ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

2013年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年06月

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B747-400D退役へ

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長らく日本の空を飛び回ってきたB747-400Dがいよいよ退役するとの記事を読んだ。現在は全日空が国内線用に5機を所有するのみであるが、順次退役をすすめ今年度末にはすべて退役させるのだそうだ。



子どもの頃から乗り物全般が大好きだった私だが、残念ながら日常生活の中においては新幹線や高速道路などの高速交通網とは無縁だった。いろいろな種類の電車が頻繁に走り、とてつもないスピードで疾走する新幹線が身近にあり、高速道路に乗れば何処へでも行くことができる。日常生活の身近なところに高速交通網が整っている地域というのが猛烈に羨ましかった。そんな乗り物大好き少年の生まれ故郷に空港が出来るというのだから大変である。小学校高学年のときに学区内に石見空港が開業したときの感動は今でもはっきり覚えている。東京便1便が飛ぶだけの寂しい空港ではあるものの、私の自宅からだと車で10分かからない距離にあり、旅行や帰省で何度も利用させてもらっている。離陸時は自宅からも機体を確認でき、風向や風速によって離陸の向きが違うものだから、「今日は海側に上がったのぉ~」、「風が強いけぇよう飛ばんで」等の会話が交わされたのをよく覚えている。しかし石見に乗り入れる飛行機は150人前後の座席数のB737。石見から飛んで東京に降り立つとき、我々の小さな飛行機は決まってエプロンの片隅に駐機となり、そこからバスに乗り換えて到着ロビーまで運ばれるのがお決まりだった。バスの車窓から見える搭乗口が直付けされた飛行機はどれも大きい。とりわけ2階建ての「ジャンボジェット」というやつは飛行機の中でも別格で、ひときわ異彩を放つ存在だった。



エンジンが4発もついていて2階席があって500人以上も乗れる鉄の塊が空を飛ぶなんて一体どうなってるんだ!是非一度乗ってみたいものだと思っていた。しかし帰省で利用する地方空港にそんな巨体が就航するはずもなく、そもそも飛行機なんてそうやすやすと乗れるものでもない。実際にB747を利用した経験は1度か2度あるのだが、いずれも国際路線だったと記憶している。羽田-新千歳、羽田-那覇、羽田-福岡といった国内ドル箱路線で一度B747に搭乗してみたいという思いがあったのだ。


その思いを形にすべく、今年2月に北海道へ旅したときの帰路にB747が任務に就く新千歳⇒羽田線を予約していた。旅の締めくくりに相応しいとかなり前から狙って予約を入れていたので、2階席最前列窓側という特等席を確保して搭乗の時を待ちわびていた。ところが搭乗日当日に北海道に大寒波が襲来するとの予報があり、帰宅翌日に職場の研修というどうしても外せない予定があった私はB747に賭ける事が出来ず、後ろ髪を引かれる思いでスカイマーク便を利用して一日早く帰宅の途についた。そして案の定、当初予約を入れていたANA便は欠航となった。



今まで列車の引退時等では惜別乗車をしてきたことは多々あるが、退役前の飛行機に惜別で搭乗するといった経験はかつてない。近年こそ早期予約割引やLCCがあるものの、飛行機という乗り物はそうやすやすと乗れるものではなかったし、やはり墜落という恐怖が常に付き纏うわけだからすすんで乗りたい乗りものではなかったからだ。しかしここ数年で私の飛行機に対する意識は大きく変わった。昔よりも割安な値段で気軽に利用できるようになったことで搭乗機会も増え、かつて抱いていた恐怖心は最近ではほとんど無くなった。だいたいこの飛行機というやつは使い勝手によっては旅の行動範囲を劇的に変化させてくれる可能性を秘めていて、その圧倒的なスピードのお陰で目的地までの移動時間が大幅に短縮できる。こんな便利な乗りものを利用しない手はない。


B747は今のように安くて便利になるずっと前から日本の空を飛んでいた。羽田-新千歳、羽田-福岡のように世界中の路線の中でもトップクラスの旅客扱い数を誇る路線が存在する日本は、かつては「ジャンボ大国」とも呼ばれていたそうだ。そんな日本の航空会社からB747の機体が全て現役を退く。日本の交通を支え、一時代を築いてきた飛行機が現役を引退するのだから、ここは是非ともB747惜別搭乗を成し遂げたいものだ。退役直前の混雑期になって慌てることのないよう、機会を見計らって早いうちに乗っておきたい。もちろんその旅の目的は到着地にあるのではなく、B747への搭乗そのものである。
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| 日常の話題 | 23:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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HONDA クロスカブを6月14日に発売

バイクを趣味とする同じ職場の方から新たなカブが発売されるとの情報を入手し、早速ホームページをのぞいてみた。



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カブのデザインをベースとしながらもビジネスシーンというよりかはアウトドアやレジャーユースを意識した冒険心溢れるデザインに仕上がっている。パールコーンイエローとファイティングレッドという派手なカラーリングのラインナップで、スーパーカブ110に比べて価格は5万円ほど高く27.8万円程度。私はスペック的な話には非常に疎く、そういう視点からクロスカブを語ることは避けるが、単純にデザイン的に見た場合には魅力を感じる部分が多い。これまでのカブにはない色使いは斬新であるし、ちょっとした街乗りやアウトドアなんかにも重用したいと思わせ、大人の趣味や遊びを深めてくれる乗り物になり得るといった印象だ。



ところでホンダは今回の新車発表会で「クロスカブ」のほか、「ズーマーX」「グロム」「リード125」「CBR125R」と原付二種クラスを実に5車種もリリースさせている。二段階右折や制限速度30km/hといった50ccクラスの障壁にとらわれることなく自動車のスピードの流れに乗って走ることができ、それでいて250ccクラス以上のような面倒な取り回しが必要なく、維持管理費の安さや駐輪場の見つけやすさという点でも利点がある。アジア市場を見据えてのビジネス戦略を展開するというホンダの会社としての思惑もあるのだろう。


今回のプレスリリース等を見て最も興味深かったのが"四輪のお供"として原付二種の位置づけがなされていることだ。「グロム」についてはホンダの「N BOX」「ステップワゴン」等への車載を考慮して設計がなされているという。このブログでも再三にわたって話題としているが、日本の休暇制度というやつは単発かつ集中している。長期の休みはGWやお盆や年末年始に集中し、労働者に当然の権利として付与される有給休暇制度の消化率も低い。残念ながら我々はこのような社会構造の中で生きていくしかなく、変革するにしても膨大な時間がかかりそれを待っている余裕などあるはずも無い。旅を愛する私としてはその現状を受け入れ、今の環境の中で旅を有意義にできるよう限られた中で時間を創出していくしかないのだ。



幸いにも、我々の国は交通の便が大変に充実していて、旅の可能性を無限に広げてくれる。。特に地方出身の私としては、首都圏をはじめとした大都市の充実した交通網は長らく羨望の的であった。これまでも2~3日間の日程で飛行機まで九州へ移動し現地でレンタカー&レンタルバイク、深夜早朝営業の店舗で仕事終わりにレンタカーを借りて出発し、日帰り旅を楽しんで翌朝返却してそのまま出勤、新幹線で移動して現地で鈍行に乗り継ぐなど、充実した交通網やサービスを駆使して時間の限り旅が出来るよう創意工夫をしてきた。そういう意味ではホンダの提案する原付二種の車載というのも大変に興味深い。飛行機や新幹線で時間をかけずに一気に目的地へ赴いた場合でも、現地での足をどのように確保するかというのは長年の悩みの種だったのだ。自己所有できる乗り物としては自動車が最速な訳だし、現地までの移動手段として自動車を利用し、現地での足として原付二種を利用するというスタイルは非常に魅力的だ。公共交通機関のもつ時間的な制約、持てる荷物の限界や現地での荷物管理、小回りや自由度の効く現地での足の確保。自動車+原付二種車載というのは、そのすべてをクリアしてくれる旅の理想形といっても過言ではないだろう。

| スーパーカブ110 | 06:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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嘘つき!

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ケツメイシのライブに参戦した際、最後の最後に会場を使ったドラマ撮影が行われたという記事を紹介して、その放送日が5月23日だと申しましたが、わたくし嘘をついておりました。


正しくは5月30日(木)ということです。


その事実に気づかないまま、てっきり今日が放送日だと思ってドラマを見ていたのですが、ケツメイシが登場しそうなあらすじ展開ではなく何だか怪しい・・・。そうこうしているうちにドラマは終了して次回予告でライブ風景がチラッと登場。ここでようやく正規事実が判明したわけです。



ドラマのエンディングに使われているケツメイシの『月と太陽』。きみとぼくは月と太陽のように明と暗の関係。きみが苦しく辛いときは、たとえきみが悪い奴でもぼくがきみを明るく照らして救いの手を差し伸べる。それがきみとぼくの宿命だと歌詞は続く。男と女というよりかは友人関係や仕事の同僚など男同士の関係をうたっているように思う。宇宙を想像させるような独特なテンポがたまらなく秀逸で、両人の静かで綿密な関係を浮き立たせている。





| 日常の話題 | 23:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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旅コラム 第五回 『日本一周出発4周年に寄せて』

2009.5.19


時の経つのは早いもので、日本一周に旅だったあの日から丸4年が過ぎた。





旅立ちのあの日、昼頃に自宅を出発した私は、東京日本橋の道路元標と東京都庁さらに神奈川県庁に立ち寄り、横浜市まで走った。出発に際して自宅近くの神社に参詣したことや初めて立ち寄ったコンビニが武蔵小杉のデイリーヤマザキだったこと等、今でもはっきり覚えている。横浜在住の友人と夕飯を食い、その日は赤煉瓦倉庫近くのベンチで眠った。今になって思えば、よくもまぁそんな場所で一夜を明かしたなと思う。テントも寝袋も開かず、ただベンチに横になって眠ったのは、旅全体を通してみてもこの晩だけだ。今の私ならとてもじゃないがそんな勇気はない。出発した直後でまだ旅人としての経験値のない青い自分だったからこそできた行動だったのだ。旅人は経験を重ねる中で自分なりのこだわりや流儀を確立するようになる。人にはない自分だけの旅の楽しみ方を極めていこうとする弛まない研鑽をする一方で、旅人として駆け出しの頃の怖いもの知らずの心も忘れずにいたい。


日本一周全体を通しての印象的な場面は、旅の序盤に回った四国や九州だ。それもどの景色が良かったとかどの温泉が気持ち良かったとかそういうのではない。四国や九州を舞台に、徐々に旅人に染まっていく自分自身こそが最も印象深い。きらきらとした新緑で溢れ、ほとんど雨に降られることのなかった空梅雨の西日本の旅。美しい日本の風景の中を旅するあの頃の自分が今でも鮮明に脳裏に浮かぶ。だから毎年この時期の新緑や雨の匂いをかぐと刻まれた記憶が呼び覚まされるのだ。


この先、私はどんな旅人生を歩むのだろう。もう一度日本一周に旅立ちたい望みはあるものの、それだけの時間も資金も覚悟もない。大型バイクで日本全国を駆けめぐりたい思いもある。私の目下の目標は、この先年老いていっても旅と付き合っていけるように仕事をしてお金を貯め、与えられた時間の中で精一杯旅を楽しむことだ。仮に年齢や資金的な問題をクリアしてタイミングが合えば再度日本一周に旅立つことも可能性としては有り得る。


自分の旅人生がどのように展開していくのか、楽しみである。

| 旅コラム | 22:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ケツメイシ ライブ参戦レポ @さいたま(2013.5.18)

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闇から光へ尿意ドーン!ケツメイシTOUR 2013
~ここが噂のパワースポットです♪~



先日の土曜日、およそ2年ぶりとなるケツメイシのライブツアーに参戦してきた。3回目のライブ参戦で、一昨年の代々木での興行以来である。ケツメイシは画像左から大蔵、Ryoji、Ryo、DJ KOHNOの4人から成るヒップホップグループで、30代後半のおっさん集団である。

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チケットは比較的容易に取れたのだが、会場がさいたまスーパーアリーナと若干遠い。私はまだましだが、共に参戦する友人は横浜在住。横浜⇔さいたまというのは思いのほか遠く、そのうえ湘南新宿ラインはさいたま新都心駅通過というのが痛いところだ。私の記憶が確かならば、学生の頃に「ゆず」のライブツアーに参戦したとき以来のさいたまである。


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開演は17時だが、15時30分頃には現地集合して腹ごしらえ。今回のケツメイシのツアーには「麒麟 淡麗」がスポンサーについていて、さらに駅からSAにつながるコンコース上の広場では世界各国のビールを味わえるイベントも開かれているため、外で一杯やってからライブに参戦するという方が非常に多い。長らくケツメイシのライブに参加しているが、ケツメイシのライブの根底にはせめて今日くらいは皆で歌って踊って馬鹿騒ぎをしたり、切ない男女の人間模様に涙したりして、人間のもつ喜怒哀楽を思いっきり爆発させて楽しもうというのがある。日常生活の中で辛いことも多いけど、今日だけはそれを忘れてまた明日から共に生きていこうというメッセージが込められている。ライブ中のMCでもそういう趣旨の言葉が多いし、参戦する側の意気込みや熱気も半端ない。そのせいか、参戦者の年齢層はやや高めで20代前半~30代後半が大勢を占める。中学生や高校生らしき人はあまり見られず、社会人として働いておられる方が多いように思う。まぁライブ中のMCは基本的に下ネタ満載の18禁的な内容であるので、未成年の皆様はあまり来ないほうが良い。


ケツメイシのライブに必須のアイテムはタオルで、これをブンブン振り回して騒ぐのが基本。小ホールを丸ごと借りた巨大グッズ売り場もあり、Tシャツやらキノコ型のペンライトや入場前に盛り上げグッズを揃えて参戦する方も多い(ちなみに私は過去に購入したタオルを使いまわしている)。座席位置はステージを真正面に見るポジションのスタンド1階。アリーナがあるためステージとの距離は一番遠いが、真正面なので非常に見やすかった。




以下セットリスト掲載!! ネタバレ注意!!








































01.脳内開放
02.guruguru
03.papamama syndrome
04.叫び
05.ASIA
06.トレイン
07.なぜ歌う
08.Dearest our
09.moyamoya
10.GOKON Queen
11.EZ DO DANCE
12.LOVE LOVE Summer
13.Running man
-----<名曲劇場>-----------------
14.出会いのかけら
15.仲間
16.バラード
17.トモダチ
18.涙
19.ライフ イズ ビューティフル
----------------------------------
20.さくら
21.Make&Break
22.月と太陽
23.YOUR WAY

★アンコール
24.Good morning
25.カーニバル
26.ボラーレ

★特別イベント
27.カーニバル
28.カーニバル
29.月と太陽




結論から言えば、これまで参戦してきたライブの中で、最も中身の濃い感動的な満足感で満たされる内容となった。最新のアルバム『ケツノポリス8』を引っさげてのライブであるが、実際のところこのアルバムはイマイチな曲が多いというのが私の評価だった。ただライブではケツ8の収録曲に固執することなく、過去の名曲もバランスよく盛り込まれていたのが良かった。中でも、ケツメイシ全曲の中で"私が選ぶ名曲3傑"に入る『トレイン』が前半で歌われたのは驚きだった。私は基本的にケツメイシのバラードが好きで、特にRyojiの透き通るような歌声は大変に魅力的に映る。後半の<名曲劇場>では大学にお互いライバルとしてプロレスに命をかけた2人に加え、美人女子マネが複雑に絡んだ三角関係の恋愛ドラマが展開されるのだが、その場面場面でケツメイシの名曲がBGM的に挿入され感動的な彩りが添えられていく。一曲一曲は短いが、ケツメイシのバラードが揃いも揃って登場したのは素晴らしかった。ドラマのあらすじ自体は非常にドロドロしているのだが、ケツメイシの曲によって不思議と切なく感動的な展開となり、私の隣に座っていた女性はマジ泣きしていた。さらに最新曲の『月と太陽』の歌詞と曲調が予想以上に良いもので、これは間違いなく"私が選ぶ名曲3傑"に食い込んでくる。



極めつけはアンコールの後に行われた特別イベントだ。



ケツメイシのライブは基本的に『カーニバル』で終わることが多いのだが、今回はビールのスポンサーがついていることもあってか『ボラーレ』が歌われそれで終わるはずだった。しかしこの日はそれで終わらなかった。『月と太陽』はテレビ朝日のドラマ『ダブルス』のエンディング曲に使われているのだが、刑事役としてドラマに出演している坂口憲二&伊藤英明がステージに登場!!場内の女性陣はケツメイシを差し置いて大騒ぎである。しかも登場してドラマの宣伝して挨拶して終わりかと思いきやさらに衝撃的な展開が待っていた。



何と、今からここで実際にドラマの撮影を始めるという驚きの展開!!刑事モノのドラマなのだが、ライブ会場に迷い込んだ犯人を2人が追い詰めるという設定らしく、ケツメイシと観客が盛り上がっている中を2人の刑事が駆け抜けていくというドラマロケが行われることになったのだ。説明役としてドラマのプロデューサーや何故かアンタッチャブルの柴田まで登場し、会場内は予想外の展開で皆さん大喜びである。撮影用にカーニバル×2、さらにドラマのエンディングでライブ風景が使われるということで『月と太陽』が歌われた。

数々の名曲が歌われたことに加え、ドラマ撮影という全く予想外の展開もあり、大変に印象に残るライブとなった。わざわざさいたままで行った甲斐があったというものである。ちなみに収録されたドラマは23日(木)21:00より放送予定とのこと。ドラマなんて見るのは本当に久しぶりだが、これだけは見逃さずにチェックしたいところだ。

| 日常の話題 | 22:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大惨敗

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先の記事で取り上げたB'zのホールツアーチケット一般発売参戦の結果である。




土曜日催行の都城、金曜夜の南魚沼、日曜の松本に的を絞ったのだが、いずれも瞬殺であった。



当初のネットと電話の二刀流作戦を変更し、ローソンの端末での10時打ちで直接発券することに。ネットと電話は10時きっかりに繋がる可能性はほぼゼロであるから、端末の方がまだ可能性があるだろうというねらいだ。店頭発券の唯一最大のリスクは10時のタイミングで他のお客が使っていたら即終了であるという点。そこで15分前には店舗に到着し、早くも端末の前に張り付いて他を寄せ付けない雰囲気を醸し出す。事前にLコードを入力し、10時ちょうどに『申込』ボタンを押せるよう体制を整えその時を待つ。右手で端末を押すスタンバイをし、左手には携帯を持って耳元で117の時報を聞くという徹底ぶり。


そして運命の瞬間を迎える。


ところが、アクセス集中のためなかなか次の画面に進まない。「しばらくお待ち下さい」の画面が繰り返し出てどうにもならない。そしてあるタイミングで次画面に進み、チケットの枚数を選択する項目が登場した。これはもうチケット獲得確定かと胸の高鳴りを抑えつつ入力するわけだが、その期待は脆くも崩れ去る。人数を入力して次画面に進もうとすると「完売」の表示…。会場を変えて何度か試すも結果は同じだった。10時ちょうどの発売開始からものの2~3分の出来事である。

これは駄目だとローソン端末に見切りをつけ自宅に戻り、イープラスのネット販売とキョードー北陸の電話予約に全てをかける。特にイープラスはかつて母親が大好きな福山雅治のチケットを取る際、今回と同じように発売開始から攻勢をかけ、一度×印が出たものの20分後くらいに突如△になり奇跡的にチケットを確保したという経験があるため、今回も密かにそれを期待していた。しかし願いもむなしく×印に変化はなし…。11時すぎになって漸く繋がったキョードー北陸の電話も既に完売という結果を聞くだけとなってしまった。


残念ながらホールツアーに関しては完敗である。もともと規模の小さいホールばかりであるから発売数も少ないのだろうが、チケット争奪でこれほどまでに苦戦した経験はかつてない。それほど皆が注目しているイベントだということだ。ホールツアーは完敗だったが、今日の12時にはイープラスにてスタジアムツアーのプレオーダー受付が開始され、先着順ではないとはいえ12時きっかりに申込を完了させた。キャパ数は桁違いにでかいのでホールツアーに比べれば取り易いのではないかと期待しているのだが、果たしてどのような結果がもたらされるだろうか。

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週末の大勝負

いよいよ運命の週末がやってきた。今週末は私にとって非常に重要なイベントがある。


まずひとつは2年ぶりにケツメイシのライブに参加すること。ケツメイシは学生の頃にかなりハマり、今でもよく聞いている。最新アルバムの『ケツ8』を引っさげての全国ツアー。会場はさいたまスーパーアリーナと若干遠いのだが、チケットは比較的容易に取ることができた。下ネタ満載汗びっしょりの歌って笑える熱気ムンムンの雰囲気がケツメイシのライブ風景なのだが、ここはひとつ馬鹿になって楽しみたいものだ。



しかしもう一件は難題である。それはB'z(ビーズ)のライブチケットの獲得だ。結成25周年を迎えたB'zは、6月にこれまでの楽曲を収録したベストアルバムを発売する。そしてそのアルバムを引っさげてのコンサートツアーを展開するのだ。私は今31歳なのだが、B'zという存在はファンとかそういうレベルを超越し、私の人生の時代時代を彩り、共に歩んできたアーティストとでも言えばよいだろうか。B'zの楽曲は私の人生そのものなのである。きっと同年代の方の多くが同じ心境を抱いていると思う。B'zのライブにはずっと行きたいと思っていたのだがなかなか実現せずに今日に至った。今回のライブはきっと誰もが聞いたことがある名曲がズラリと並ぶだろうし、盛り上がること間違いない。何が何でも参戦したいというのが本心だ。




5月18(土)朝10:00


一般発売の受付が始まると同時にネットと電話で勝負をかける。4月下旬から各プレイガイドで抽選制の先行発売があっていくつも応募してきたのだが全て玉砕してしまったので、もう一般発売に賭けるしかない。今回の発売は地方都市にある比較的小規模な施設で行われるホールツアーのみ。多治見、富士、薩摩川内、都城、豊岡、南魚沼などB'zのような大物のツアーではなかなか登場しないような都市で開かれるのが今回のホールツアーの特徴だ。中でも白眉なのは島根県隠岐の島での興行!私は島根出身だがこんな大物が隠岐でコンサートをやるなんて聞いたことがないし、隠岐島内はきっとB'z上陸の話題で持ち切りだろう。地元住民が参加できるように配慮してか平日開催の興行が多いことに加え、B'zのライブは入場時の身分証の提示等が必要なようで徹底した転売防止対策が取られているのでオークションでの購入も難しい。ということでかなりハードルは高いが、土日開催の都城、薩摩川内、松本あたりに的を絞って攻勢をかけたい。



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東京-小笠原航路『おがさわら丸』① ~受付・乗船

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小笠原の旅は浜松町から始まる。絶海の孤島へと向かう船は東京都心のオフィス街の片隅から出発しているのだ。このギャップがたまらない。浜松町駅から10分近く歩いたところに東京港竹芝客船ターミナルがある。






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おがさわら丸の出発は都心を出発して地方へと向かう寝台列車の出発の旅情とよく似ている。帰宅の途につくサラリーマンで混雑する通勤電車を横目に見ながら、寝台列車が発着するホームだけは別次元の時の流れがある。大きな荷物を抱えた旅客が出発の時を待っている。日常の中にある非日常とでも言えばよいか。旅立ちを目前に控えたホームで掻き立てられる旅情を味わうことは、何物にも変え難い贅沢なのだ。おがさわら丸の出帆は午前10時なのだが、そうすると旅客の多くは通勤ラッシュの中を大きな荷物を抱えて浜松町に降り立たなければならない。それは非常に苦痛である事に変わりはないが、オフィスへ向かうサラリーマンの波を掻き分けながら、ひとり竹芝桟橋へと向かうという旅立ちの光景は寝台列車の旅立ちの旅情と妙に重なるのだ。





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この日は土曜日だったため、通勤ラッシュに揉まれることなく浜松町駅に着き、8:30には竹芝桟橋に到着した。出帆までにはまだかなり時間があるが、乗船受付カウンターには既に長い列が出来ていた。最後尾に並ぶと行き先や乗船日の間違いがないようその場で券面を確認してくれる。私も電話口で乗船日変更をした旨を告げ、列の最後尾につく。比較対象にしてしまうことさえ申し訳ないのだが、先に利用した東京ー沖縄航路の乗船前とは明らかに雰囲気が異なる。ターミナルの規模や旅客数など大きさや数量の違いは当然のことながら、小笠原も沖縄も同じ南国へと向かう航路であるのに、竹芝桟橋全体の雰囲気やそこに集う人々の表情には華やかさと賑やかさがある。春休み真っ只中のこの時期であるから、家族やグループで小笠原に旅立つという人も多いのだろう。皆さんのこれから始まる旅への期待や心の高揚感で満ち溢れている。一方、海上コンテナが頻繁に行きかう産業港湾としての色が強い晴海ふ頭から出帆する沖縄航路には南国の華やかさというものはあまりない。旅客数も30人程度と少ないが、そこに集うのは一人旅や沖縄に帰郷する人たちで、何か特別な事情を抱えているような方々が多いように見えた。



船内への案内が始まる9:30まで思い思いの時をすごす。女性専用客室など先着順にあてがわれる一部の客室を狙う方々は早々に札のところに列を作って並んでいるが、それ以外の2等客室は早く並んだからといって良席が取れるわけではない(これは乗船受付の時点でも同様)。竹芝桟橋周辺にはコンビニや牛丼店や定食屋等が揃っているので食料調達に不便することはなく、私も小笠原の物価の高さを見据えて船内往復分の食糧を確保しておくことにした。



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9:30になると乗船案内がはじまる。上等客室等の指定席の旅客用、団体用、そして2等客室の旅客とそれぞれ札が立っていて、事前の受付順とは関係なく札に並んだ先着順に客室へと案内される。但し2等客室は旅客が多いために乗船受付前半の番号と後半の番号でブロック分けされ別々に並ぶようになっているので、とにかく誰よりも早く船内に入りたいというストイックな人は早めの乗船受付をお奨めする。


おがさわら丸乗船に際してひとつだけ残念なのは、乗船前に船体の全景を拝むことが出来ないことだ。案内が始まるとエスカレーターで上に登ってコンコースを歩き、飛行機のようなボーディングブリッジを渡って船内に入るのだが、その行程すべてが屋内であるため船の全景を写真に収めたりすることが難しい。荷役で忙しない出港前の港湾に一般人が出入りできるはずもなく、船の全景を拝めるのは小笠原二見港に着岸してからとなる。



| 13年3月/小笠原諸島 | 12:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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旅レポが溜りに溜まっている件

今年の年度末に立て続けに大型の活動を敢行し、さらにGWでのツーリング2発をこなした。これでしばらくは大型活動の予定はなく、次回はおそらく夏休みだろう。


それはいいのだが、活動を終えたのに未だに画像の添付や記事の追加を完了できていないものが多数ある。立て続けの活動だったのに加え、年度初めに新しい仕事を始めたためバタバタしてしまい、ブログに手を付ける余裕などなかったというのが実情である。この新しい仕事というやつも朝早くて晩が遅いため自分の時間というのが確保しにくいという理由もある。

しかしGWが過ぎて仕事を始めてから1ヶ月が経過したので徐々に新しい生活にも慣れてきたので、来週あたりからボチボチ旅レポを仕上げていこうかなと考えている。勿論ブログを見てくださる方に見てもらいたいというのもあるが、遣り残しのものをずっと長いこと放置しておくというのは自分自身もモヤモヤするものだ。これからしばらくは仕事に精を出しつつ夜はしっかりと自分の時間を確保し、土日には近距離の活動を組み込んでいくという流れにするつもりだ。

| 日常の話題 | 18:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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旅コラム 第四回 『カブ乗り的追い抜かれ方』

私はカブで長距離ツーリングをするときの走り方として、必ず遵守している鉄則の掟がある。それは、バイクだからといって遠慮せず、堂々と道の真ん中を走るということだ。


この掟は110ccだろうが50ccだろうが変わらない。50ccで日本一周した時、長いこと旅を続ける中でこれが最も安全な走行方法であると確信した。カブに限ったことではないが、50ccや110cc(125cc)バイクは速度的な視座からすれば非常に中途半端な乗り物である。50ccはどんなに頑張っても50~60km/hが限界であって自動車の流れにのって走ることは難しい。110ccにしても特にペースの速い国道等ではしんどいと感じることが多々ある。それでも道の真ん中を走る理由としては、ひとつはパンクの防止。路肩には実に様々なものが落ちていて危険極まりない。釘やガラス片などはざらにあるし、ペットボトルや大きめの石などが落ちていてバランスを崩して転倒すればパンクどころでは済まされない。道の真ん中と表現しているが、厳密に言うと自動車の轍をなぞるように走るのが最も安全といえる。


もうひとつの理由は明確な意思表示になるということだ。路肩をオロオロと走る低速のバイク。当人は親切心というか何と言うかどうぞ抜かしてくださいというつもりで走っているのだろうが、後続の自動車からしてみればフラフラしているバイクは非常に抜きにくいし何を考えているのかよく分からないものだ。そんな事をするくらいなら道の真ん中を堂々と走ったほうが後続車に伝わる意思は明確で分かりやすい。


最後に、譲るべきときははっきりと道を譲るという掟だ。慣れてくると、この車は追い抜きしたそうだなとか、このまま走って大丈夫だなというのがミラー越しでも分かるようになる。後ろからつついてくるときは無理に加速して粘るのではなく、対向車や道の線形のタイミングを見計らい、はっきりと道を譲るようにしている。左ウィンカーを点滅させてやや減速し、気持ち車体を左に寄せて右手で後続車に合図を送るというのが私のやり方だ。この方法は思わぬ交流効果を生んでくれることもある。GWに房総半島を走行しているとき、後方から10台超のバイク集団がやってきた。向こうは隊列を組んでいるから私を追い抜くタイミングが難しく、こういう時こそこちらから明確な意思表示をしてあげなければならない。こういう時、大抵のライダーは追い抜きざまに左手で合図を返してくれる。集団になると圧巻で、先頭のライダーだけでなく集団全員が追い抜きざまに連続して合図を返してくれるのだ。この光景は非常に感動するというか、走りながら言葉を交わしたり出来ない孤独なライダー同士にとってはささやかな交流の一場面であって、私はこれを密かな楽しみにしている。


ひとつだけ付け足すと、北海道の道は例外だ。北海道の場合は後から車が来ても道を譲らずに堂々と真ん中を走っていて構わない。多くのドライバーは自動車を抜くのと同じように右ウィンカーを出し、対向車線を使って追い抜いてくれる。

| 旅コラム | 23:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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