月~4月の約半年は冬季閉鎖される場所ですから比較的到達難易度の高い局なだけに、よりによって定休日にあたるなんて、郵趣の神に見放されているとしか思えません。



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最後にこちら。登山者向けのビジターセンターの一角に掲出されていたものです。最近は登山がブームになっていますが、これだけの頻度で重傷や死亡につながる重大事故が起こっているとは知りませんでした。山岳というのは日常生活の環境とは異なる特別な場所ですから、己の体力や技量と真摯に向き合い、自分のレベルに合った山を選ばなければなりませんね。自分と向き合って適正を見極めて的確な判断を下すこともひとつの技ですし、周りの人間に迷惑をかけないために求められる力だと思います。

| 日常の話題 | 22:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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初夏の上高地 日帰り その2

中央林間を出発したバスは途中の町田駅前でお客を拾い、満員御礼をもって上高地へと向かいます。我々の座席は幸運にもいちばん後ろで、他の客ひとりを含めて合計3名で5席分を使えるという広々仕様。

町田街道を北上して八王子方面へと走り、圏央道の高尾山インターから高速道路に入線。中央道を順調に西進しまして諏訪湖SAで休憩を挟んだのちに松本インターで流出します。国道158号線を上高地方面へと進んでいくと次第に山深い景観へと変わり、道のりも徐々に険しくなっていきます。国道から上高地へと通じる唯一の道である県道24号線へと分岐し、道中最大の難所である釜トンネルを抜けると、いよいよ上高地を思わせる風景が姿を現しました。


バスは上高地BTまで向かいますが、我々は途中の大正池でバスを降りることにしました。現地滞在はおよそ3時間ですが、大正池から河童橋までゆったり散策するのが時間的にちょうど良いとガイドさんに言われたので、ここは経験豊富なガイドさんの助言に従うことにします。


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上高地は北アルプスから流れ出た土砂が梓川によって運ばれ堆積した平野で、上高地の位置する標高1500m地点でこのような平野がみられるのは非常に珍しいのだそうです。しかし、これこそ上高地が上高地である所以というか、清涼感のある山岳リゾートの風景は、すべてこれらの地形によって形成されている訳です。大正池は焼岳の噴火によって梓川が堰き止められたことで出現した湖沼で、それ以前の梓川は富山平野へと注いでいたというのですから不思議な話です。この日はかろうじて晴れてはいるものの全体的にガスがかかっていてはっきりしない天気。北アルプスの山なみとそれらが湖面に映る美しさもぼんやりとしていてイマイチな印象ではありますが、神秘的で美しい大正池の雰囲気を感じることができただけでも満足。湖面には渡りをしない人馴れしたカモが気持ち良さそうに泳いでいました。




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しばらく梓川に沿って歩きまして、広い河原で弁当を広げて昼食をとることにします。今回のツアーには弁当がついているのですが、清涼感のある空気に包まれながら、立ち枯れした白樺の木と残雪に覆われた北アルプスの山並みを見ながらの食事なんて、これ以上の贅沢はありません。




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川沿いや林間を抜けて歩いていくわけですが、遊歩道が整備されていて平坦な道がほとんどなので初心者でも歩きやすいです。しかし、この日の早朝にはツキノワグマの目撃情報があったようで注意喚起されていました。




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日本を代表する高原リゾートとして名高い上高地。その存在を世界に広めたといわれるイギリス人宣教師 W.ウェストンのレリーフがあります。周辺には上高地帝国ホテルもあったりして、リゾート地としての格式の高さを思わせてくれます。

| 日常の話題 | 19:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初夏の上高地 日帰り その1

長いこと、上高地という場所に行ってみたいと思っていました。残雪を被った北アルプスの山々に、大正池や明神池を連ねて美しく清らかに流れる梓川。川に架かる河童橋と組み合わせた景観は上高地の代表的風景であり、そこはまさに日本の山岳リゾートの象徴のような場所です。一度訪ねてみたいとは思いながらもなかなか実現しなかったのは、上高地独自の交通事情があります。


上高地に繋がる県道は通年にわたりマイカー規制が敷かれていて、自家用車で上高地に直行することができません。松本側からは沢渡で、高山側からは平湯で車を置き、シャトルバスかタクシーに乗り換えなければなりません。上高地へと続く国道158号線は、松本-高山とを結ぶ主要国道ではありますが、観光バスが多く離合が困難な狭い場所が点在し、さらに他に逃げる道がないということで渋滞が起こりやすく、夏場や紅葉の時期などはかなり混雑するようです。これらの要因が壁となって、行きたい行きたいとは思いながらもなかなか足が向かなかったのです。


いろいろ調べていくうち、新宿から上高地に直結している高速バスを利用するか、旅行会社が催行するツアーに参加することが最も現実的で経済的で体力的にも楽な方法であることが分かり、同じ職場の友人と休みを合わせ、日帰り上高地ツアーに参加することにしました。決行日は深緑が盛りの6月初旬。GWが終わり夏休みがまだ先のこの時期は、深緑を愛でるには最も美しい季節でありながら比較的空いている狙い目の時季なのです。現地までの送り迎えと、当地での3時間の自由時間、さらに昼の弁当がついて8,000円というクラブツーリズムの日帰りツアーに申し込みました。この手の旅行商品を利用するのは本当に久しぶりで、2009年に母親と立山・黒部アルペンルートに行くという時に阪急交通社を利用して以来です。




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首都圏各地の主要駅からバスが出ているのですが、毎日同じ場所からバスが出ているという訳ではなく、場所も催行日もバラバラ。その中で、我々の出発地は何と中央林間!!やはり平日は催行が少なく、我々が休みの日は中央林間発のツアーしかありませんでした。しかも当初はキャンセル待ちで申し込みをし、出発2日前になってキャンセルが出て急遽参戦決定というドタバタぶり。始発で中央林間まで移動し駅前でバスを待っていると、やってきたのはその名も「カミコウバス」。まさに上高地に行くためのバスに乗り込み出発進行。

| 日常の話題 | 20:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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湯処巡礼 ~信州高山温泉郷 山田温泉 大湯

今秋の信州での活動でも高山村を訪れているが、実は今冬にも全く別の活動で高山村を訪れている。訪問時期は二月下旬で、まだまだ寒く積雪の多いときだった。その時に訪問した山田温泉 大湯 についてのご報告。



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信州高山温泉郷の中でも最も賑やかな温泉街となっている山田温泉。その中心部に鎮座するのが共同浴場の大湯だ。旅館や土産物屋に囲まれるような形で建っており、この時は雪に埋もれていたが目の前はベンチや足湯のあるちょっとした広場になっている。重厚な存在感と堂々たる風格があり、まさに地域の象徴、人々の集いの場、そして地元民の心の拠りどころのような立派な共同浴場である。


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総ひのき造りの浴場は秀逸の一言。温泉が染みていい具合に年季の入った浴場には、湯の香りとひのきの香りに包まれて実によい雰囲気。湯気抜きの高天井も開放感があってよい。大湯の源泉は67℃と高めで、適温のするために加水されているが、7~8人は浸かれるメインの「あつ湯」の他に2人程度が浸かれる「ぬる湯」もある。因みに、私が行ったときは大量積雪のために利用できなかったが、大湯の目の前にある足湯は加水なしの源泉そのままでかなり熱いらしい。



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一番の楽しみどころは洗い場のカランだ。総ひのき造りの浴場だと述べたが、カランまでもがひのきで出来ている。木片を引き上げると堰き止められていた湯(もちろんこれも温泉)が流れ出るしくみになっていて、「洗い場を一斉に使うとお湯が足りなくなります」との注意書きが。私が利用したときは、そろそろ上がろうかというときにお一人後客がいらしたが、ほとんどの時間を貸切で使うことが出来たので、カランの湯もふんだんに使わせていただいた。




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因みに、大湯のすぐ目の前には『滝の湯』という共同浴場がある。こちらは地元住民専用の共同浴場だが、山田温泉宿泊客に限って鍵を借りて利用することが出来るそうだ。




<2014.2.28 入湯>

信州高山温泉郷 山田温泉 大湯
住所:長野県上高井郡高山村大字奥山田3580
時間・料金:06:00~21:00(300円)
連絡先:026-242-2314
定休日:第3水曜

| 日常の話題 | 22:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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追憶の信州

信州の旅から1週間が経過しました。漸く、写真の添付作業と後日掲載にしていた温泉関係の記事についても投稿完了しましたので改めてご覧下さい。


人は誰でも住みたい町・住みたい県というのがあると思うのですが、私は長らく長野県もしくは新潟県で一度暮らしてみたいなぁという思いを抱いてきました。首都圏域は刺激があって何かと便利ですが、あまりにも過密で空気が悪く、息苦しさを感じてしまいます。そういう意味では長野県や新潟県というのは新幹線一本で東京と繋がっており、1時間半もあれば着いてしまいます。近すぎず遠すぎず、適度な距離に東京が在るという安心感とでも言いましょうか。ちょっと遊びに行こうというときに気軽に行ける程よく絶妙な距離感があると思うのです。


信州の大部分は、日本海性気候でも太平洋性気候でもない「中央高地の気候」という独特の気候区分に属していてそれだけでも他地域とは大きな差異がある訳ですが、面積の広い長野県は北信・中信・東信・南信と各地方によってもまるで別の県のように風土文化が大きく異なり多彩なのです。美しい山並みに囲まれた盆地が広がる信州は何処を走っても美しく、日本離れした絶景の山岳道路や清涼感のある高原道路。しっとりとした風情を讃える農村に異なる風土文化を持つ都市群。至るところに温泉が湧き、食べものも美味しい。日本列島の中心部に位置していて、県内を長野道・中央道・上信越道の各高速道路網が整備されていて何処に行くにも便利であり、将来は飯田にリニア線の新駅も設置されるという交通至便な県でもあります。これらの理由から、以前から長野県には羨望の眼差しを抱いていました。具体的住みたい都市を挙げるとすれば、長野県では長野市や松本市、新潟県では上越市や長岡市といったところでしょうか。


こうして信州を旅してみて、ますます信州で暮らしてみたいという思いが強くなりました。まぁすぐに実現できるようなものでは勿論ないですが、旅先としても大変に魅力的なのが信州です。アップルラインで買ったシナノスイートと、洗濯してもなかなか消えない温泉の硫黄臭で、旅の余韻を楽しんでいる今日この頃です。

| 14年10月/信州 | 22:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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全行程終了

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定刻通り、早朝5時過ぎに京成上野駅前に到着しました。これにて、全行程終了です。


自宅には戻らずに、このまま職場に直行です。


どうもお疲れさまでした。

| 14年10月/信州 | 05:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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