ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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宿泊帳簿75.名古屋 フラワーホテル本館

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先週の土日は名古屋に行く用事がありました。記録を紐解くと前回名古屋を訪ねたのはナゴヤドームで行われたB’Zのライブとあります。このように何かのイベントで名古屋を訪ねたり通過することはあっても、名古屋の街をゆっくり訪ね歩いた記憶は全くありません。西日本から距離はあるものの比較的気軽に行ける都市であること、そして名古屋は他の都市に比べて惹きつけられる物件が今いち浮かばず、わざわざ訪ねるきっかけが無かったのです。今回も活動に充てる時間はほとんどなかったのですが、それでも久しぶりに名古屋の地に降り立つことができて良かったです。広島から先は新幹線を利用しましたが、この日の夜には新横浜~小田原間で痛ましい殺傷事件が発生しました。




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名鉄名古屋駅や商業ビルが密集し繁華街の栄にも通ずる繁栄する東口に対し、反対側の太閤通口は古めかしくやや寂れた商店街が目立ちます。今回利用した名古屋フラワーホテルはその太閤通口から徒歩一分という好立地にあります。実際には徒歩一分かからず、ほとんど駅に隣接しているといっても過言ではありません。





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14時過ぎには名古屋に到着し、夕方からの用務に備えて荷物を預けるつもりでホテルに行ったのですが、既に部屋の準備ができているからと16時のチェックイン開始前ですが特別に部屋に通してもらいました。3階の駅側の客室に通されたのですが、窓を開けるとちょうど新幹線ホームとホーム上のきしめん屋が等高で目の前という眺望で、ひっきりなしに発着する新幹線を観察することができます。しかしあまりまじまじと観察しているとホームで待っている客や新幹線内の乗客と目が合ってしまいますので注意が必要です。荷物整理と身支度を冷房の効いた涼しい部屋で済ますことができたのには助かりました。客室全体や設備の古さは否めませんが清潔に保たれており快適に過ごすことができます。枕元のコンセントに冷蔵庫に自己制御可能なエアコンにと私が客室評価で重視するポイントがすべて抑えられておりまったく不満はありません。名古屋駅至近で一泊素泊5,900円という安さも魅力です。


<2018.6.9宿泊>
※楽天トラベル利用 一泊素泊5,900円


名古屋フラワーホテル本館
愛知県名古屋市中村区椿町15-4
052-451-2222
特記事項:名古屋駅目の前
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| 日常の話題 | 10:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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超久々のキャンプ泊 @山口・長門

ここ数日の気温は、日中こそ上がるものの朝晩は涼しい日が続いています。そしてこの週末は連日晴れの予報が出ており、梅雨入り前の初夏の緑鮮やかな今の時期はキャンプをするには絶好の季節です。最近すっかりご無沙汰になってしまい、記録を紐解くと前回キャンプをしたのは二年前の北海道・上士幌とあります。車を所有してからというもの車中泊する機会が圧倒的に多くなり、手間と時間のかかるキャンプは長いこと敬遠していたのです。しかしどういう風の吹き回しか不意にキャンプをしてみたくなり、比較的近場ではありますが山口方面へ向けて旅立ちました。


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午前中に益田を発って萩までは県道を、その先の長門までは国道191号を快走します。昼過ぎには長門に着いてしまったので、その先の角島大橋まで足を伸ばします。過去に三度ほど訪ねていますが、快晴のこの日は海の青色と白い砂浜が誠に美しく、まるで沖縄の海のようで過去最高の見栄えでした。角島大橋はここ数年で広く知れ渡るようになり、近隣の元乃隅稲荷神社とセットで訪れる客が多く、特に九州ナンバーの車が目立ちました。



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来た道を引き返して本日の目的地である千畳敷野営場に到着します。千畳敷は高台に広がる日本海を一望できる展望地なのですが、一帯の芝生広場は野営場を兼ねているのです。このとき時刻はまだ15時で景色目当ての一般のお客が多数いましてこの中でテント設営をするのは結構勇気が必要で1時間近く迷いながらうろちょろしていたのですが、先客のテントが一張り合ったことと別の客がテントを張り始めたこともあってその流れに便乗してテントを張りました。因みに料金は利用人数で異なり1人の場合は一泊500円と格安。予約は不要で展望台の一角にあるカフェで料金を払います。



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サイトへの乗り入れは禁止ですが駐車場から然程遠くなく不便はありません。広大なフリーサイトなので好きな場所に自由に張れますが、テーブルとイスが設置されている付近が平らで一番高くなっていて張りやすいです。設備面では炊事場にのほかに綺麗なトイレが完備されていて、眺望面では展望台にもなっている高台からは日本海と山なみを一望でき風力発電の風車が回るという抜群の景観で申し分のない野営場と言えます。

超久々のキャンプということで少々設営に難儀しましたが、どうにか張り終えて今夜のねぐらを整えました。設営後は長門市街のフジスーパーにて買い出し、さらに黄波戸温泉に立ち寄り汗を流します。




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キャンプ場に戻る前に東後畑の棚田を訪ねます。日本海に面した山の斜面が棚田になっていて、漁り火が灯る日本海を背景に高台から棚田を俯瞰するという構図です。名の知れた有名撮影地のようで一般観光客のほか三脚を据えた本格的なカメラマンも多数いました。薄暮の時間帯から暫しの間滞在しましたが、烏賊釣り漁船の操業数が少ないようで、海に灯る漁火はわずか2つと少々寂しいものでした。



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すでに暗くなった千畳敷に戻ると昼間の賑わいはとうに過ぎ去り、キャンパーたちが各々で夜の宴の真っ最中といった雰囲気でした。今晩は味付ハラミ肉と鹿野ファームのソーセージに野菜ミックスという焼肉を献立の中心とし、玉子豆腐と大葉入り鯵フライ、チューハイ二本で晩酌を始めます。満天の星空の下で肉が焼けるのを待ち、涼しい風に吹かれながら酒を飲む…。なんて幸せなひとときでしょうか。最近以前にも増して一人でいる時間が好きになり、仕事の時間が苦痛なのはもちろん、家族と一緒にいる時間すら苦痛に思えてきました。日常の中で唯一心落ち着く時間は土日休日と、通勤途中の自動車の中だけという病みっぷりです。久々に旅人としてのDNAが呼び起こされたような気がしました。



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翌朝は早朝4時半には起床。他のキャンパーと挨拶を交わしながら身支度と撤収をぼちぼちと進めていきます。なんだかんだで千畳敷を出発したのは9時頃。その足で秋吉台まで足を伸ばして爽快ドライブを噛ませての帰宅となりました。

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宿泊帳簿75.米子 ホテルアジェンダ本館

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米子の飲み屋街である朝日町は米子駅からやや距離があり、駅周辺に集中しているホテルからはやや不便なのですが、今回利用した「ホテルアジェンダ本館」は飲み屋街に隣接した公会堂前交差点のすぐそばに建っており、車利用で米子を訪ねて夜飲みに出るという場合にはすこぶる便利なホテルです。




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シモンズのダブルベッドに自己制御可能なエアコンに広めのユニットバスと、身体が大きく暑がりな私にとっては嬉しい設備が整っています。今回はホテルに着くなり飲みに出てかなりいい気分で帰って来たのですが、そのままベッドに倒れ込むように寝てしまい結局着替えもせず風呂にも入らずにそのまま朝を迎えてしまいました。帰室した際に虚ろな記憶ながらテレビと冷房をつけたのは覚えているのですが、そのテレビの音と18度に設定された冷房の寒さで目が覚めてしまいました。ほとんど寝るだけのホテル滞在でしたが、特に不便を感じることはありませんでした。

因みに一泊素泊まりで5,000円。駐車場は無料、朝食のパン・コーヒーのサービスがあります。







<2018.5.27宿泊>
※じゃらん利用 一泊素泊5,000円


ホテルアジェンダ本館
鳥取県米子市冨士見町2-160
0859-34-7221
特記事項:駐車場無料、飲み屋街至近

| 日常の話題 | 15:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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呑処巡礼 二十九番 ~米子 大衆料理 こがね

島根と鳥取は互いに接する隣県でありながら、島根の最西端に暮らす身分としては鳥取という土地はとにかく遠いというのが印象で、特段用事がないので訪ねる機会というのもほとんどありません。今回は土日を利用した小旅行ということで金曜日に二時間ほど休みを取りその足で米子まで移動、土曜日は新緑鮮やかな大山周辺を駆け巡り、日曜日は出雲で毎年恒例の「スサノオの里スーパー神楽」見物という活動を組み立てました。こうして滅多にない「米子で飲む」機会を得たわけです。



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米子には過去に二度ほど宿泊したことがあるのですがその時は米子駅周辺に宿を取り、何の予習もせず駅周辺の居酒屋を巡ったのですがたいした収穫もなく惨敗に屈した経験があります。その教訓を生かして今回は事前調査を行ったうえで米子に乗り込んだのですが、米子の繁華街というのは駅からやや離れた公会堂裏手の朝日町界隈であることを事前調査を通じて初めて知りました。この事実こそが普段米子に縁がない何よりの証左だと思います。職場のある浜田から米子までは途中高速を利用しても約3時間を要する長丁場で、18時半頃に米子に到着してホテルに投宿。荷物を放り投げて行き着く暇もなく朝日町界隈に繰り出し、事前調査で気になっていた「大衆料理 こがね」の暖簾をくぐります。

厨房に立つパンチパーマの店主と四名ほどの女性従業員が温かく迎えてくださいました。10席ほどのカウンターには先客の独酌が一名、同時入店の二人組、そして私という構成で余裕で着席できました。但し直後から立て続けに入店があり15分もしないうちにカウンターは満席。個室の小上がりもほぼ埋まるという盛況振りです。店に入る前、紫色の暖簾に書かれた店名のすぐ下に「魚鮮」の文字が刻まれ、さらに店先の「本日のおすすめ」には海鮮がずらりとならんでおり海鮮への期待を持って入店したのですが、これが全く大当たりでした。目の前のショーケースには石鯛に鯵に飛魚にと初夏の魚がずらりと並んでいます。さらには手書きの品書きが厨房の隅から隅まで貼られていて何を食べてよいやら迷うほどで、お通しの和え物といいちこの水割りでちびちびやりながら組み立てを考えます。



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まずは「本日の魚」から五種を選抜して刺身の盛り合わせにしていただきました。好きな魚種を指定することも可能で、鯵と銀さけは必須として頼みあとはヒラマサに烏賊につぶ貝がのります。境港沖の日本海は震災で被災した三陸に代わって銀さけ養殖が始められたところで、「境港サーモン」という言葉を頻繁に見聞きするようになりました。鳥取の地酒「久米桜特別純米八郷」とともに食します。


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見た目は若干怖そうな店主ですが、実際はとても丁寧で物腰が柔らかく、お客が品書きを眺めていると「今日は○○が美味しいですよ」とか「○○がお勧めですよ」とか結構グイグイと勧めてこられます。自分が見定めて買い付けた魚介に余程自信があるのでしょう。その店主に強く勧めらてて頼んだのがニイナ貝の塩ゆで。苔がびっしりへばりついた非常に小さな巻貝ですが、小ぶりな身ながらも濃厚な味わいで磯の香りがぷんぷん漂い酒との相性は抜群だと思います。またそれを凌ぐ美味しさだったのが自身の直感で発注したあごフライ。淡白で薄っぺらく若干旨味に欠けるというのが飛魚の味の印象ですが、身に大葉が挟まれた状態で揚げられていることで味が引き立ち、これに濃厚なタルタルソースをたっぷりとつけて食べると凄まじく美味いのです。



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これだけ食しても腹にはまだ十分余裕があり、その後は一度海鮮を離れて自家製牛たたき、再び海鮮に戻り自家製海鮮グラタン、最後にパリパリ羽根つきのいわしぎょうざを発注し、一時間半ばかりの滞在で店を後にしました。焼酎や日本酒にはじまりその他にもサワーを四杯ほど飲み干し、店を出るころにはかなりいい気分になっていました。

結論から申せば、米子へ来たならぜひ訪ねてほしい推薦できる一軒です。てきぱきと注文を裁きながらもお客への気配りや声かけも忘れない物腰柔らかな店主の仕事ぶりは非の打ちどころがなく、店内にずらりと書き記された手書きの品書が店主を見事に体現しています。自らも魚を獲りに行くという店主により目利きされた鮮魚を使って供される料理はどれも美味しく、これには脇を固める女性従業員の活躍も陰ながらに光っていると見えます。また店からのサービスとして途中で枝豆の塩ゆで、最後にあら汁をいただきました。またこれとは別に来店直後にはビール一杯サービスするとの申し出がありましたがビールが苦手な私はこれを断り、さらに腹が一杯だったのであら汁と同時に勧められたグリーンピースご飯は丁重に断りました。このように頼まなくてもサービス品がどんどん出てくるのもこがねの特徴です。店内は活気があって明るく雰囲気は申し分ありません。店主のグイグイくるお勧め攻勢も決して嫌味なものではなく、この店の名物ともいえるでしょう。サービス品が多いのもお客に美味しいものをたくさん食べていってほしいという店主の心意気ではないでしょうか。






<2018.5.24訪問>

・久米桜特別純米八郷(鳥取)
・いいちこ(大分)
・ライムサワー×3
・カルピスサワー
・海鮮と野菜の和え物(お通し)
・刺身盛り合わせ(鯵・銀さけ・ヒラマサ・つぶ貝・烏賊)
・ニイナ貝塩ゆで
・あごフライ
・自家製牛たたき
・自家製海鮮グラタン
・いわしぎょうざ
・枝豆塩ゆで(サービス)
・あら汁(サービス)



大衆料理 こがね
鳥取県米子市朝日町64-2(JR米子駅より徒歩約20分)
050-5872-3482
17:20~22:30
日曜定休

| 日常の話題 | 21:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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宿泊帳簿74.倶知安 ナンコウホテル倶知安

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現在の函館本線の前身として、北海道鉄道が函館~南小樽間を敷設したのが明治37年。倶知安駅の開業も同年となりますが、倶知安駅前に構えるナンコウホテルの開業もなんと明治37年。現代的な建物に生まれ変わった現在では想像もつきませんが、倶知安機関区や胆振線が現存し優等列車が行き交っていた当時はさぞかし賑わったのではないでしょうか。

ニセコ・羊蹄界隈の玄関口としての役割を担うに相応しい駅舎と広大な構内を構えながら、短編成の普通列車のみが発着する通過駅に成り下がってしまった倶知安駅ですが、あと20年もすれば北海道新幹線が延伸されるはずです。現状駅周辺の賑わいは今ひとつである印象は否めませんが、倶知安は全国一地価が高騰している地域であるとも聞きます。新幹線の開業によって駅前はどのように変貌するのでしょうか。老舗のナンコウホテルとしても寄せる期待は大きいものと想像します。



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旅の疲れとコインランドリー利用を充て込んで9日間の活動中日に2泊利用しましたが、そもそもコインランドリー設備がないということで私の調査不足が露呈した格好になりました。館内や客室は良くも悪くもこれといった特徴のないビジネスホテルですが、ぐっすり眠れましたので特段不満はありません。今回は駅とは反対側の客室で建物の間から羊蹄山が見える眺望でしたが、駅側の客室なら倶知安駅とニセコの山々の眺望を楽しめそうです。駅からは徒歩1分と近く無料駐車場も完備。スーパーや飲み屋街の都通も徒歩圏内なので不自由することはありません。





<2018.5.2~3宿泊>
※楽天トラベル利用 一泊素泊5,000円


ナンコウホテル倶知安
北海道虻田郡倶知安町南2条西3丁目
0136-22-0237
特記事項:倶知安駅・飲み屋街至近

| 18年GW/北海道 | 21:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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