ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

2012年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年11月

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出動!

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今週末の活動の際し、おおよその目的地が定まった。



既に脳みその99.9%は旅モードだ。


天気の崩れは心配なさそうだが、この一週間で季節が一気に進み、週末は冷え込みが厳しくなるようだ。防寒系の装備を揃えなければならない。
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| 日常の話題 | 21:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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緊急事態!

私は日常生活を送る中で、たびたび「緊急事態」に見舞われることがある。



公共の眼前でひとたびそれが起これば、たちまち奇異の眼差しを受けながら醜態をさらすだけでなく、応急措置をしない限りその場から逃げ出すこともできないという極限に追い詰められる。







その極限状態とは、  鼻血  だ。






私は子どもの頃からよく鼻血の出る人間だった。なんでも私の血管は細いらしく、熱くて湿気のある室内にいるとき、緊張や興奮で心拍数が上がるとき、そして鼻の辺りをちょっと打ったり衝撃を与えただけで出血してしまう。


私の血管の細さというのは、特に健康診断の採血の場面でその威力を発揮する。看護師さんが血を採ろうとして血管を捜すもなかなか見つからない。腕を伸縮させたりグーパーしたりもう片方の腕でチャレンジしたりするのだがそれでも見つからない。若い看護師さんの場合は大概がギブアップし、ベテランの看護師さんに交代して血を採るというのがよくある展開だ。大抵は肘のあたりに注射するものだが、手首の辺りから採られることもよくある。とにかくあれこれ試しながら慎重に採血を行うため、大抵の場合は15分、苦戦するときには30分近くかかることもある。要するに、それだけ血管が細いために鼻血も出やすいということなのだ。



自宅内で出血する分には構わないのだが、かつては授業中(生徒として)、授業中(教員として)、電車の中、コンビニで買い物中、友達のワイワイ遊んでいる最中など、何でこのタイミングなんだというときに悉く出血した。それも一切の予告もなく、急に出てくるから困るのだ。さらに私の場合は一度出血が始まると結構な出血量があって対処に困る。かつて一番酷かったのは、出血が始まったと思って鼻にティッシュを詰めるも、そのティッシュを全て赤く染め上げて垂れ落ち一向に止まる気配がなく、何度も何度も新しいティッシュを詰めて止血を試みるのだがそれでも駄目で、やがて血が行き場を失ったのか、とうとう両方の鼻から大量の血が噴き出すというもはや鼻血というレベルではない事態が起こり、30分ほどでようやく止血したということもあった。



そして、今日もその『緊急事態』が起こった。


外の食堂で食事をしている最中という最悪の状況。しかも食べ終わりというのならまだしも、食事が出されてこれから食べようかというタイミングで出血するもんだから参った。さらに鼻血というのは他人に気づかれない中で起こる場合が多いのだが今回もそのパターンで、それ故はじめは他人にばれないうちに処理しようとした。しかし生憎ポケットティッシュを持っておらず、どんどん出てくるために対処できず、店員さんにヘルプしてティッシュを持ってきてもらった。幸いにも厨房に近いカウンター席だったので声もかけやすく他の客にはこの緊急事態を知られずに済んだ(たぶん)。

では食事はどうするのか。ティッシュを鼻に詰めて食事は中止してそそくさと退店すればいいものを、私はどういう状況であれ「食事を残す」という行為がとにかく嫌いで、そういう事を平気でやる連中と一緒にされたくないという訳の分からない意地がでしゃばり、ティッシュを鼻に詰めたまま最後まで完食して店を出るという荒業をやり遂げたのだ。



いつ、どのタイミングで起こるかも分からないから厄介なのだ。



私は日頃から、見えない恐怖と闘っている。

| 日常の話題 | 20:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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予定のない一日

今日は仕事が休みだった。



土日が休みということになると旅立つというのが基本なのだが、先週の活動で若干体調が崩れ気味であること、さらに日曜日の天候がよろしくないこともあって、この土日に関しては基本的に予定を入れない日にした。



これだけゆったりと休みの日に何もせずに休めるというのも久々のことだ。


特に今週は仕事が特に忙しく、活動を終えて夜行バスで朝方東京に帰還し、そのまま出勤した月曜の勤務などはもはや意識が飛んでしまうほどの疲労度だった。


たまにはこうして何も予定をいれずに休む日も必要なのかもしれない。


ちなみに、来週も土曜が祝日になるために土日休みが確定。


もちろん、旅立つ。

| 日常の話題 | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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旅コラム 第二回 『あるラジオ番組から』

福島を基点として、米沢・裏磐梯・喜多方を旅した。吾妻山麓の紅葉を目指して車で駆け抜けた旅だった。




その旅の終盤の出来事を紹介したい。



一通りの旅を終えて、レンタカー返却のために夕刻の福島市内に戻ってきた。返却時間まではまだ余裕がある。とある公園の駐車場に車を入れ、エンジンを切って窓を全開にし、福島の涼しい風を感じながら旅の終わりを噛み締めようとしていた。旅の終わりに若干の切なさを感じつつも、旅の足跡を振り返りながらボーッと時間がすぎるのを待つという至極のひとときだ。


そのとき、ラジオから流れてきたある番組が、最後の最後に私の旅をより印象深いものへと誘ってくれた。



そのラジオ番組とは


『Sound Library ~世界にひとつだけの本』


旅行会社に勤務する、月原加奈子 38歳の人生が描かれた自伝だ。毎週一話ずつ、女優の木村多江が朗読するという内容。




その冒頭、



「あわただしく過ぎていく時の波にふと足元をすくわれそうになったとき、必ず、ひもとく本があります。」



という一節で番組は始まる。




「本の中の彼女に出会うと、心の湖に波紋が幾重にも広がるように、ゆっくりと、優しい言葉が満ちていきます。
そっと耳をすますと聞こえてくるのは、あなたの思い出のどんな1ページでしょうか。」



美しい音楽の旋律と、夢枕に心地良い木村多江の美声がこれから始まる物語を彩ってゆくのだ。



ゆったりと番組がスタートし、その物語に耳を傾けた。






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月原の勤務する旅行会社に、初老の男性が訪ねてきた。自分の娘に旅行を贈りたいのだが、何処か良いところはないかという相談だった。最近夫と離婚をし、実家に戻って塞ぎ込んでしまった娘を励ましたいのだという。


おしゃれな身なりでかっこよく、落ち着きのある語り口の男性。月原はこのお客様と同じくらいの自分の父親を頭に思い浮かべる。警察官だった父は月原が幼い頃、休みの日にはいつも家にいるという訳ではなく、大きな事件が起これば直ちに出動するような人だった。そして月原の学習面はすべてが平均で、やりたいことが見つからない中で就職期を向かえた学生時代の月原に、父親はこう助言する。




人生には、大切なものが3つある。



愛せる仕事、



愛せる地域、



愛せるパートナー、



この3つだ。




月原はこのお客との出会いをきっかけに、自分の人生の歩みを振り返り、就職で壁に突き当たる私に対して父親がかけてくれた言葉を回想する。かつて父親が不器用ながらも自分の言葉で私を導いてくれたように、お客様が旅という贈り物を通して、娘さんが新たな道を歩めるよう、そのお手伝いをしたいという思いを固めるのだ。




月原が用意した旅先は、広島・尾道 だった。坂が織り成す美しい景観と瀬戸内の長閑で暖かい雰囲気が、彼女の心に刻まれて、新たな一歩を踏み出すきっかけになればという月原なりの願いを乗せてお客様に提案するのだ。結果的に娘さんは、尾道の旅を大いに楽しんだそうだ。



その物語の中の一節で、月原はこのように述べている。






人は、五感に思い出を宿す。





旅の記憶は、その思い出の引き出しをそっと開けてくれる。






旅行会社に勤める月原にとっての人生の転換期は、就職で悩む自分に対して父親がかけてくれた言葉だ。社会人になった月原がお客様に提案した旅行が良い潤滑油になり、父から娘への願いや優しさが届いたのだろう。その想いは間違いなく娘に伝わっている。




*******************************




そのうち、レンタカー返却の時間になった。美しい音楽のなかで展開される旅にまつわる物語が、旅を終えようとしている自分とシンクロして、妙に感動的に心に残っている。




確かに、旅の記憶というのは印象強く残っている。



旅というのは五感を駆使した活動だから、旅先で食した料理、車の中で聞いた音楽、美しい風景・建築物・町並み、さわやかな風や温泉の匂い、そして大切な人と旅した時間や空間、交わした言葉がひとつひとつ記憶に刻まれる。何年かたって人々が人生の壁にぶち当たったとき、かつての旅の物語を紐解くことで見えてくる光もあるのかもしれない。旅とは、ひとつの物語なのである。




日本全国それぞれの土地に旅の記憶が根づき、決して色褪せることのない旅路の憧憬が、幾年を重ねても変わらず瞼に浮かぶ。旅人として、そのような美しい思い出をひとつひとつ積み重ねていけるなら、こんなに幸せなことはない。

| 旅コラム | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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くたびれ果てて日が暮れて

土日で米沢・裏磐梯・喜多方を旅してきた。



非常に充実した旅ではあったが、少々ハードスケジュールだったため、昨日今日と仕事だったのだが未だに旅の疲れが残っている。



よくよく考えてみれば、金曜の晩は高速バスの車内、土曜日はレンタカーの車内、日曜日は東京へ向かう高速バスの車内と3日連続の車中泊。おまけに今回の活動は福島を基点として米沢・裏磐梯・喜多方と広範囲に及ぶ活動であったため移動の時間が必然的に長くなり、さらに紅葉を楽しむのがメインであったため絶景を拝める有料道路も数多く走破するなど、運転をしている時間がかなり長くなった。それだから疲れるのも無理はないだろう。おまけに福島駅前でも朝晩の気温は10℃、1,800㍍近い標高の磐梯吾妻スカイラインの頂上付近『浄土平』はおそらく零下で、おまけに猛烈な強風が吹いていた。そんな訳で実は旅の後半辺りから体調があまり優れないのだ。


相変わらずのスローペースになってしまうが、本日より速報版的に更新してきた旅の記事に、画像や後日談・追記を加えながら完成版をこしらえていく作業を順次進めていく。


一度読まれた方も、是非再読してみて下さい。

| 日常の話題 | 21:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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終演

東京駅日本橋口に定刻で到着。

すぐに職場に移動してしばし仮眠をとります。

これにて全日程終了。


お疲れ様でした。

| 12年10月/米沢・会津 | 06:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夜行バスで東京へ

なんとか四時間近い暇つぶしを乗り越えた。


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それにしても福島駅前は夜もにぎやかだ。木に住み着いたムクドリがギャーギャー絶叫するのでたまったもんじゃない。


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これより往路と同じ『ドリームふくしま・横浜号』にて帰路に就く。行きのようなハプニングに見舞われないよう願うばかりだ。

| 12年10月/米沢・会津 | 22:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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毎度恒例の大問題

無事にレンタカーを返却し、送迎して頂いて福島駅西口まで戻ってきた。しかしここからが問題だ。


22:50の出発まで実に四時間近くも暇があるのだ。さて、どうしたものか。今新幹線に乗れば今日のうちに東京まで戻れるのに…。

| 12年10月/米沢・会津 | 19:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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福島へ

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予定の活動はこれにて全て終了★


これより国道13号 万世大路より栗子峠を越え、福島へと帰還する。

| 12年10月/米沢・会津 | 17:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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湯処巡礼 ~米沢・白布温泉 中屋別館 不動閣

昨日に続き、白布で日帰り入浴です。


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オリンピック風呂という競泳プールのような横長の風呂が名物の中屋別館 不動閣。長い方の辺に沿う形で管がとりつけられていて、均一に源泉が注がれています。泉質は昨日の吾妻屋旅館とほぼ一緒。



それはいいのだが、トレッキングかなんかの集団と被ってしまい、着脱場にスリッパやらタオルやら散らかし放題で非常に気分が悪かったです。


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2009年の日本一周で、同じく白布の茅葺き家屋の西屋で風呂に入っただが、こちらは『湯滝』とよばれる滝のように溢れ流れる風呂が名物で、非常に満足いく温泉でした。それぞれが工夫を凝らした温泉をもっておられるようです。


<2012.10.21入湯>

■白布温泉 中屋別館 不動閣

住所:山形県米沢市白布温泉
連絡先:0238-55-2121
料金・時間:500円(13:00~18:00)
定休日:なし

| 12年10月/米沢・会津 | 15:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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