ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

≫ EDIT

宿泊帳簿63.高知 高知ビジネスホテル別館

DSC_0151_20171020204113aeb.jpg

高知の地場ホテルである「タウングループ」。

高知駅周辺に5つのホテルを展開しており、以前に利用したことのある「ホテルタウン錦川」に続き、今回は「高知ビジネスホテル別館」を利用した。タウングループの中では最も安い価格設定のホテルである。因みに「別館」と名がついているが、本館や新館が別にあるわけでもなく、謎の名称である。


DSC_0156.jpg

立地は国道32号の南側、鏡川に面した静かな場所にある。はりまや橋や周辺の繁華街は徒歩圏内。周辺は板垣退助や後藤象二郎生誕の地であり、さぞかし由緒正しい文教区域かと思いきや、その一方でホテル周辺は風俗街であり、さらに高知競馬場の場外馬券売り場もあって人間臭い怪しさが漂う。

外観はれっきとしたホテルだが、一階だけがフロントで客室は賃貸マンションのようなつくりだった。このホテルにはエレベーターがついておらず、最上階の4Fまで階段で上がらなければならない。私のような対して荷物もない利用客なら問題ないが、大型キャリーケースを持っている人などは少々厳しい。


DSC_0147.jpg

客室は和室で6畳程度の広さ。年代物のラジオなんかが置いてあって歴史を感じる。鏡川とは反対側の部屋で、しかもすぐ隣がビルのため展望は全く望めず。バス・トイレは共同。風呂は一か所のみで施錠可能なため、別の客が利用していると自分の部屋で待たなければならない。私もタイミングを見計らって風呂を覗きに行ったのだがことごとく使用中で入れず、風呂と部屋を5往復くらいして結局1時間くらい待たされた。

夜は高知の街で飲み、一晩眠るだけという割り切りで格安ホテルを探している人にはこれ以上ない物件である。エレベーターがないこと、周囲が風俗街であることを我慢できれば、一泊素泊まりで2,700円という安さである。駐車場代500円を加算しても3,200円である。





<2017.10.8宿泊>
楽天トラベル利用 一泊素泊 ¥2,700


高知ビジネスホテル別館
高知県高知市与力町9-5(中央公園から徒歩5分)
088-875-3121
特記事項:エレベーターなし、周囲が風俗街、繁華街至近


スポンサーサイト

| 四国スタンプラリー | 19:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

宿泊帳簿62.赤坂 センチュリオンホテルレジデンシャル キャビンタワー

DSC_0082.jpg

私的な用務で東京に宿泊する必要があり、表題のホテルを利用した。

仕事で東京に宿泊する時は通常のホテル客室を利用するが、私的な用事で行くときはカプセルタイプの客室を利用することがほとんどだ。宿泊代はできるだけ安く抑えたいという考えがあり、具体的には5,000円以下の物件を中心に立地などを考慮しながら選ぶ。都区内で5,000円以下で通常客室を供する物件はほぼない。しかし一晩眠るだけと割りきれば、別にカプセルホテルでも十分なのである。

関東で生活していた時も赤坂という街にはあまり縁がなかったので詳しくないのだが、このたび初めて赤坂に泊まるという機会を得た。



DSC_0090.jpg

センチュリオンホテルレジデンシャル キャビンタワー。

いかにも現代的・国際的な臭いのするホテルだ。国の中枢である永田町に隣接する赤坂の繁華街のど真ん中にある。赤坂は人が集まる繁華街でありながら、どことなく「静」の印象が強く、上質で敷居の高そうな店が多いというのが印象である。官公庁が隣接しているという立地もあり、接待で利用されるような店も多いのだろう。そして場所柄外国人の姿が多く目につく。

翌朝に撮影した画像では分かりにくいが、外観はやや派手目。フロントで受付をすますと、フロントを通り過ぎていったん建物の外に出て、別棟になっているキャビンタワーへと移ることになる。エレベーターで各階に上がり客室エリアへはカードキーで出入りする形になっている。一応セキュリティ対策はされているが、一般道に面した入口から従業員のいるフロントを介さずに客室エリアに上がることができ、カードキーがあるとはいえ宿泊客と同じタイミングで上がってしまえば簡単に出入りできてしまう。鍵のかかるロッカーは小型でキャリーバックは収納できず、キャビンのそばの通路に置いている客が大半だったが、セキュリティ面はやや不安がある印象。

DSC_0087.jpg

DSC_0089.jpg

DSC_0088.jpg

最近は一言でカプセルホテルといっても色々と趣向を凝らした造りになっており、障子の和室部屋を意識したようなデザインになっていて、赤坂という土地柄宿泊客の半分以上は外国人だったが、デザインも外国人を意識したものになっているのだろう。キャビンは通路に対して平行に寝る形で部屋が配置されている。フランスベット製の高級マットレスが採用されているそうで、寝心地はすこぶる良かった。32型の大きなテレビが設置されており、コンセントや照明スイッチ、飲み物が置ける収納式のテーブルや鍵やリモコンが置ける台が手の届く位置に配置されており、非常に利便性が良く快適性が高い。

赤坂の繁華街のど真ん中にあり立地条件は申し分なく、赤坂・赤坂見附・溜池山王の各駅が利用できるためアクセスも良い。これで一泊素泊¥3,000という値段は非常に利用価値が高く、今後も利用する可能性大である。





<2017.9.17宿泊>
楽天トラベル利用 一泊素泊 ¥3,000

センチュリオンホテルレジデンシャル キャビンタワー
東京都港区赤坂3-12-16 (地下鉄赤坂駅より徒歩1分)
03-6229-6336
特記事項:赤坂繁華街至近、格安



| 日常の話題 | 10:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

宿泊帳簿61.釧路 ホテルラッソ釧路 by WBF

DSC00983.jpg



釧路の飲み屋街のど真ん中にあり、非常に利便性の高いホテルである。

フィッシャーマンズワーフや幣舞橋にも近く、今回暖簾をくぐった炉端焼の居酒屋「万年青」はすぐ隣。ホテル玄関から歩いて30秒もかからない。


DSC01001.jpg

このホテルに宿泊するのは初めてなのだが、以前から本格的な無料朝食が評判であることを把握していて、どれほどのものかと興味があってこの宿を選んだ。しかしつい最近になって朝食を有料化したそうで、別途朝食代千円がかかるようになった。それまでも、当然宿泊代の中に朝食経費も計上されていたのだろうが、実質的な値上げには間違いない。どうやらホテルの経営母体が変わったようで、このホテルの存在は前々から知っていたのだが、以前はホテル名に「by WBF」というのは付いていなかった気がする。

DSC00970.jpg

外観、内観はピュアホワイトと橙色を基調とした色使い。フロント周辺にはお好みで選べる枕や入浴剤、シャンプー、コーヒー&紅茶のサービス、漫画本コーナー、さらに夜には夜鳴きそばのサービスがありそのための屋台まである。


DSC00967.jpg

DSC00969.jpg

今回選んだプランは、最上階のセミダブルルームの禁煙室。部屋を出てすぐ目の前がランドリールームだったので大変便利だった。


DSC01000.jpg

さて、肝心の朝食だが、結論から言えば少々不完全燃焼だった。これは自分に責任があり、昨晩の居酒屋「万年青」で飲み食いしすぎてしまい、夜が明けてもほとんどお腹が空かず、朝食終了時刻の9:30ぎりぎりまで時間を置いてみたのだが、写真のとおりの量を平らげるのが精いっぱいだった。

名物のカレーは欧風のドロドロとした濃厚カレー。丸型の小さなじゃがいも、人参、キャベツをお好みで添えて食するカレーで、評判通りの美味しさだった。これに無着色の福神漬けがあれば文句なしなのだが・・・。カレー以外ではおかずを少々とサラダと牛乳を食したが、和洋30種類以上あるといわれる豊富なメニューのほんの一部。玉子焼や焼きたてパンなども興味があったのだが、泣く泣く諦めることにした。


楽天トラベルで予約したのだが、ラッソ釧路は比較的安価なホテル相場の釧路においても最安値帯に属するホテルで、一泊朝食付きで5,900円だった。つまり、素泊まり4900円+朝食1000円ということになる。他の街なら同じ価格帯でより貧相な朝食を出すホテルは山ほどあり、値上げしたとはいえ個人的には許容範囲だと思うが、釧路の相場からしたらそれでもやや高めなのだろうか。

ホテルの朝食を楽しもうと思えば、前の晩の釧路の居酒屋での飲み食いを抑制する必要があり、バランスが難しいところである。しかしホテル側が朝食にかなり力を入れていること、そして様々な工夫をして営業努力されている姿勢はよく伝わってきて大変好感が持てた。調べてみると、経営母体は道内各地でホテル事業を受託している会社で、地場ホテルの類だと思われる。

今後も積極的に利用したいホテルの一つである。

<2017.9.1宿泊>
楽天トラベル利用 一泊朝食付 ¥5,900






ホテルラッソ釧路byWBF
北海道釧路市川上町4-1(JR釧路駅より徒歩12分)
0154-23-3311
特記事項:飲み屋街至近、美味しい朝食

| 17年夏/北海道 | 22:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

宿泊帳簿60.小倉 東横イン小倉駅新幹線口

二週続けての小倉競馬。しかも土日連続の参戦である。

前回は大成旅館のお世話になり今回も当然同宿を利用したかったのだが、盆の時期と重なってか生憎満席で振られてしまった。ホテル予約サイトを連日眺めてみても高価格帯の部屋しか空いておらず、ネットカフェか車中泊という選択肢も現実味を帯びてきたところでホテルの神降臨。

楽天やじゃらんといった旅行予約サイトは、宿泊日の前日や前々日にお手頃価格の部屋に空室が出ることがい多い。直前のキャンセルや別枠の部屋が旅行予約サイト用に回されたりすることがあるのだろう。


DSC_0072.jpg

ということで利用したのは東横イン小倉駅新幹線口。小倉の飲み屋街、魚町・京町とは線路を挟んだ反対側にあり、駅の改札口から徒歩5分程度。飲み屋街側の小倉城口にも東横インはあるのだが、新幹線口の方が安い。

DSC_0070.jpg


客室はやや窮屈だが一晩寝るだけなので問題ない。布団の色も東横インおなじみのオレンジ色。このように全国チェーンの画一的な造りのホテルを利用すると、先週利用した大成旅館のような宿がいかに貴重か身をもって知らされる。



DSC_0077.jpg

そして、東横インといえばカレーだ。すべての東横インという訳ではないと思うが、夕・朝・あるいはその両方でカレーを供する店舗が多い。以前、鉄道旅行で福島駅前の東横インに泊まった際にも夕・朝とカレーを食したことを覚えている。

今回は朝食としてカレーをいただいた。他のおかずも一応あるがやはりメインはカレー。味は可もなく不可もなくといったところだが、パートの主婦の方々が手作りしてくださっていると思うと大変ありがたい。結局、大盛二杯を完食してしまい、夕食まで何も口にせず小倉競馬に没頭できた。

朝食用の部屋というものがなく、入り口付近のロビーが朝食会場となる。フロント周辺にはカレー臭が漂い、チェックアウトをするお客がいる傍らで、黙々とカレーをかきこむ客がいる光景は何とも東横インらしい。







<2017.8.12宿泊>
楽天トラベル利用 一泊朝食付¥5,184

■ 東横イン小倉駅新幹線口
住所:福岡県北九州市小倉北区浅野2-18-18(JR小倉駅より徒歩5分)
電話:093-541-10457
特記事項:朝食のカレー



| 日常の話題 | 20:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

宿泊帳簿59.小倉 大成旅館

DSC_0051.jpg

小倉駅周辺は再開発され洒落た雰囲気がある一方で、昭和の風情を色濃く残す雰囲気もある。特に小倉駅南口の京町アーケード界隈は古い店舗が密集していて実に興味深い。



DSC_0046.jpg

そんな小倉駅前に名旅館あり。

駅から歩いて5分ほどの場所にある大成旅館を利用した。新旧が混在した飲食店が密集して立ち並ぶ一角にあり、もちろん「旧」の部類に属するのだがここだけ時が止まっているかのように異彩を放つ外観である。



DSC_0044_20170815202713f6a.jpg

DSC_0045.jpg

DSC_0043_201708152027210fc.jpg

玄関を開けると突き当たりが厨房になっていて、ここで受付をすますと宿主らしき親父さんが部屋まで案内してくれた。なるほど、歴史ある旅館らしく、いくつもの階段があり部屋の形も向きもバラバラでまるで迷路のようである。私の部屋は3階で一応部屋番号がふってあるのだが、初訪であれば宿主の案内がなければ自分の部屋を探すのも一苦労するだろう。

襖と土壁で仕切られた客室は鍵がかからず、完全なプライベート空間を求める人には不向き。掃除はされているものの、やはり経年劣化もあってお世辞にも綺麗とは言えない。その代わり、何故か冷房だけはガンガンに効いていた(決して新しい機種ではない)。

個人的なお気に入りは通りに面した部分。障子を開けるともう一枚ガラス窓がある。外側には一応転落防止の柵はついているものの、窓を開けて見下ろせばすぐそこは商店街の通りである。障子とガラス窓の間は一段高くなった廊下のようになっていて、ちょうど人が腰掛けるのに最適な高さなのである。このような構造を建築学的に何というのか分からないが、雨の日に洗濯物を干したりするのに重宝するのだろう。

宿から歩いて1分ほどの場所にある「酒房 武蔵」で最高の時間を過ごし、十分満足したのですぐに部屋に戻った。ちょうどこの日は小倉駅周辺で「わっしょい百万夏祭り」が開催されていて、眼下の商店街を眺めると多くの人で賑わっており、遠くからは神輿の掛け声も聞こえてくる。窓際に腰掛けて祭りの賑わいを眼下に眺め、そして夜風に吹かれながら名居酒屋の余韻に浸った。

これぞ日本の夏。

贅沢極まりないひととき。

最高の夜になった。



DSC_0057.jpg

大成旅館は格安の宿泊料金でありながら、朝食までついてくる。内容はご覧のとおりの少々寂しいものだったが、その中で大ぶりの辛子明太子の存在が引き立つ。さらに御櫃のご飯は何杯でもおかわり自由ということで、明太子だけで何杯でもご飯が進んでしまうから不思議だ。結局、御櫃のご飯はすべてたいらげてしまった。それを見た朝食担当の女将さんが「ご飯足りてますか?足りなかったらいくらでもありますから」というので、「十分いただきました。美味しかったです。」と礼を言って朝食を終えた。

帰り際に尋ねると、旅館の創業は昭和30年代初期ということだ。昭和28年創業の居酒屋「武蔵」と共に、小倉の街の歴史変遷を見届けてきたのだろう。耐震規制や消防法の関係もあって、今の時代に同種同等の宿を新しく建設するのはまず不可能だろう。幸いにも宿主や厨房を仕切る女性陣達は皆元気で、建物は古いながらも全体に活気がみなぎっている。さらに昨晩なんかは私以外にも一定の宿泊者がいて、決して寂れている様子は一切なかったのは嬉しいかぎりである。


小倉競馬を楽しんだ後は、武蔵で飲んで大成旅館で眠る。


小倉を楽しむ最高の組み合わせがが確立した。


長く続いてほしい小倉の名旅館である。





<2017.8.5宿泊>
(1泊朝食付¥4,320 楽天利用)


■ 大成旅館
住所:福岡県北九州市小倉北区京町1-2-18(JR小倉駅より徒歩5分)
電話:093-521-0807
特記事項:昭和30年代創業の古宿、朝食の明太子&白飯

| 日常の話題 | 19:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT