ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

北陸・信越を旅してきます (全行程4日間)

鮮度落ちもいいところだった2013年の北海道の旅の長編レポートも何とか書き終えまして、今週末より北陸・信越地方を旅してきます。10月に入り、現在の職場に復帰して半年が経過したことにより漸く年休を取得することができました。それを早速使って日曜日や非番日などと合体させて4日間の連休を獲得しました。まだ旅をしているような経済的余裕はあまりないのですが、10月になってめでたく昇給したので楽観的にいきたいと思います(因みに、現在の職は過去に経験があるため昇給額が半端なかった)。本ブログでも活動の状況をアップしていく予定ですので、旅に行ったつもりで覗いてやってください。



旅先での移動手段は主にレンタカーとします。今回の旅の主題の一つは、北陸新幹線の開業に伴ってJRから経営分離される北陸本線・信越本線沿線沿いを走り、各駅に立ち寄ってJRの駅としての駅舎や周辺の様子を撮影していくというもの。来春のダイヤ改正では北陸本線を彩ってきた多数の特急が姿を消しますから、彼らの最後の雄姿もカメラに収めたいと思います。北陸本線が北陸本線でなくなれば、北陸の交通体系は劇的に変化し、各方面への特急列車が往来していた華やかし頃の面影は遠い過去の思い出となってしまうに違いありません。我々旅人にとっても、北陸本線がなくなれば旅の楽しみがまた一つ減り、日本の東西を貫く主要幹線が失われてしまいます。今のうちに北陸本線・信越本線の雄姿を目に焼き付けておかなければ後々後悔するでしょうから、今回の活動は随分と前から企画していたのです。





hokkaido2013w0292.jpg

しかし・・・。その思いに水を差すようなこの天気は一体何なんだ!

私の旅程に合わせるように台風18号襲来という驚異の悪運ぶり。これだけぴったりと被せてくるとお見事としか言いようがなく、逆に気持ちがいいくらいです。こうなったら日本海に沈む夕日や美しい立山連峰の山なみなどは最初から期待せず、しっとりとした温泉や富山の魚介に舌鼓を打ちながら駅を巡っていきましょう。



期間は10月4日~10月7日の4日間。

北陸本線・信越本線の駅めぐりを主活動としますが、温泉や名水めぐり、晴れれば紅葉見物なども織り交ぜます。主な活動地は長野県・新潟県・富山県で、石川富山県境の倶利伽羅峠を活動の西限とし、今回は石川県には足を踏み入れません。

さて、これまでお伝えしてきた冬の北海道の旅に続き、またしても荒天が予想される北陸・信越の旅。一体どんな旅になるのでしょうか・・・。

スポンサーサイト

| 14年10月/北陸・信越 | 18:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

(一日目) 高速バスで松本へ

旅の始まりは前日の晩から。


ということで、旅立ちます。



hokuriku20140001.jpg

以前にも利用したことがあるアルピコ交通と成田空港交通の共同運行便、成田空港-長野線(愛称なし)に乗車します。首都圏側では成田空港を発駅として、海浜幕張、西船橋、TDR、京成上野駅前、さらには浅草雷門と、著名観光地をこまめに巡って客を拾い上げ、普通に走れば三時間半もあれば着くところをわざわざ遅く走って(乗務員の仮眠含む)翌朝早くに茅野・松本・長野に停車してくれる使い勝手の良いバスです。


昼行便の多くが四列シートのところ、本便は独立三列シートというのも嬉しいところです。座席ごとにコンセントも備わっていて携帯の充電も可能です。


京成上野駅前(2340)→松本インター(0601)

| 14年10月/北陸・信越 | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

レンタカーで出発

おおかたの予想通り、定刻より20分も早い5時40分頃に松本インターバス停に到着。


hokuriku20140002.jpg

今回松本インターで降りたのは私一人だけでしたが、この松本インターバス停というのは松本IC入口のすぐ目の前(本当にすぐ目の前!)にあって、高速バス利用者専用の駐車場も完備されているので、パーク&ライドで利用する客が多くとても便利なのです。私が着いてから1時間近くそこで待ちましたが、早朝の新宿行がその間に2便出発していきました。しかも1便目は2台、2便目は3台体制での増車運行。


今回利用するレンタカー屋は街中から少し離れた位置にあるので、松本インターまで迎えに来ていただきました。こんなに朝早くから対応していただいて、しかも4日間も借りて14,000円という破格値は本当にありがたい話です。

松本を拠点として取り敢えず上越方面へ向けて北上します。4日後には再び松本へ帰還します。

| 14年10月/北陸・信越 | 06:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

姨捨

国道19号→国道403号と快走しまして、現在地は姨捨。


姨捨駅から眺める善光寺平の美しい風景を堪能します。




hokuriku20140004.jpg

hokuriku20140003.jpg

眼前の棚田"田毎の月"には収穫された稲束が干され、平野部の広大な水田は黄金色の絨毯ようです。中央部を雄大な千曲川が流れ、信州の山並みが連なる美しすぎる長野の風景。




hokuriku20140005.jpg

ちょうどリゾート列車が到着して一瞬賑やかになりましたが、そのお客が過ぎ去り、静けさを取り戻す瞬間がまたたまらない!信州に留まらず、日本を代表する美しい鉄道車窓。いつまでも残ってほしい景勝地です。

| 14年10月/北陸・信越 | 09:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

湯処巡礼 ~長野・加賀井温泉 一陽館

長野市は松代までやってきました。

夜行バス明けで身体が気持ち悪いので、此処で温泉に浸かります。




hokuriku20140009.jpg

hokuriku20140008.jpg


とある温泉雑誌で知った加賀井温泉 一陽館を訪問します。加賀井温泉なんて初めて聞いたというかもしれませんが、本当に住宅と農地が混在したありふれた集落の中に突如として現れます。昔は宿泊もやられていたようですが、今は日帰り入浴のみの営業です。


ネットで調べていたのである程度は想像していたのですが、此処はすごい!温泉好きの方なら必ずや満足いただける正真正銘の本物の温泉です。





hokuriku20140006.jpg

hokuriku20140007.jpg

茶色く濁ったその温泉は凄まじい鉄の匂いと強い酸性と塩分を含んでいます。内湯と露天風呂があるのですが、どちらも湯釜全体が析出物でこびりつき、ケロリン桶に至っては完全に色が変わりケロリンは見る影もありません。



hokuriku20140013.jpg

hokuriku20140012.jpg

hokuriku20140010.jpg

hokuriku20140011.jpg

建物の外には源泉井戸があって、ものすごい勢いでボコボコと湧き出ています。温泉分析書には毎分400リットルと書かれていました。源泉の温度は41℃で、源泉井戸に直接手を突っ込んでもまったく問題ありません。その湯は惜しげもなく浴槽に注がれています。もちろん外に流れ出る温泉の量もすさまじく、温泉周辺の廃湯の通り道は茶褐色になっていて凄いことになっています。


お湯はぬるめなので、ペットボトル持参で長湯される地元客が多数いました。私もそれに混じり一時間ばかり露天風呂に浸かったのですが、いくらぬるいとはいえキシキシ感のある重たい湯でありまして、風呂から上がると結構な疲労感におそわれます。


初めて利用される方は、温泉を管理している親父の説教じみた説明を聞かされる羽目になります。車上荒らしが絶えないようで、その被害写真や予防策(運転席助手席に荷物を置かない)を教わる、温泉の歴史と源泉の説明、石鹸類は一切使用できないとの注意、最後に何処から来たのか聞かれる(私と一緒に説明を受けた男性は、「東京」と答えたところ「東京っても小笠原か?八丈島か?奥多摩か?」と詰問されていた)という一連のオリエンテーションがあります。最後に風呂から上がって一言礼を言うと、シャインマスカットを一粒くれて、「近くに直売所があるから土産に買って行ってくれ」という営業活動で〆られます。別に嫌な人・怖い人ではないので付き合ってあげてください。


本当に良いお湯でした。ありがとう。



<2014.10.4入湯>

■ 加賀井温泉 一陽館
住所:長野県長野市松代町東条55
営業時間:8:00~20:00
料金:400円
定休日:なし

| 14年10月/北陸・信越 | 12:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT