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ニッポン風めぐり紀行

各種旅行記、バイクツーリング、乗りものレポ、老舗旅館や街道探訪など、『旅に生きる日々』を綴るブログです。

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魅惑のレーパーバーン(下見編)

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ドイツの主要駅に必ずと言っていいほど入居している物件として、インビスやサンドを売る持ち帰り系の飲食店、ステーキやアジア料理など店内食事用の飲食店、スーパーマーケット、ドラッグストアなどが挙げられます。持ち帰り系の飲食店はフランクフルトやベルリンで散々利用してきたので慣れたものですが、自身の経験値を上げるべく「ドラックストアで買い物をする」というのに挑戦してみたくなりました。ちょうどアルトナ駅に「ROSSMANN」というドラックストアが入居していたので、30分ばかり店内を物色し菓子とヘーゼルナッツを調達しました。品揃えは日本のドラックストアとほぼ同じなので戸惑うことはありません。ただレジは日本と異なり、まず従業員は椅子に座ってレジ操作と会計をします。客は購入する商品をベルトコンベアに乗せておけば、前の客の会計が終わり次第従業員がベルトを操作して手元に商品を流してバーコードをスキャンしてくれます。ドイツは基本買い物袋はなく袋詰めも自分でしなくてはならないので、スキャンが終わった商品はすぐさまその場でマイバッグに詰めなければなりません。同時に会計もせねばならないので、悠々と座って仕事をする従業員とは対照的に、客はレジ周りでやることが多くて結構忙しいです…。



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アルトナ駅からUバーンで移動してハンブルク髄一の繁華街「レーパーバーン」にやってきました。「レーパーバーン」とは大きな通りの名称ですが、車通りの激しい道沿いには風俗関係の怪しい店も多数乱立しており、非常に怪しい雰囲気があります。まだ昼間なので何とも言えませんが、夜になるとこのあたり一帯はネオン街となりたいそう賑わうのでしょう。その中でも特筆すべきはヘルベルト通りのいわゆる「飾り窓」です。ガラス張りの部屋の中に下着姿の女性が座り、セクシーなポーズをしたりして道往く男性陣を誘うのです。全長100mにも満たない短い通りですが、その両端には壁が建っており、女性や子どもは入れないようになっています。私も興味本位で一往復してみましたが一店舗だけ営業しており、ほとんど裸同然の下着姿の女性がガラスをガンガン叩いて結構強引に私を勧誘してきました。夜になるともっとすさまじい光景が見られるのでしょうか…。ここは夜に再訪する必要がありそうです。
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| 18年12月/ドイツ | 21:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハンブルク・アルトナ駅

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ハンブルク中央駅で下車し、駅近くのホテルに荷物を預けて活動を開始します。ベルリンから乗車したICE806は実はベルリン中央駅が終点ではなく、郊外の「ハンブルク・アルトナ駅」が終点となります。これはアルトナ地区に大規模な車両基地があることが理由のようで、ハンブルク方面行の長距離列車のほとんどが「ハンブルク・アルトナ行」であることは事前学習で私も把握していました。スーツケースを預けたかったのでハンブルク中央駅で止むなく下車しましたが、身軽になってまず向かうのは勿論ハンブルク・アルトナ駅です。「長距離列車の発着駅」と聞くだけで興奮を抑えきれません。ハンブルク・アルトナ駅はハンブルク中央駅からSバーンで10分程度の距離にあるのですが、Sバーンのどの路線に乗っていいかよく分からず、さらにホームの路線図で調べていた変なおっさんにからまれたりして酷い目にあいながら、結局到着まで1時間ほどかかるという交通趣味人としてはあり得ない失態を犯してしまいました。


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Sバーンに乗ってアルトナ駅に到着する直前、十何線もの線路を弧を描くように橋梁で跨ぎました。そこから高度を下げて跨いだ線路と並走するとやがて長距離列車専用の地上ホームが見えてきました。Sバーンはさらに地下へと潜って地下ホームに到着するのですが、長大なプラットホームを要する長距離列車専用ホームに思わず目を奪われました。実際に長距離列車専用ホームに向かってみると、頭端式のホームは12番線まであり、各ホームはゆうに300mはあろうかという長さ。この時間帯は発着する列車はありませんでしたが、ICEや国際列車といった長距離列車が多数発着するようで、時刻表を見る限り稼働時間の中心は夜間のようです。ホームの先まで歩いてみましたが、ホームが途切れたその先の線路は複雑に交差し、頭上には高圧電線が張り巡らされ、数えきれないほどの列車信号が灯っています。いかにも長距離列車発着駅らしい独特の風情があり、小一時間程度の滞在で一気にアルトナ駅の魅力に吸い寄せられてしまいました。列車の発着がピークを迎える夕暮れ時や夜間に再訪する必要がありそうです。

| 18年12月/ドイツ | 20:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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(五日目) 元旦早々の大移動

◆2019年1月1日 ハンブルク周遊

昨晩は結局深夜二時頃に寝床につきました。年が明けても花火や爆竹音は鳴りやまず、部屋の中にいても聞こえてくるので気になって仕方ありませんでした。しかしながら元旦も次なる都市への大移動があるためまだ暗い朝6時半には起床。丸二日間滞在したベルリンの街を後にします。街の規模が大きすぎて隅々まで見尽くしたという気持ちは微塵もなく、複雑な交通体系も結局あまり理解できなかったのが心残りですが、またこの街を訪ねる機会があるなら、さらに時間をかけて掘り下げたいところです。


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ベルリン(08:38)→ICE806→ハンブルク(10:21)

元旦の朝のベルリン中央駅。流石に利用客は少なく、駅構内の店も閉まっているところが多く閑散としていました。あれだけ花火で大騒ぎしていたのですから、皆さん疲れ切っているのでしょう。一方の私はベルリンを離れ、ドイツ第2の都市である北部のハンブルクへ向けて大移動を敢行します。ベルリンからハンブルクまでは約280kmほどの距離なのですが、直通のICEにより約1時間半で移動が可能です。利用したICEもベルリン発ハンブルク行でしたが、ベルリン中央駅を出発してベルリン郊外の一駅で乗車使いをする以外はノンストップで走り抜けるというすごい列車でした。ベルリン~ハンブルク間には大きな街が存在せず、日本でいうところの宗谷本線のような大平原の中を猛スピードで突っ切っていきます。車内の速度表示では私が確認できた限りでは229km/hが最高でした。これまで曇天続きのドイツでしたが、北へ向かうにつれて雲が次第に薄くなり、時折雲の隙間から日が差すようになりました。乗客は非常に少なく一両に数名程度という快適な車内の中、静かで落ち着いた雰囲気の中で移動できるのはこの上ない幸せですが、新年を迎えた朝に初日のご来光を目の当たりにできたのは幸運としか言いようがありません。



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こうして無事にハンブルク到着。本活動で最も楽しみにしていた都市・ハンブルクでの活動がいよいよ始まります。

| 18年12月/ドイツ | 20:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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宿泊帳簿100.ベルリン Hotel Märkischer Hof

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宿泊したホテルを批評する「宿泊帳簿」もついに100軒目に到達しました。全国各地のビジネスホテルや旅館に泊まり歩いてきましたが、まさか記念すべき100軒目が海外のホテルになるとは予想もしていませんでした。できれば国内のホテルで100軒目を迎えたかったのが本音ですが、こればかりは仕方ないですね。

ベルリンでのホテル探しは難航しました。ベルリンでは2泊を予定していて、SバーンもしくはUバーンの駅に近いベルリン中心部のビジネスホテルを探したのですが、格安のゲストハウスか高額なホテルしか空きがなく、手ごろな料金のホテルは郊外にしかありませんでした。特に31日は私のようにベルリンで年を越そうとする人で賑わっているのか特に空きが少なく、さらに空室のあるホテルは軒並み3~5万円という高額な料金設定なのです。そんな訳で二週間ほどほぼ毎日空室検索を行い、出発の二週間前になって漸く見つけたのが表題のホテルです。「メアキシャー・ホーフ」と読みます。

ベルリン中央駅からはUバーンで2駅ほど。市電トラムの駅もすぐ目の前にあって出かけるには便利でした。1階がケバブ屋になっているほか、近隣にはハンバーガー&ヴルストの店やキオスクみたいな売店もあって食料調達には不自由しませんでした。建物や客室は「古き良き欧州様式」といってしまえば聞こえはいいのでしょうが、薄汚い簡易宿所のような雰囲気で、勿論部屋には鍵はかかるのですが人通りの多い都市部のちょっと治安の悪そうな一帯にあったので、最初から最後まで治安上の不安が常に頭の中にありました。特に被害はありませんでしたが…。ホテルは夜遅い時間になるとオートロックになり、鍵を持った宿泊者以外は出入りできないはずなのですが、一泊した次の日の早朝にホテルを出発しようとすると、5~6人くらいの若者が折り重なるように階段で寝ていたのには本当に驚きました。


<2018.12.30~2019.1.1>

一泊素泊(一泊目:€75.05、二泊目:€113.05)
※楽天トラベル利用


■ホテル メアキシャー ホーフ(Hotel Märkischer Hof)
Linienstr. 133, Mitte, ベルリン, 10115, ドイツ -

| 18年12月/ドイツ | 23:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ベルリンで年越し

◆2018年12月31日 ベルリン探訪


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年越しの雰囲気を味わうべく、新年まで残り30分というところでアレクサンダー広場を再訪し、そのまま此処で新年を迎えました。外国で年を越すのはもちろん初めてのことで、外国の年越しとは一体どのような雰囲気なのか興味があったのですが、日本とはまったく異なる少々危険な年越しとなりました。

地下鉄の最寄り駅から地上階に上がる時点で、既に花火や爆竹の音が聞こえてくるのが分かりました。これも発破頻度がこれまでの比ではありません。アレクサンダー広場には年越しを祝おうというベルリン市民が大勢集まっていて、花火や爆竹に火をつけてそこかしこで発破させるという狂乱沸騰の異様な雰囲気でした。アレクサンダー広場には市電の軌道が通っているのですが、人々の多くは広場の隅の方に身を寄せるか建物や構造物の壁際に立つなどして身を守り、そこから主に市電の軌道に向かって花火や爆竹を投げるのです。暗いこともあって何処から花火や爆竹が飛んでくるかわからず、広場内をうろうろするのは非常に危険を伴いました。

私も最初はベルリン市民の気の狂いようが理解できず、なぜ危険な雰囲気であるにも関わらず警察は取り締まらないのかとなのかと不思議に感じていたのですが、よくよく観察してみるとこれらは一部の若者の危険な馬鹿騒ぎの類ではないのです。もちろん若者のグループもいますが家族連れも決して少なくなく、小さな幼児やお年寄りまでもが花火を楽しんでいるのです。彼等は友人単位や家族単位で花火や爆竹を袋買い・箱買いし、年越しの前後で一気に打ち上げるのです。本当は取り締まりの対象なのでしょうが、警察がひとつひとつ取り締まれるといったレベルではないため、警官もいるにはいるのですがほぼ放任状態で、何かトラブルがあれば出動できるようスタンバイしている程度です。




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カウントダウンのようなものはなく、皆がそれぞれスマホで時間を確認しながら花火や爆竹を打ち上げる感じなのですが、残り1分のところから徐々に発破音が激しくなっていくのが目に見えて分かり、年越しの瞬間を迎えると雰囲気は最高潮に達しました。一年のうちで一夜限りの年越しの瞬間を、皆で盛大に祝おうとする文化なのでしょう。ドイツ人は勤勉で真面目な印象があり、このように馬鹿騒ぎするような姿はあまり想像できなかったのですが、一年に一度のこの日だけは心の中に眠る狂乱欲が覚醒され、人々は何かに憑りつかれた様に豹変し思いっきり羽目を外して騒ぐのでしょう。ただその光景は打ちあがった花火のように一瞬一夜限りで、夜が明けると普段の生活に戻るのでしょう。そう考えると、ベルリン市民がこの一夜に駆ける思いの強さも分かるような気がしました。日本人が『紅白歌合戦』をみて一年を締めくくり、『往く年、くる年』を見て静かに年を越すのとはまったく正反対なのも興味深いですね。

| 18年12月/ドイツ | 22:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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